KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

昭和が益々遠くなる

2024年11月21日 | 俳句
天気 曇のち晴

写真は、説明しなくても解り切ったユリカモメの整列。不忍池での2004年の写真なのだが、なかなか旨く撮れている。

昨日一昨日と急激な気温の変化でフラフラになっていた。今日の昼頃から天気は落ちついてきた。ということは体調も回復していくかと思ったが・・その兆しなし。目眩が少し少なくなった程度だ。あまり書きたくないが、昨日は「心不全」について少し詳しく調べてみた。いままで、怖いのでドクターの話をテキトウにしか聴いていなかった。
慢性心不全の息切れ・動悸はもう、どうにもならないらしい。他の臓器のように、リハビリや薬で回復するというモノではないから。薬は、心臓の動きを助ける程度か。これに付き合っていくのもしんどいけれど、生きているのだから仕方がない。

谷川俊太郎氏の訃報を一昨日、知った。92歳と聞いて、あれ、もっと高齢かと思っていたのに・・と。いずれにしても、言葉を使い創造していく日常を過ごしていると、長寿を全うできるのだろう。「老衰」という死亡理由は、何歳であれ、人生を悔いなく送った人のためにある、と最近は思う。ジタバタしている私は、老衰にはなれない。多分、病名がつくだろう。
詩を本気で作ったことはないが、ことばの表現は学ばせてもらった気がする。
「二十億光年の孤独」を目にしたのは中学生の頃だったか。 一光年がどういう意味かを学校で教わったばかりの頃だ。その長~い一光年単位を億とする宇宙の果てがあるというのだったら、地球って何?自分の生きている時間ってどんな小さな粒?などと考えて、高校生の頃から、宇宙に関する知識は大嫌いになった。宇宙を考えると頭の中が混乱してくる。
今も、宇宙の話には興味が全くない。せめて、考えられるのはお月さまくらいまで。

昨日は、北の富士さんの訃報が。82歳。私と同じくらいの年齢のはずなのに何ともお元気で歯切れの良い・・と、テレビの解説が楽しみだったのに。舞の海さんとの会話のやりとりを楽しんだものだ。

亡くなったお2人に心よりご冥福をお祈りします。昭和はどんどん遠くなる。


宇宙なる広さの隅のオリオン座   KUMI
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6 コメント

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Unknown (小父さん)
2024-11-21 18:39:00
>写真は、説明しなくても解り切ったユリカモメの整列。

ユーモラスな上に素晴らしいです。
拍手です。

>・・・体調も回復していくかと思ったが・・その兆しなし。目眩が少し少なくなった程度だ。

それは困ったものですね。

>言葉を使い創造していく日常を過ごしていると、長寿を全うできるのだろう。

なるほどですね。

>「二十億光年の孤独」を目にしたのは中学生の頃だったか。

それはそれは・・・、長年、谷川俊太郎氏の世界に接しておられたのですね。

>などと考えて、高校生の頃から、宇宙に関する知識は大嫌いになった。

あれ、どんどんのめり込んで行かれたのかと思いましたよ(笑)。

北の富士さんの相撲解説は好きでした。
先程のテレビで舞の海氏が内訳話をしていましたが、北の富士さんは「二人は仲が悪そうに見せておかなければいけない」と言っていたのだそうです。
取組の解説でも舞の海氏と同じに感じていても、わざと逆の見解を出したこともあったそうです。

谷川俊太郎さん、北の富士さん共々魅力的な方ですね。

「宇宙なる広さの隅のオリオン座   KUMI」

あれ、大嫌いな宇宙に素敵な句も詠まれていたんですね(汗)。

有難うございました。
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Unknown (キャサリン)
2024-11-21 22:48:37
私が知る方々が 次々亡くなられてしまいます
西田敏行さんは大好きな俳優さんでしたから
ショックですし 火野正平さんも 色んな作品に
出演されてて・・・
記憶に残るのは 時代劇で 飄々としてて 
適当な役どころが 懐かしいです
【浅見光彦シリーズ】に広島県三次署の刑事役で
光彦役の中村俊介さんと【帝釈峡】でのロケも
鮮明に覚えてます
又 ウイスキーのCMで 小栗旬さんの父役も
されてましたね
寂しいです とっても寂しいです
KUMIさんも応援してますからね・・・
返信する
小父さん、詩は、高校生でやめました (KUMI)
2024-11-22 15:38:13
>長年、谷川俊太郎氏の世界に・・・
いえいえ、詩はあまり興味なくて、高校生の頃から小説ばかり読んでいました。
通勤電車でも同じです。
宇宙、って、星座は宇宙なのですか?
オリオン座なんて、宇宙に入らないのでは・・と思っていました。
とにかく宇宙音痴です。

千代の富士が大好きで、引退してから相撲から遠のきました。
体の大きな力士が増えすぎて、昔のようなスリルがなくなって。
今も、見てはいますが昔のように「相撲フアンです」とは言えません。
舞の海関も大好きでした。尊敬します。
俳優も女優も、昭和の人たちが居なくなる日々が続き、生きているのが面倒になってきました。
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キャサリンさん、味のある人が消えていきますね (KUMI)
2024-11-22 15:52:53
昔は訃報を聞いて70歳を越えていれば「仕方ない」という年齢でした。
今は、80代でも「まだまだだったのに・・」と思ってしまいます。
釣りバカ日誌はよく見ましたし、池波正太郎の原作のドラマは大好きでよく見ました。
昭和の。それこそ噛めば噛むほど味のある・・という俳優が減っていきますね。

火野正平さんは、最近の自転車旅、よく見ました。
なんと元気なジイサンになったこと・・と楽しみにしていました。
味のある人柄でしたね。寂しいです。
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Unknown (ふきのとう)
2024-11-22 19:31:17
子どもの時分に80才とお聞きする度に大そうなお歳と思ったものですが、最近では80才は「未だお若い」と感じるようになりました。出来るならば「老衰」で終わりたいと願っていますが・・・悔いのない人生であったかと、問われますと果たして・・・。
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ふきのとうさん、ご返事おくれました (KUMI)
2024-11-24 08:47:55
老衰で終わりたい・・などと勝手なことを言っておりましたら、体調かなり落ちて、パソコンも休んでいました。今日は大丈夫かな、と朝の間のは思いますが。最近は、ゴールが見えてますので、自分の生きた日々を後悔はしないようになってきました。その方が気楽なようです。
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