KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

普通に戻りたい

2020年06月24日 | 俳句
天気 雨のち薄曇りのち曇

昨日は、友人がちょっと早い私の誕生日祝いを持って訪れてくれた。お花とケーキと。
わが家は夫婦で誕生日がわずか2日しか違わない。いつも都合の良い日に一緒に二人分の誕生祝い、といっても家で乾杯するくらいのことだった。それが出来なくなったのを気遣ってくれた友人に感謝感謝。本当にありがとうございました。
花束は、供花にした。紫陽花がまだまだ元気なので、仏壇がにぎやかになった。
簡単な昼食を家で作り、その片付けも掃除も友人が助けてくれたので、とっても楽な一日だった。昨日は天気も回復して体調も少し良くなったし・・

食後、友人と近くの公園まで散歩。その公園の脇に都知事選の掲示板がある。わが家のそばにもあるが、人通りがあって写真は撮る気になれない。ここは、あまり人が通らない所。なのになぜ掲示板が? 多分、公園へ来る人たちに見てもらえる場所だからかも。


「コロナはただの風邪」なるほどねえ、風邪の一種なのだから何も大騒ぎすることないよ・・どこかにそんな大統領が居たような。
昼間のテレビで、国民の免疫を拡大させるため、殆ど感染防止策をとらないスエーデンの実態を報道していた。結果、北欧4ヶ国の中で、スエーデンだけは他国よりも死亡率が人口比で10倍になっているという。その殆どは高齢者、施設入所者は無防備な職員からの感染で、クラスター発生してどんどん亡くなっているという。高齢者には死んでいただきます、他の国民が家に閉じこもるような辛い思いをしないで済ませるために・・
という政策。日本人にもそんな政策を支持したい、という人が居るのだろう。選挙でどれだけの人が「自粛対策反対」を公約にする何人かの候補者に投票するのか、結果を見たい。結構な数の人が投票するような気がする。高齢者には死んでもらいます・・と思っているのだろう。若者は感染しても生き残れるから。
思った通り、今日の東京は感染者がうなぎ登りに。

普通の体調に戻って普通の暮らしがしたい、でも、あと何年かかるかしらん?体調の方は元に戻りそうもないから無理かも。 
少しは普通に戻りたくて、ドラッグストアへ行くついでに、昼食はカフェで摂った。一人用の席は、元々目の前に樹脂製の目隠しがあった。今は、両側にも透明の樹脂製の仕切りが。
両隣に客が来てしまい、全体像は撮れなかった。


三方を囲まれてカフェで寛ぐのもなんだかねえ・・でも、他の二人掛けのテーブルはかなり離してはあっても隣にお喋りな二人連れなぞ来ると気になるので、「個別隔離」されている方が安心でもある。そんなことに慣れていく日々になるのだろう。
セルフサービスの水差しは使うのが怖いので、カフェに行くときも散歩に持参するペットボトルの水を持参。怖がり過ぎ? コロナはただの風邪です・・と言ったって、風邪も怖いのが持病持ちの高齢者です。

耳鳴りの高まつてゆく昼寝覚め(ひるねざめ)  KUMI
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梅雨冷え

2020年06月22日 | 俳句
天気 雨

写真は「墨田の花火」という、最近増えた紫陽花。土砂降りの中で撮った。
隅田川の花火大会、と言うのになぜか紫陽花は墨田という地名の方を付けている。川が隅田で地名が墨田、という理由も調べたことはないけれど・・考えると不思議だ。

昼間の気温18℃、という異常さ。梅雨寒を越えて今日は冷える寒さになてしまった。
それでも、雨の強くならないうちに、と買い物に出た。ところが、外へ出たとたんに雨が強くなってしまった。引き返す訳にもいかず。久々のスーパーが空いていて助かったものの、ドラッグストアへ寄る気になれなくなった。息苦しくて買い物もそこそこに帰宅。
さて、それからもう、首が重たくなり体調最悪。じっとしているほかはなく・・昼食も夕食もやっとの思いで用意して・・でも食欲だけはあるから、まだ大丈夫かも、と。夜になり、少し気圧が上がったのか、少しだけ楽になった。

