27日から二日間、弘前・角館へ行った。無論、この時期だから桜が目当ての旅。
JRの個人ツァー(交通と宿泊だけセットの団体行動なし)を申し込んでから、今年は桜の開花がかなり遅い、と知った。去年・一昨年とこの日程で見頃だったのに・・。でも、連休の混雑時はツァー料金は5割高、安く行けるのが我ら年中連休世代の特権で。それに、来年の今頃も元気で旅が出来るという保証もないし。
という、桜ナシの旅。ま、桜が目当てと思わなければ楽しいこともある(と、負け惜しみ・・)
桜はまだ咲き始めだったが、弘前の町からは雪の岩木山が目の前にどっしりと。写真はホテルの部屋の窓から。10階だったので目線の高さのように見えた。
証拠写真に撮った国宝弘前城。カメラに気合いが入らず、天守の上が欠けている・・いけませんねえ。
一本だけ、咲いている枝垂桜が。証拠写真に。
この日、もっとも良かったのは、夜の居酒屋での津軽三味線ライブだった。
ホテルの近くの「山唄」という本当に庶民的な居酒屋。早めに行ったつもりなのに、もう席はかなり埋まっていて舞台横のカウンターに案内されてしまった。
飲んだり食べたりしていると6時から演奏が始まった。なんと、演奏するのは居酒屋の従業員の若者たちだった。師匠らしい年輩の人も来て、ライブはみごとだった。
津軽三味線は、一度だけ大ホールで聞いたのと、TVで見たくらいしか知らなかった。地元で、しかも近くで聞くのとは全く違う。訓練されたばち捌きから出る音は、何だか懐かしくそして涙が溢れそうなほどに日本人の心を捉える。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
明けて28日。
弘前からこの時期のだけのイベント列車があり、JRから秋田内陸縦貫鉄道を通って角館まで行く。3時間以上かかるこの列車に乗るのがこの日の楽しみだった。
8時過ぎに出発なのだが、自由席で2両しかない。かなり混雑するというので朝食もそこそこに駅へ行ったら・・我々が一番早かった。寒いホームで30分も待った。車内はガラガラ。天気も悪いし桜は咲いていないし、ということだろう。
雨が強くなって、風景は残念ながらすっきりとはしなかったものの、残雪の山を越え雪解川を越え、楽しめた。これだけ雪が残っていては角館の枝垂桜が咲いている訳もない。
角館では、なぜか雨が上がって青空になった。枝垂桜は咲いていないし、雨に濡れて・・では惨め過ぎる旅になるところだった。桜のない武家屋敷通りは寂しい。満開までまだ1週間以上かかりそうだ。これまた、気合いの入っていないコンデジ写真。
ということで、夕方の新幹線で帰宅した。
来年こそ・・という考えもあるけれど、桜を求めての旅はギャンブルだ。咲いているかいないかの判断も難しいし、咲いていても雨になれば花見とはいかない。
ま、人生旨くいかないことは長く生きていれば良く解っていることで。そして、去年の高遠のように素晴らしい天候と満開に出逢うこともある訳で。
瀬に踊り瀞にたゆたふ雪解水 KUMI
JRの個人ツァー(交通と宿泊だけセットの団体行動なし)を申し込んでから、今年は桜の開花がかなり遅い、と知った。去年・一昨年とこの日程で見頃だったのに・・。でも、連休の混雑時はツァー料金は5割高、安く行けるのが我ら年中連休世代の特権で。それに、来年の今頃も元気で旅が出来るという保証もないし。
という、桜ナシの旅。ま、桜が目当てと思わなければ楽しいこともある(と、負け惜しみ・・)
桜はまだ咲き始めだったが、弘前の町からは雪の岩木山が目の前にどっしりと。写真はホテルの部屋の窓から。10階だったので目線の高さのように見えた。
証拠写真に撮った国宝弘前城。カメラに気合いが入らず、天守の上が欠けている・・いけませんねえ。
一本だけ、咲いている枝垂桜が。証拠写真に。
この日、もっとも良かったのは、夜の居酒屋での津軽三味線ライブだった。
ホテルの近くの「山唄」という本当に庶民的な居酒屋。早めに行ったつもりなのに、もう席はかなり埋まっていて舞台横のカウンターに案内されてしまった。
飲んだり食べたりしていると6時から演奏が始まった。なんと、演奏するのは居酒屋の従業員の若者たちだった。師匠らしい年輩の人も来て、ライブはみごとだった。
津軽三味線は、一度だけ大ホールで聞いたのと、TVで見たくらいしか知らなかった。地元で、しかも近くで聞くのとは全く違う。訓練されたばち捌きから出る音は、何だか懐かしくそして涙が溢れそうなほどに日本人の心を捉える。
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明けて28日。
弘前からこの時期のだけのイベント列車があり、JRから秋田内陸縦貫鉄道を通って角館まで行く。3時間以上かかるこの列車に乗るのがこの日の楽しみだった。
8時過ぎに出発なのだが、自由席で2両しかない。かなり混雑するというので朝食もそこそこに駅へ行ったら・・我々が一番早かった。寒いホームで30分も待った。車内はガラガラ。天気も悪いし桜は咲いていないし、ということだろう。
雨が強くなって、風景は残念ながらすっきりとはしなかったものの、残雪の山を越え雪解川を越え、楽しめた。これだけ雪が残っていては角館の枝垂桜が咲いている訳もない。
角館では、なぜか雨が上がって青空になった。枝垂桜は咲いていないし、雨に濡れて・・では惨め過ぎる旅になるところだった。桜のない武家屋敷通りは寂しい。満開までまだ1週間以上かかりそうだ。これまた、気合いの入っていないコンデジ写真。
ということで、夕方の新幹線で帰宅した。
来年こそ・・という考えもあるけれど、桜を求めての旅はギャンブルだ。咲いているかいないかの判断も難しいし、咲いていても雨になれば花見とはいかない。
ま、人生旨くいかないことは長く生きていれば良く解っていることで。そして、去年の高遠のように素晴らしい天候と満開に出逢うこともある訳で。
瀬に踊り瀞にたゆたふ雪解水 KUMI
国東が春になっても真冬の津軽、今年はとくに寒さが長引いて。
こちらも、遅かった春を通り越して新緑が眩しくなりました。
いちばん良い季節ですね。晴天が続いて野菜が育ちますように。
以前弘前に行ったときは岩木山は見えなくて、今回はその大きさにびっくりでした。山の伝説までは聞きませんでしらけど、やっぱり津軽の人にとっては秩父の武甲と同じように身に沿った山なのでしょうね。
私の知らない風景を楽しませていただきました。
国東半島はすっかり新緑になり毎日が野菜畑で
スイカやトマトの苗と一緒に森林浴です。