KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

遠のく秋晴

2024年08月29日 | 俳句
天気 曇のち雨

写真は、ここへ入居する直前のファイルにあったので、多分、散歩の途中に見つけたイヌタデ(大きな赤まんま)。一面の青空なんて、暫く見ていない。
巨大台風はやっと九州に上陸し、普通ならそのまま列島を2日くらいで駆け抜ける。でも、今回は9月までのろのろと列島に居座るという。巨大過ぎて、今年の弱い偏西風に旨く乗ることが出来ないのかもしれない。秋雨前線が、もう列島に横たわっているし・・8月はどうせ良いことなんかない、と思っていたが、ほんと、最悪。
青空も見えないし、最近は窓の外を見ていても蜻蛉も飛ばない。今頃は、アキアカネが山から下りてくる頃・・もっとも、猛暑では蜻蛉だって避けたくなるだろう。上の写真と同じ頃に撮った、千日紅の写真、蜻蛉はまだ色のつかないアキアカネだと思う。
 

昆虫のことは花ほどにはあまり詳しくない。もっとも、花にしても知っているのは歳時記の範囲くらいでしかないけれど。

台風の出水や大風で、収穫前の稲はどうなるのだろう・・と心配になる。街では、小売り(スーパーも)の米が売り切れになっているのだという。
異常な猛暑やあちこちの災害があったりで不安を煽られた人々が、いつもなら5㎏単位で買っている米を、10㎏単位で買い溜めしたりで店から一時的になくなったのだろう。大阪の知事が国へ「備蓄米を放出せい」と詰め寄っているけれど、ちょっとそれは・・と思ってしまう。買えなくて困っている人は居るかもしれない。でも、一時的買い溜めをしている人たちのせいで不足しているのなら、もうすぐ解消する筈。
買えなくて困っている人は、別の主食でガマンするか、お隣さんへ米を借りに行けばよい。すぐ新米は出回るのだから・・それこそ、この巨大台風のせいで収穫が半減するような不作になったら、「お助け米」が必要になるのでは?知事が心配するように、子供の弁当や給食の米も確保出来ないときには、そこだけ補填すれば良い。東日本大震災では放出されたが、それは、津波で米の倉庫が甚大な被害に遭ったからだという。
簡単に備蓄米を街へ出したら、国民の多くが「国も認めた米不足」と思い込み、もっと大騒ぎになるだろう。
・・と、私の考えです。平成の米不足のとき、私はその暇もなかったし、米を買いに走りまわることはなかったが、別に米を食べられない日は来なかった。
当時、「生協」のような仕組みの自然食宅配の会員になっていて、「会員様の分の米は十分確保してあります」と知らされ、それを信じた。それに、精米された白米は1ヶ月くらいしか品質はもたない。わが母親の実家は精米業だったので、そのくらいの知恵はある。

ともかく、のろのろ台風よ、早く過ぎてください、お願いします。
気象病の私の体調も限界です。

天気図の列島小さし台風裡  KUMI
コメント (2)
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