KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

6月の始まり

2022年06月01日 | 俳句
天気 時々晴

カレンダーをめくって、6月の予定など書きこむと何だか月日の経過の速さが怖くなる。
ここまで生きて何とか無事な状態にあるとは思っていなくて、幸運と言うかどうしよう、と焦るというか・・免疫療法の効果には感謝しているが、生かされていても、それにどう応じればいいのやら。
十薬の花が目立ち始めて、これが咲き揃えば梅雨が近いということで、今年は梅雨入りも早いし大雨への警戒も早くから必要なようだし。私は、一日一日、自分を守るしかない。

振込みせねば、というものがありずーっと気になっていて、午後は意を決し郵便局まで。郵便局は前のマンションの近くで、片道1800歩くらい?どうという距離ではないけれど、買い物のついでに、という距離ではないし、午前中は利尿剤入りの薬のためゆっくり外出出来ない。大事な用のあるときは服薬しないが、最近は、飲むのをサボると足がむくんでくる。そう暑くもないし、少し足を伸ばして咲き始めの紫陽花でも見たい、と思ったがそれは無理そうで・・

途中の、以前のマンション前。少しだけ咲き始めていた。



さほど日差しは強くないし、気温も夏日には遠いようだし、日傘を差していれば人の来ない道なのでノーマスクで往復出来た。でも・・ノーマスクなのに息苦しくて、途中の公園で一休み。これが今の私の「実力」なのか、と情けないこと。治療をやめれば心臓が楽になるという保障はない。やめれば脳へ転移する、ということだけが確実。
・・などと、葉桜の下のベンチでぼんやり考えて。まだ頑張れる。せめて、近所の紫陽花くらいは見に行く元気は残しておこう。

口中に転がしてみる枇杷の種  KUMI
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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
小父さん、随分頑張りましたね (KUMI)
2022-06-02 16:25:10
美術館はゆっくりされたようですが、折角の哲学の道、歩け歩け、だったのですね。
新緑の下でのんびりされたものかと・・
今のうちだけ、外国人も居なくて静かですのに。

紫陽花、まだまだですよ。見ごろまであと10日くらい?
紫陽花の写真は、くれぐれも雨の翌日に撮影されますよう。
雨が3日降らないとぐったりして写真にならないことがあります。
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ふきのとうさん、良い花です (KUMI)
2022-06-02 16:17:55
ドクダミ、という呼び名を悪い方に解釈されていてそれこそ気の毒な花ですね。私は大好き。子供の頃は、怪我にも干して薬にも、とても世話になりましたし。
以前と同じ町内なので、住む所と窓の景色以外は全く変わりません。でも、以前のご近所さんともコロナでお付き合いが疎遠になったきりで、元へはもどりません。戻すのも面倒です。
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Unknown (小父さんK)
2022-06-02 14:26:50
>何だか月日の経過の速さが怖くなる

私も、もう半年過ぎるんだと驚いています。

へ~っ、ドクダミのことを「毒痛み」、十薬と呼ぶことを今知りました。
可愛い花が咲くんですね!

>途中の、以前のマンション前。少しだけ咲き始めていた。

それは良かったですね。
こうやって三つの色の紫陽花を見つめていると健気さを感じます。

>・・などと、葉桜の下のベンチでぼんやり考えて。

そんなひと時って大事ですよね。

ウォーキング途中でも、よくそんな方を見かけますし、京都での「哲学の道」歩きでもそんな時間にするつもりでしたのに、帰宅したら、まるで山帰りみたいに精魂尽きていました。
まだまだ若造なんですね(笑)

>近所の紫陽花くらいは見に行く元気は残しておこう。

そうだ!紫陽花の写真を撮りにいかなくっちゃー(爆)

どうも有難うございました。
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Unknown (小父さんK)
2022-06-01 23:50:48
拝読させていただきました。

明日またゆっくり訪問させていただきます。

昨日の京都歩きの疲れがまだ残っているようです。

有難うございました。
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美しい十薬 (ふきのとう)
2022-06-01 22:28:37
十薬の美しい季節、確かkumiさんも十薬はお嫌いではなかったですね。花も葉の形も私も好きな花です。以前お住いのマンションと、今のお住まいは本当に近距離なのですね。環境が、すっかり変わらない暮しは、心身の負担も少ないのではないでしょうか。
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