KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

富士山

2013年09月20日 | お散歩写真
天気 晴

いつものお彼岸の墓参り。明日からの三連休は混み合う富士山周辺に近づきたくないので、今日行かなければ連休明けになる。その連休明けには予定があるから、今日しかない。
河口湖ICでは何とか見えた富士山(写真)、そこから東南へ行くにしたがって見えなくなった。墓地では、晴れていたのに富士山だけが雲の中。観光に行くのではないから富士山が見えても見えなくても関係ないこと、と思っても、出来ることなら見えた方が・・

帰路は、美味しくて最近気に入っている忍野の蕎麦屋へ寄った。その蕎麦屋の庭から大きな富士山が見えるはず。それも雲の中だったので、忍野八海へは行かなかった。
そして、鳴沢のいつも行く日帰り温泉へ寄ったら、なんと、西の方は富士山が良く見えた。水蒸気が多くて秋らしいすっきりした姿ではなかったのが残念。
露天湯からはこんな富士山が。・・といってもまさか露天湯から撮った訳ではなく、温泉の入り口から見えたもの。


やっぱり、我が家から見る小さな富士山よりは大きな方がいい。ただ、雪のない富士山はちょっと表情に欠ける。いつもの年ならもうすぐ初冠雪の時期。でも、今年はどうなのだろう?

波打つて富士の裾野の薄原  KUMI
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仲秋の名月

2013年09月19日 | 俳句
天気 晴

昨日の待宵の月も綺麗だったが、今日の名月も何とも輝いていて美しい。何度も廊下へ出ては見上げた。残念ながら、表の部屋から見えるのは12時を過ぎてからのこと。
満月の写真は・・前に撮ったのがあるのでそれを再掲しようと思ったら、すぐには見つからないのでパス。
薄の写真は、実は一昨日撮った公園の写真を加工ソフトであれこれと試してモノクロの月夜のイメージにしてみた。

昨日行った水元公園だったら、どんなに綺麗な月夜になったことだろう、と思う。空が広い上に水がたっぷりで、水面に映る月が揺らいで、すばらしい光景だろう。・・と想像するだけ。
電気がなくて暗い夜だった昔の人が、この夜をあれこれと楽しんだ気持が解る。

名月へ祷る一年のちのこと  KUMI
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

武蔵野探勝吟行・水元公園

2013年09月18日 | 俳句
天気 晴

楽しみにしていた吟行、我が家からは東京都心を挟んではるか東の埼玉境の水元公園。話には聞いていたものの行くのは初めて。遠いので、集合時間の10時に間に合うようにいつもより1時間近くも早く起きた。天気もまさに爽やかな秋日和、気分の良い一日になった。

虚子一行の吟行した昭和8年には、小合溜、と言って沼のような「ため池」だったようだ。まだまだ田園風景の中にあったらしい。それでも釣り人が居たり、茶屋があったり、結構楽しめる場所だったようだ。今は金町駅からびっしりと続く街並をバスが走る。
ともかく広い水辺、雲の殆どないような空が広がり、日陰に入ると爽やかな風が心地良い。


そんな木陰のベンチに坐っていると、句は簡単に作れてしまったが・・作れる、と良い句が作れる、は別のことで。参加者12名、相当な実力のある人ばかりで、同じ場所に居てどうしてこんな良い句が出来るの?と句会ではひたすら感心するばかり。
これだけのお天気と環境にに恵まれた吟行はあまりない、という日だった。

水澄んで鷺と青鷺向き合へる  KUMI
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

爽秋

2013年09月17日 | お散歩写真
天気 晴

朝から富士山もくっきりの快晴で、こんな日はどこかへ遠出したい気分になるが・・明日は吟行句会なのでぐっと抑えて。いつものご近所散歩。

最近はチョロチョロとしか流れていなかった名水百選の湧水も、台風のおかげで今日はいつもの量に戻っていた。(写真)たった5,60㎝の高低差が写真では滝に見える、かも。我ながら今日は旨く撮れた。
お寺の境内の白い彼岸花も、公園の林の彼岸花の群生も、まだ咲き始め。彼岸前だから当たり前ではあるけれど。写真にはならず。

池畔の芒が昨日の風でみんなお辞儀をしている。


今日は蝶の写真が撮りたかったのに、なぜかあまり見かけなかった。台風のせいかも・・と思って帰る道すがら、小学校の前で足元に揚羽蝶を見つけた。花に蝶、とはいかなかった。


彼岸花、我が家の(マンションの)入口近くに数本咲いていて、そのうちの2本は風で横倒しになりながら咲いている。立てようと思ったが、横になったなりに花はきちんと空へ向いているので、大丈夫だろう、とそのままにしておいた。


やっと秋の気分を体感できるようになった。

眠くなる池の蜻蛉を数へゐて  KUMI
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台風一過

2013年09月16日 | 暮らしのつぶやき
天気 暴風雨のち晴

台風がまともに来る、というので昨日からベランダを片付けて覚悟。京都では桂川が氾濫して嵐山周辺の映像が無残、埼玉ではまた竜巻。
我が家のあたりは武蔵野のど真ん中とはいえちょっと高い土地になっているので、水の心配はない。けれど、7階住まいなので、台風の通り道によっては風がいちばん怖い。
結局、富士山の向こう側を通って東京都の西端から埼玉へ抜けたので、雨風ともに予想ほどではなかった。富士山が守ってくれたのだろう。
2時ごろには上がって、上のように富士山が見えてきて、ほっとした。

夕暮、日没後には素晴らしい夕焼けを見せてくれた。


西北の秩父の方の空も不気味なほどの夕焼け。


さて、明日からは秋晴れが続くという。蒸し暑さから解放されるのが嬉しい。

洗はれしごとくに遠嶺野分過ぐ  KUMI
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする