KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

八月よ早く終われ

2024年08月24日 | 俳句
天気 曇がち

涼しい朝顔の写真でも、と思ったが見つからない。毎年咲かせていたのだから写真はたくさん撮ったつもりなのに・・で、ボケたツリフネソウの写真が出てきた。どこで撮ったっけ?

昨日は朝から病院で、再開した免疫療法の点滴とそのための検査やら心臓のエコー検査やら・・
いつものことだが採血も点滴も血管へ注射針の「納まる」までの経過が長い。刺しては抜き、またやり直し、採血は1回のやり直しで済んだものの、そこに至るまで随分時間をかけたようだ。点滴も、始めるまで血管を暖めて、それでもまだ成功せずに温めなおして・・真夏でこれなのだから、寒くなったらブスブスと針の痕だらけになる。痛いよ~ ばあばは時々泣いてるよ、声を出さないだけで。

昨日は、私が最後まで色々と始末した姉の命日だった。と、病院へ着いてから思い出してしまった。「最期」ではない「最後」までの始末だ。独身者の最後は、墓へ納めたあと、すべての資産を、ゴミ一つに至るまでの処分をして終わる。「亡くなった者の最後の始末が終りました」は、そこまでを言う・・と私は思っている。「終活」なるものを100%していなかった姉は、呑気に83歳でサヨナラしたけれど、私の今と同じ年齢?あ~イヤだいやだ。
8月は我が家も日本も忌日ばかり。若かった身内だけでも5日も忌日があり、それに日本人が国を挙げて合掌したくなる忌日も多くて。姉の忌が終ればこれでおしまい。あとは9月を待つばかりだ。

で、落ち着いたら姉をモデルにして「お一人さまの終活の在り方」でも書いてみようと思っていたけれど、その2年後には夫が病気になり、病弱な私の「終活」が来てしまった。でも今は、お一人さま用の終活のヘルプをする団体などが色々とあるらしい。
ほんと、大事なことなのです。姪たちが色々助けてくれたりして何とかなったけれど、もう大変。思い出したくもない。

教訓。お一人さまでなくても、公正証書の遺言状は必ず作っておきましょう。え?かかる費用と時間がもったいない? 何をおっしゃいますか。認知能力のある時にやっておいて、面倒回避が一番です。最期まで認知症にならないと自信がありますか?
うちの子供たちは仲がいいから旨く相続してくれるでしょ、と思っている?とんでもない、親が居なくなったら兄妹は他人の始まり・・かもしれませんよ。私はそんな事例をたくさん見てきました。

昨日の夕刻の、西の空。鉄塔の右に富士山のある風景。無論、見えなかった。

来週は大型台風が列島を襲うという。8月には良いことの起こる気配はない。

列島を覆ふ台風来るといふ  KUMI
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする