KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

モグラ叩きのように

2022年12月24日 | 俳句
天気 晴

写真は、2014年の冬至の夕富士。今年も同じように見えたとは思うが、この写真のように自宅の居間からぬくぬくとカメラを・・とはいかない。
昨日書いたように、ラウンジには午後4時半過ぎは食堂へ行くのを待つため、早めに部屋を出てラウンジで待つ人も多くて。
自分の足で食事時間に間に合うように行けるのは、この階には私を含め数人しか居ない。
無論、車椅子の人や足の不自由な人は介護士が連れていく。歩けても、エレベーターを使えない人が何人か居る。「使い方が解らない」のです。エレベーターを呼ぶボタンの押し方が解らない人も居るし、押して、開いたドアからエレベーターに乗っても、自分の降りる階の数字を押さない・・というか、押せない。とにかくそーゆー人がこの階にも何人か存在する訳で。え?教えてあげればいい、ですって? 明日はもう忘れますよ。いえ、朝教えても昼には忘れるのです。彼・彼女たちは開いたエレベーターに乗るだけなので、下の階で乗る人がボタンを押さない限りは、ずっと4階に居る訳で。ドアが開いたり閉じたり。可笑しくて笑いたくなるけれど、本人は真剣で「エレベーター、今日は動かないわね」とキョトンとしている。
私はそういう人に親切に教えるのはやめた。見て見ぬふり。ノーマスクの人とは絶対に同じエレベーターには乗らないと決意したから。食事時間ならちょっと待てば必ず下の階で誰かが乗るためにボタンを押す。
でも考える。現役のころからエレベーターの乗り方を知らなかった・・なんていうことはないですよね? 下りる階の数字を押す、という動作を忘れてしまうのが、私にはどうしても解らない。そういう小さな動作は部下任せだったとしても、エレベーターの仕組みは知っていたでしょう。解らない人が何人も居るので、それも不思議で仕方がない。

昨日は強風で外出をやめたので、今日の午後、コンビニとドラッグストアへ行ってみた。途中の市民ホール裏にムラサキシキブの実がまだ色を失わずに残っていてびっくりした。


先週あたりから足の指に「問題」が起きた。あちら良ければこちらが悪い、というモグラ叩き状態は相変わらずで、30年前に治癒した筈の左足親指の「巻き爪」が復活してしまった。詳しく書くのは面倒なので、とにかくこの30年近く何ごともなく旨く爪を切り、痛みも忘れていたのに・・イレウスの入院の時期から、爪の手入れを怠ったのが原因らしい。痛いと思ったら皸(あかぎれ)状態になっていて、靴が痛いので、冬の館内履きにしていたスニーカーを夏のサンダルに近い上履きにした。親指は外へ出るような靴。
でも、この時期にサンダルでの外出はちょっと・・ということで、靴の中がボアになっている防寒のブーツを履いて出かけたのだが、やはり、少し歩くと痛くなる。我慢、しかないです、泣きたいです。どうせゆっくりしか歩けないし長時間歩くつもりもないし、ま、諦めるしかないです。皸の薬を塗ってはいるけれど治るかなあ・・前に出来たときは靴下をすべて5本指ソックスにしたら血行が良くなり、3ヶ月くらいで治ってしまった。ソックスは今もすべて5本指なのに・・でも、考えると、あの時は夏だったので終日サンダルで過ごせる時期でもあった。

そうそう、昼過ぎになっても日蔭の霜柱は残っていた。なぜか、誰かが踏んでいるのが霜柱。

きらきらと踏み残されし霜柱  KUMI
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2 コメント

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Unknown (小父さんK)
2022-12-24 21:14:54
>写真は、2014年の冬至の夕富士。

素敵な眺望です。
毎日眺めていた富士山が、壊れかけたテレビのように障害物がはいって見ると物足りないでしょうね。

>自分の足で食事時間に間に合うように行けるのは、・・・

大変ですね。

>エレベーターを呼ぶボタンの押し方が解らない人も・・・降りる階の数字を押さない・・というか、押せない。

「子供返り」と表現するんでしょうか?

>下りる階の数字を押す、という動作を忘れてしまうのが、私にはどうしても解らない。

幼児みたいですね。

私の4つ上の姉もどうも重度の認知症になっているようです。

>ムラサキシキブの実がまだ色を失わずに残っていてびっくりした。

それは良かったですね!

>あちら良ければこちらが悪い、というモグラ叩き状態は相変わらずで、

家内は軽度だと思いますが、実に同じようなことを毎日言っています。

>靴下をすべて5本指ソックスにしたら血行が良くなり、3ヶ月くらいで治ってしまった。

あのソックス現役時代の女子社員が愛用していましたがそのような効能があろうとは知りませんでした。

「きらきらと踏み残されし霜柱」
こちらは、今朝池の周りを歩いていたら池の園芸用の水タンクに氷がはっていましたね。

有難うございました。
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小父さん、転倒防止のソックス (KUMI)
2022-12-25 11:22:19
太極拳の仲間に、5本指ソックスが多く居ました。
太極拳は転倒防止につながりますが、ソックスだけでも違うようです。
元々、人間の指は猿のように使われていたのですから。
ヒールの高い靴ばかり履く女性は、それ以外の時に足をリラックスさせるために履いていた、と思います。

自分が生きて今年を越せるとは、新年には思ってもいませんでした。
頭だけは何とか正常に機能しているようで安心です。
ですので、あちこちの故障が入れ替わり立ち代わり、は仕方ないと諦めて・・
出てきたら対処しかありません。
奥さまの愚痴は、よく聴いてくださいね、体調が解りますので。
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