KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

吟行句会・生田緑地

2012年07月25日 | 俳句
天気 晴

まだ体力回復していないが、家で休んでいるほどでもないし・・と吟行句会へ出かけることにした。
いつもなら緑地にあるレストランに入るのだが、食事もまだ正常には戻せないので梅干しのおにぎりを作り、小さな保冷剤でガード。水はいつものように半分凍らせたペットボトルに水を満杯にして。これで半日は大丈夫。首に巻く保冷剤入りのスカーフをプチプチの緩衝材の袋に入れて。2時間ほどしたもたないので、最寄りの駅を下りたら使う。替えの保冷剤はおにぎりに使ったもので間に合う。熱中症対策は万全だ。

が、ともかく今日から暑さがまた戻った。緑地までは向ヶ丘遊園駅から15分ほどだが、緩い登り坂になっていて結構きつい。荷物が重いのでゆっくり歩くしかなく。今日は緑地内をあちこち歩くのはやめよう、と覚悟して、緑と日陰の多い民家園でゆっくり過ごした。
写真の合掌造りの見える古民家の縁側がいちばん涼しくて、そこに長く座っていた。鶯が鳴き、軒の風鈴が鳴り、何だか懐かしいような夏だった。

今日いちばんの感動は、園を入ってすぐの崖に咲き乱れる山百合だった。


入った途端にその香りがうわっと漂い、子供の頃、夏休みに遊んだ山の風景が浮かんできた。山百合を手下り、それを抱いて家に持ち帰ると蘂の黄色が服についてしまって、洗濯しても落ちないから母に「百合は蕾のだけ採ってきなさい」と怒られたっけ・・

あまり動きまわらなかったのでかえって余裕が出来たのか句もすんなりと作れ、満足出来た一日だった。

風鈴とわれにほど良き風の来て  KUMI

コメント (4)
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