天気 晴
戻り梅雨、とは言うけれど、戻り猛暑などとは言わない。でも、立秋過ぎて戻った猛暑続きは、そういう季語にしても良いのではないかしらん?とにかく、立秋の翌日だったかの朝は少し涼しいと思ったものの、昨日も今日も熱帯夜が明けると猛暑。
上の写真のように、朝の空は少しだけ澄んで見えるものの・・南側のラウンジからの富士山は見えないままだった。
今日は、台風が岩手三陸海岸に上陸したという。台風というのは、滅多に東北から北へ上陸などしないものだった。もう、私の知っている天気のジョウシキなんてめちゃくちゃ。
パリ五輪も昨日で終わった。日本選手の活躍は素晴らしいもので色々楽しませてもらったけれど・・考えれば、ロシア不在。ウクライナも全力を出してはいない。おまけに、オリンピック村の宿泊設備は食事は不味いしエアコンはないし・・という環境を事前に知ってか、日本は最善の準備をしていったのだそうだ。美味のフランス料理は、恥をかいた。やはり何でもありの日本食の方が上をいくのですよ。
メダルに貧富の差の出た大会だった、と、どこかで読んだ。何だか、申し訳ないような・・でも、日本は高級ホテルを借り切った訳ではない。
パリの街の歴史的な建物をふんだんに見せてくれる競技の映像は、楽しませてもらえた。やっぱり「花の都・パリ」、という印象は見る人に残ったはず。でもセーヌ川は大失敗だったようで。やっぱり、大都会の下水道と繋がった川は泳げるようにはならないだろう。隅田川だって、う~ん、と東京都ですら考えてしまうだろう。飼主が犬の「落とし物」の始末を全くしない市民、タバコの吸い殻を道端にも川へも捨てて平気な市民。命がけで泳いだ選手が気の毒でならない。
昨日見たYouTube、日本に10年勤務してオリンピックをきっかけに帰国したフランス人の話を見てしまった。簡単に内容を言うと、日本の暮らしがあまりにも清潔でインフラが素晴らしく、治安もサービスも快適だったので、パリの暮らしにイライラが募るばかり、とのこと。
日本で暮らし始めていちばん違和感のあった「靴を脱いで室内へ」が、帰国したらいちばん非衛生的で信じられないフランス人の暮らし、と思うようになったそうだ。
外から帰ったままの靴で暮らすくつろぎの居間の床で、子供はハイハイをする。床の玩具をそのまま口へ運ぶ、テーブルを拭いたダスターで床を拭く。日本で言えば布巾と雑巾は兼用。ということ。「最後は洗うからいいでしょ」となるのだそうだ・・日本人には信じられない。この話、以前、「フランス暮らしの日本人妻」の話として聞いたときはその家だけかと思っていたけれど。
ネズミの出る地下鉄、ゴミだらけの舗道、汚い公衆トイレ・・
だから、日本に10年も住んだこのフランス人は、また日本へ帰りたい・・と。
こんな話、うんざりするほどYouTubeには載っている。最初はフェイクかと思ったが、結局は40年以上前に私の行ったパリは、今も変わらない、ということなのでフェイクではない。経済的にはアジアの中ですら最低になってきたようだけれど、暮らしやすい清潔な日本を、もっと自慢してもいのではないだろうか。
今日の午後は、ボランティアの合唱団が来て、歌を一緒に。

カラオケ好きの所長が転勤になり、時々カラオケ大会などしてうんざりだった。その所長が転勤になってほっとした。
「ふるさと」を歌へば秋へ近づくか KUMI