KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

山法師と茅花(つばな)

2017年06月01日 | お散歩写真
天気 曇がち ところにより雨

写真は、昨日の続き。
今年は山法師の当たり年かと思うほど、あちこちに山法師の白さが目立つ。梅雨になる前の私が好きな花だ。山の方へ行くと、新緑の中に点々と白い花があっていかにも初夏の気分がしてくる。
公園にも何本かあり、その一本は真っ白に覆われていた。


そして、茅花。茅花は春の季語、でも「茅花流し」は、下の写真のような穂の開いた花を吹き過ぎる風のことを言う。その茅花野が、公園の一角にある。雑草としての茅花はあちこちで見るものの、茅花を風景になるまで残してあるのは珍しい。
私の好きな風景だ。でも、通る人はどう見ているのだろう?


この茅花、子供の頃はおやつだった。え??と思われそう。
まだ穂の出る前の柔らかい時に、噛んでみると甘い汁が出る。野遊びに出たら「食べ放題」の茅花を噛むのは春の楽しみだった。無論、甘いお菓子なんて何もなかったから美味しく感じたのかもしれない。
試してみよう、と思いつつ、町の公園のものは・・生える前に犬の何かが肥料になっているかもしれないし・・

今日は、太極拳のレッスンの日。月に2回、前回は都合で休んでしまい、最近は月1回の参加になってしまった。体を動かしてストレス解消、のはずが・・今日はちょっとあれこれがあってすっきりとストレス解消にはならなかった。
それでも、体は軽くなった気分。

眩暈して茅花流しに立ちすくむ  KUMI

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2 コメント

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makoさんも茅花を・・ (KUMI)
2017-06-02 23:27:08
やっぱり田舎育ちは食べた、いえ噛んだのですね。
でも、年代の違いでしょう、私は遊びではなく飢えをしのぐ知恵でした。
それに、まだ貧富の差がなくてみんな貧乏、というか田舎全般にお菓子がなくて。

心ないことを言う方は、いじめ、と思っていなくても、傷つきますね。
それは今の時代も同じで、心痛みます。
私は、中学生のとき、転校先で厭なからかいをされて、今も思い出すと哀しくなります。

makoさんなら、そんな思い出で茅花の句が出来そう。
茅花流し、好きな季語です。
逆光の写真、撮ってみたいですね。このしゃしの日は真昼で逆光がありませんでした。
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つばなのサラダバー♪ (mako)
2017-06-02 06:22:33
おはようございます。

知っていますよ、私も食べたことあります。
年上のワルガキに勧められて。
「makoが草食べとる、貧乏め!」と言われました。
子供の頃の遊びの一環だったけど、素直な自分が惨めで悲しかった思い出・・^^;
人も信じられない、えも言われない気持ちでした。
今から思うと、こうやって書けますが。

昨日も車から波打つ景が見えていました。
きれいですね、銀色に輝いて♪
逆光で撮ったらよさげだとおもいますね。
ススキと同じで。

まだ句にしたことありません。
KUMIさんにならって詠んでみたいです。
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