KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

武蔵野探勝・古利根川

2012年07月26日 | 俳句
天気 晴・猛暑日

二日続きの吟行句会、しかもこの暑さの中を「病み上がり」状態。
もの好きと言えばもの好き、でも昼食兼句会場の料理屋に予約を入れてしまったし、この機会でもなければ春日部なんて行かないし・・

ということで、虚子一行も真夏に行った古利根川への吟行。春日部、と聞くとかなり遠いところかと思ったら、我が家からは1時間ほどで到着できる場所、と解った。
徳川家康の時代に江戸へ流れていた利根川の本流を、江戸を守るために水路を付け替えた。古利根川はそれ以前の利根川の本流・・というくらいの漠然とした知識しかなかった。結社の埼玉の会員が、よく古利根川の句を作っていたので、どんな所なのかと興味もあった。
ともかく、想像を超える流れの豊かさにびっくりした。多分、昭和の初めとは違いかなりの改修工事をしたあとの川なのだろう。写真の場所までは春日部駅から徒歩でもさして遠くはないし川風もあって暑さも凌げた。
が、その先は・・途中タクシーも使ったものの、炎昼を歩くのはかなり辛くなった。私は結構暑さには鈍くて、30℃くらいの気温ではあまり暑いと感じない。が、35℃くらいになると、突然体が拒絶反応を起こすようにおかしくなる。しかも今日は、まだ普通食をとっていない体、会場までの道の長かったこと・・
とても俳句どころではなく、店に入った途端顔が火照って何だか水を浴びたい気分になった。もしかして、これが熱中症の前触れだった? もう少し歩いていたら倒れたかも。
ともあれ、しばらくして回復した。結局、色々と句材はあったのに吟行の後半は頭が働かず、昨日の半分の7句しか作れなかった。この句会は出す句数が自由なので、こんな時は助かる。
今度はゆっくりと季節の良いときに歩きたい道だった。

古利根に朽舟ながめゐる晩夏  KUMI
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吟行句会・生田緑地

2012年07月25日 | 俳句
天気 晴

まだ体力回復していないが、家で休んでいるほどでもないし・・と吟行句会へ出かけることにした。
いつもなら緑地にあるレストランに入るのだが、食事もまだ正常には戻せないので梅干しのおにぎりを作り、小さな保冷剤でガード。水はいつものように半分凍らせたペットボトルに水を満杯にして。これで半日は大丈夫。首に巻く保冷剤入りのスカーフをプチプチの緩衝材の袋に入れて。2時間ほどしたもたないので、最寄りの駅を下りたら使う。替えの保冷剤はおにぎりに使ったもので間に合う。熱中症対策は万全だ。

が、ともかく今日から暑さがまた戻った。緑地までは向ヶ丘遊園駅から15分ほどだが、緩い登り坂になっていて結構きつい。荷物が重いのでゆっくり歩くしかなく。今日は緑地内をあちこち歩くのはやめよう、と覚悟して、緑と日陰の多い民家園でゆっくり過ごした。
写真の合掌造りの見える古民家の縁側がいちばん涼しくて、そこに長く座っていた。鶯が鳴き、軒の風鈴が鳴り、何だか懐かしいような夏だった。

今日いちばんの感動は、園を入ってすぐの崖に咲き乱れる山百合だった。


入った途端にその香りがうわっと漂い、子供の頃、夏休みに遊んだ山の風景が浮かんできた。山百合を手下り、それを抱いて家に持ち帰ると蘂の黄色が服についてしまって、洗濯しても落ちないから母に「百合は蕾のだけ採ってきなさい」と怒られたっけ・・

あまり動きまわらなかったのでかえって余裕が出来たのか句もすんなりと作れ、満足出来た一日だった。

風鈴とわれにほど良き風の来て  KUMI

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2012年07月24日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

だんだん梅雨明けの暑さに向かっている。今日は暑いというより蒸し暑かった。
ちょっと買い物に行っただけで、一日おとなしくしていた。お腹は、薬が効いたのか何事もなかったような・・でも、ドクターの指示を守り「病人食」で我慢。でもそれでは体力がもたないのでカロリーメートを買ってきた。満腹感が味わえてなかなか良い。でも、これは病人の食べるものではないかも。

蝉もなかなか鳴き始めない。初蝉は梅雨明け、と言われた日に聞いた。なぜか今年はみんみん蝉だった。いつもなら梅雨の間に蜩が鳴いたり、油蝉が鳴いたりするのに。鳴き過ぎるとうるさい、と思うのにあまり鳴かないと気になる。今日はちょっと鳴いてすぐに声が途切れた。
さて、明日明後日と吟行句会だ。このまま、お腹がおさまってくれれば・・と祈るばかり。

みんみんへ耳を澄ませばそれつきり  KUMI
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空腹

2012年07月23日 | 暮らしのつぶやき
天気 薄曇り

一番耐え難いことは・・と問われたら「空腹」と答えるかもしれないほど、空腹が辛い。朝食や昼食抜きで平気、という人の気持が全くわからない。
それなのに・・今日は空腹と闘うことになってしまった。
明け方、お腹が痛くて目が覚めた。え?何で?と思いつつ起きて・・
そのあとの「悲劇」はあまり書き連ねることでもないので結論を言えば、昼ごろまでに体ぢゅうの水分が全部抜けたような気分になってしまった。これ以上脱水症状になると困るので、白湯くらいは飲んだものの・・

ちょうど内科通院の日だったので、症状の落ち着いた午後に内科へ。昼食も無論抜いてのふらふら状態で。
原因が解らない。昨日は家に居たので三食とも夫と同じものを食べ、それ以外に私だけが食べたものはない。吐き気も熱もないので風邪とかノロウィルスとかでもない。医院では一応細菌検査をすることになったが、病院ではないので結果は来週になる。
ともあれ、4時半ごろ帰宅しておかゆを食べてほっとした。ドクターには、おかゆであっても急激にたくさん食べないように、と言われ・・今も空腹と闘って?いる。
今年になってから、ようやく増えた体重が、また1㎏近くも減ってしまった。腸に障害があるので、少し体調を崩せば簡単に減る。でも減った分を増やすのは大変だ。

先月は肉離れ、良くなったら今月は今日のアクシデント。どうも厄除けカラスの御利益はないようだ。

空腹の吾を励まし夏つばめ  KUMI


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ゴーヤが熟れた

2012年07月22日 | 暮らしのつぶやき
天気 曇

今日も涼し過ぎる日で。梅雨明けの宣言が少し早過ぎだった?とも。

ベランダのゴーヤ、数だけはいくつもあるので、一個だけ色付くまでほっておいて「観察」することにした。結果、今日はこの色になり、しかも落ちてしまいそうなので「収穫」した。
で、触るとすごく柔らかい。食べられるかしらん?とちょっと切って口にしてはみたものの・・甘くも苦くもない変な味。ま、色を楽しんだからいいか、と思って捨ててしまった。
熟したら食べられないもの、と解ったのでもう一個も小さいが収穫。
やっぱり青いうちに食べれば良かった、と少し後悔も。

戻り梅雨書かねばならぬ文ひとつ  KUMI
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