天気 晴・猛暑日
二日続きの吟行句会、しかもこの暑さの中を「病み上がり」状態。
もの好きと言えばもの好き、でも昼食兼句会場の料理屋に予約を入れてしまったし、この機会でもなければ春日部なんて行かないし・・
ということで、虚子一行も真夏に行った古利根川への吟行。春日部、と聞くとかなり遠いところかと思ったら、我が家からは1時間ほどで到着できる場所、と解った。
徳川家康の時代に江戸へ流れていた利根川の本流を、江戸を守るために水路を付け替えた。古利根川はそれ以前の利根川の本流・・というくらいの漠然とした知識しかなかった。結社の埼玉の会員が、よく古利根川の句を作っていたので、どんな所なのかと興味もあった。
ともかく、想像を超える流れの豊かさにびっくりした。多分、昭和の初めとは違いかなりの改修工事をしたあとの川なのだろう。写真の場所までは春日部駅から徒歩でもさして遠くはないし川風もあって暑さも凌げた。
が、その先は・・途中タクシーも使ったものの、炎昼を歩くのはかなり辛くなった。私は結構暑さには鈍くて、30℃くらいの気温ではあまり暑いと感じない。が、35℃くらいになると、突然体が拒絶反応を起こすようにおかしくなる。しかも今日は、まだ普通食をとっていない体、会場までの道の長かったこと・・
とても俳句どころではなく、店に入った途端顔が火照って何だか水を浴びたい気分になった。もしかして、これが熱中症の前触れだった? もう少し歩いていたら倒れたかも。
ともあれ、しばらくして回復した。結局、色々と句材はあったのに吟行の後半は頭が働かず、昨日の半分の7句しか作れなかった。この句会は出す句数が自由なので、こんな時は助かる。
今度はゆっくりと季節の良いときに歩きたい道だった。
古利根に朽舟ながめゐる晩夏 KUMI
二日続きの吟行句会、しかもこの暑さの中を「病み上がり」状態。
もの好きと言えばもの好き、でも昼食兼句会場の料理屋に予約を入れてしまったし、この機会でもなければ春日部なんて行かないし・・
ということで、虚子一行も真夏に行った古利根川への吟行。春日部、と聞くとかなり遠いところかと思ったら、我が家からは1時間ほどで到着できる場所、と解った。
徳川家康の時代に江戸へ流れていた利根川の本流を、江戸を守るために水路を付け替えた。古利根川はそれ以前の利根川の本流・・というくらいの漠然とした知識しかなかった。結社の埼玉の会員が、よく古利根川の句を作っていたので、どんな所なのかと興味もあった。
ともかく、想像を超える流れの豊かさにびっくりした。多分、昭和の初めとは違いかなりの改修工事をしたあとの川なのだろう。写真の場所までは春日部駅から徒歩でもさして遠くはないし川風もあって暑さも凌げた。
が、その先は・・途中タクシーも使ったものの、炎昼を歩くのはかなり辛くなった。私は結構暑さには鈍くて、30℃くらいの気温ではあまり暑いと感じない。が、35℃くらいになると、突然体が拒絶反応を起こすようにおかしくなる。しかも今日は、まだ普通食をとっていない体、会場までの道の長かったこと・・
とても俳句どころではなく、店に入った途端顔が火照って何だか水を浴びたい気分になった。もしかして、これが熱中症の前触れだった? もう少し歩いていたら倒れたかも。
ともあれ、しばらくして回復した。結局、色々と句材はあったのに吟行の後半は頭が働かず、昨日の半分の7句しか作れなかった。この句会は出す句数が自由なので、こんな時は助かる。
今度はゆっくりと季節の良いときに歩きたい道だった。
古利根に朽舟ながめゐる晩夏 KUMI