まだまだ収まりそうもないウィルス感染。でも、天気の悪い度にこんなに辛いのでは暮らしていくのも大変になるばかりなので、来週には中断していた整体治療に行こうと思った。整体師を信頼するしかない。このところ、わが市も近辺も感染者が出ていないので、それを信じよう。最近は感染者の殆どは若い世代に集中しているし。
感染を怖がってばかりいたのでは何も出来ない。

紫陽花にたつぷり過ぎる雨の音  KUMI
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梅雨の花壇

2020年06月21日 | 俳句
天気 曇

近くの市の公園、いつもの花壇は今がいちばん綺麗かもしれない。あまり綺麗に咲き揃っている時がないので、写真にしたのは今日が初めてかも。今日はスマホのみ。

今日も涼しい。少し薄日の射している昼前、ヨーグルトが切れたのでコンビニへ行かねば、と思い立ち、ついでにこの公園まで歩いてみた。
首は重いし目まいがひどく・・毎年、梅雨空の間はこれが続く。年ごとにひどくなるようだ・・でも足腰のため骨粗鬆症防止のため歩かねばならない。半ば義務的な気分。近くの公園まで行って調子が良ければ足を延ばせば良い。でもその気分にはなれずに帰宅した。

家の前に咲いているヒオウギスイセン。正確にはヒメヒオウギスイセン、と言うらしい。散歩していてもあちこちに咲いている。


この花、あまり好きではない。この花のそばに咲いている変種の紫陽花。固く見える花弁で紫陽花のイメージに遠い。


最近は滅多に訪問者の居ない家、午後、チャイムが鳴ったのでモニターを覗いたらきちんと黒ネクタイをした男性が。今頃どなた? 夫の葬儀を仕切ってくれた葬儀屋さんだった。
新盆の簡単な必要品一式を持ってきてくれたのだ。アフターサービスなのだという。真菰のゴザと苧殻と盆提灯、などなど。マンションでは迎え火は焚けないので迎え火の一式はお引き取りいただいた。
新盆をするつもりはなかった。というか、こんなご時世になってしまって身内に来てもらえる雰囲気ではないし、私一人で修せばそれで十分、と思っていたのだ。自分の体調との闘いに明け暮れしていて、まだまだ先のこと、とも思っていた。菩提寺がある訳でもないから経は私が般若心経でも唱え・・。

「新盆どうする?」と夫の写真に相談。
元々、そういうことにはあまり拘りがなかった。まだ50代の夫の両親が相次いで亡くなった時は、夫の実家が戸建てだったので新盆に迎え火も焚き、きちんと取り仕切った覚えがある。でもその翌年、義弟が8月15日に事故死した。その後は、東京の慣習を守らず、義弟を偲ぶため8月の月遅れをお盆にしていた。私の実家関係はすべて盆は8月だったので、その方が感覚的には合っていたのだ。今年はどうする? このあたりでは、盆は7月のようだし・・
「どっちでもいいよ、適当に」と、夫は言っているようだ。適当にしよう。大嫌いな胡瓜の馬は作らないから大丈夫よ。免許証を棺に入れたのだから、あの世でレンタカー借りてきて。カーナビで家の場所くらいは迎え火焚かなくても解るでしょ。

声曳いて尾長飛び立つ梅雨の空  KUMI
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自粛解除、というけれど・・

