KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

「やや不良」の心臓

2022年06月16日 | 料理
天気 曇がち

写真は、広いところに行っていないので、10年以上前に行った梅雨晴れの国営昭和記念公園。なんか、懐かしい写真・・というくらい行っていない。
このヤナギランは? 公園の池かもしれないし・・記憶にございません。


一昨日に引き続いての異常な梅雨寒の昨日、4週1回の免疫療法の点滴の日。ついでの検査で、いつもはレントゲンと血液だけなのだが、昨日は心臓もエコー検査で精査した。
その結果は・・少しずつ弱っていく、と循環器のドクターに言われていて、悪くなっているのは当たり前。でも、主治医は呼吸器科の肺の専門医なので、来週、循環器科のドクターにも検査結果を見てもらうことになった。多分、想定内だろうと思うけれど?
私が見ても全然わからない検査結果のパソコン画面、その見出しに「やや不良」と書いてあった。検査技師が書いたのかしらん? やや不良、は以前から解っている。主治医の言うには「点滴で悪くなったという感じはしません」と。そりゃ、肺の方の治療で心臓悪くなった、とは言いたくない・・でも、副作用には心臓機能の弱る場合の説明もされている。抗がん剤は、人により心臓にくることがある。

今、朝日の朝刊の生活面の連載記事で「抗がん剤の副作用で心不全になった」40代の女性の話が載っている。詳細は省略するが、私も乳がんの術後の2回目の抗がん剤で「もしかしたら心臓に影響のあるかもしれない薬なので・・」ということで、1回目だけ、入院で経過観察したことがあった。その前に3週一度で6回受けた抗がん剤は、ひどい副作用で悩まされたのに、その2回目のものは、ほぼ副作用はなかった。(特殊ながん細胞だったので、二つの薬を使う破目に。普通は1回で済む)

結局、その時は何でもなかったのに、8年後に心室が壊れてペースメーカー植え込みの障害者になってしまった。乳がんは10年経過しないと完治、とはならない。なので心臓手術直後に乳腺外科へ定例通院したとき、主治医に抗がん剤と心臓の関係性を確かめると「関係ない」と断言された。でも、循環器の手術担当したドクターは「抗がん剤と放射線治療で弱っていたのかも」と言っていた。
どっちなの? 
今の治療は抗がん剤ではないけれど、私が以前に受けた抗がん剤と似ている治療法、と主治医は言う。

どちらにしてもこの年齢まで生かしてもらったのだから文句は言えない。15年前、抗がん剤治療を終えたときは、寿命はあとせいぜい10年、と覚悟していた。まさか80歳まで生きられる、とも思わなかったのだし。

明易(あけやす)や始発電車の音を待ち   KUMI
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4 コメント

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Unknown (ふきのとう)
2022-06-17 09:19:31
早朝、庭木の剪定終えて、先ほどテレビのスイッチを入れましたら「腸」の大切さを言っていました。このような番組の問診など、チェックしたことも無いのに、今日に限ってチェックしましたら、アウトな事ばかり「いいのいいの、自分に不具合が生じていないから、不具合が生じたら病院に行くから」と、テレビを切ろうとすると「手遅れ」の言葉、何んとも私には都合のよくないテレビでした。
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Unknown (キャサリン)
2022-06-17 10:07:14
私が思うに【昔常識、今非常識】っていう
色んな事が多々あります
結局以前、その時は、分かる範囲がわずかで
そのわずかの範囲での診断であり、治療だった
今が果たしてどの程度わかっているのか、私は
知りませんが、医者はさも全てわかっている
かのように患者に説明します
しかし、正に現場である患者がその説明なり
結果に【❓】となっているのであれば素直に
その事実は認めないといけないと思います
でないと、決して患者にとって正しい治療とは
言えないと私は思います
KUMIさんが治療を受けている病院は大きな
病院なのでしょうが、治療をするのはやはり
個人、医者の性格や知識の質と量が病気から
患者を救い出せるか否かに架かっていると思います
医者は今までのデータはあるけど、そんなものは
千差万別
もっと患者の声に素直に耳を傾けて欲しいものです

私も45才で【子宮体癌】の手術をしました
同じように、60才まで生きられるか・・・と
思っていました
それが今は70才になりました
69才で亡くなった母の年もなんとか超えました
私が癌の手術をしたのは大きな病院でしたが
手術は今現在まだ生きているので、成功だった
のでしょう(全摘出しましたから・・)
私の場合は手術のみで、治療としての色々は
有馬温泉でしたので・・・
更年期障害の症状でずいぶん苦しめられました
担当医がしんどければホルモン治療もできるよ
と言われましたが、再発を警戒してできれば
したくないと言われましたので、無治療でした
ただ、その一部は今も残っていて、悩まされてます
経過を見るためのCTや血液検査や内診は15年間
続きました
先生は「もうこれで・・」とは言われなかったので
自分で60才を機に終了しました
返信する
ふきのとうさん、もう、年齢が・・ (KUMI)
2022-06-17 15:13:54
80歳になれば、どこか不都合は生じて当たり前です。手遅れ、と言われても何も症状がなければお元気なのですよ。消化器は、初期がんなら別ですが知らないうちに悪化・・などということはない筈です。健康に関してのテレビ、足腰のリハビリ以外は、私は見ません。
返信する
キャサリンさんも、色々ありましたね (KUMI)
2022-06-17 15:37:06
医療機関とドクターは、信じられれば幸いなこと。
私は、今行っている病院はドクターも含め100%信じています。
というか、そうしないと、自分が不幸になるばかり。
地域の基幹病院ですし、徒歩で行けるという幸運な暮らしですし。
診察から支払いまでのシステムも、とても気に入っています。

抗がん剤は、あれだけ強い反応があるのですから、心臓に影響あって当たり前・・
と、私は最初から思っていました。薬の影響=副作用とかではなく。
今の治療もそうですが、薬は毒をもって毒を制している訳で。
ちょうど、ネットで何でも解る時代に入った頃の手術。
セカンドオピニオンよりもネット情報・・と、あれこれと調べました。
今ほどには変な情報はなくて、ネットのおかげで随分役にたちました。

完治15年は長いですね。 私は10年、と言われました。
その10年目に心臓手術、でした。
10年無事なら、やはり完治です。
で、肺へは転移ではない、と言われても無関係でもありませんね。
キャサリンさんもどうぞ、健康診断は怠りなく。
検査で、今はかなりのがんの有無が解るみたいですので。
発見が早ければ、今は心配ありません。
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