2020年06月20日 | 俳句
天気 晴れたり曇ったり

写真は、今日の夏椿。下の方の枝に咲く花が少なくなった。そろそろお終いかも。

朝、雲を帯びながらも久々に富士山が見えた。昨日から県境越えの移動の自粛解除とあって、この富士山を見たら日帰りで行きたくなる人がどっと東京を出て行きそう、と思った。昨日から観光地には県外の客が増えてきているというし、感染者ゼロの県に、東京近辺からどんどんウィルスが運ばれていくような気がする。
朝食を終え富士山を撮ろうと外を見たら、あら、もう雲の中。晴の予報とはいえ、梅雨前線が少し南へずれただけのことだから仕方がない。
今日も涼しいし、散歩日和・・と思っていたのに、洗濯掃除をしてちょっと買い物に出たら、もう昼になってしまった。何をするのも休み休みで、時間の経つのが早いこと。残った人生がどんどん短くなっていく気がする。

せめてベランダの花でも・・と思っても、銀行の年金支給日にサービスで貰えた花の苗は、4月から中止になっている。銀行のロビーに人が密になるのを避けてのことだが、がっかり。買いに行くにも、花屋にはあまり欲しい苗が売っていない。以前なら、車でホームセンターへ行って好きなものを買えたのに。嘆いても仕方がない。
唯一植えたポーチュラカも、5月の日照不足で枝ばかりが伸び、花付きが悪い。


やっぱり外へ行かないと気分転換は出来ないようだ。
明日は元気を出さなくては。

雪渓の残る遠富士雲の上   KUMI
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連続通院三日目

2020年06月19日 | 俳句
天気 雨

通院週間の最後は、内科医院。
朝は音のするくらいの雨。しかもかなり気温の低い梅雨寒。天候の変化の大きい日は最悪の体調だ。本当は通院日は来週初めになるのだが、なぜか来週は臨時休診なのだという。薬がなくなるので、仕方なく雨の中を出かけた。せっかく隣駅まで行くのだから、天気が良ければ医院からすぐの都立庭園に寄りたいと思ったのに・・ 緊急事態宣言中の先月は閉園していた。
その庭園に沿った歩道の生垣に、八重の梔子(クチナシ)の花が咲く。通りを隔てたこちらの歩道まで香りが漂ってくる。マスクしていたら解らないかも。あまりすれ違う人も居ない10時過ぎなので傘を差していればマスクは不要、と、駅前の交差点を渡ったらマスクは外した。すれ違う人たち、みんな真面目にマスクしているけど、傘を差したら大丈夫、近づこうとしたって近づけないのだから・・と私は思うことにした。体調悪い時のマスクは、本当に辛い。

医院には、警告文が。「院内でマスクは外さないでください。マスクに手を触れないでください」今日は涼しかったので良いものの、待合室の窓は開けっ放しにしているから、猛暑日はたまらないだろう。案内のあるまで、外で待たされるし・・
三日続きの通院、内科がいちばん厳しい防御態勢だ。午前中は私のように定期的に通院する患者だけ。発熱や初診の人は午後にしか受け付けない。
そんな「対コロナ対策」にも慣れてきた。

帰路、最寄り駅の地元野菜の店で、仏壇の花を買った。
日替わりの花束、今日は紫陽花だった。葉っぱが虫食いなのもご愛敬、でも花は伐りたてなので新しくて、水揚げ状態も良かった。


1本添えてあったアリストロメリア(という名だったと思う)の分も紫陽花なら良いのに・・と思いつつ。
去年は、毎年行く高幡不動尊の紫陽花を夫と見に行った。何もしなければ余命は3ヶ月、言われていたのに抗がん剤の効果が現れていて、本人も「治癒はなくてもあと何年か・・」と言い始めていた頃だった。今年は、行けなかった。というか、今から行けば間に合うけれど・・もういいか。

さて、待ちに待ったプロや野球が無観客ながらやっと今日開幕。
無理して見ていたテレビ番組を見なくて済みそう。・・と思って中継の予定を見ていたら
PayPayドーム?何これ・・そうか、ソフトバンクだから福岡ドームでしたねえ。何だか可笑しい。私はお父さん犬のスマホなのでPayPayは便利に毎日使っているけれど。

雨音に覚めて眠たき桜桃忌  KUMI
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