ミーシャのひとりごと

数あるブログの中 訪問してくれてありがとう。
蒜山高原や大山などの風景写真を撮りながら
田舎暮らしを楽しんでいます。

豊稔池堰堤から

2010-09-01 09:07:12 | ドライブ
     

・・・雲辺寺ロープ―ウェイからの続きです。

朝8時に家を出て、雲辺寺から降りたのが11時前。
近くにある豊稔池堰堤(ほうねんいけえんてい)へ行ってみることに。
豊稔池ダムはその形状から渋くて、ヨーロッパの古城を連想させます。




場所は香川県の観音寺市にあり
現存する日本最古の石積式マルチプルアーチダム。
2006年に「豊稔池堰堤」として
国の重要文化財(建造物)に指定されたそうです。




このダムは讃岐山脈から流れ出る柞田川を上流で堰き止めて造られ
たび重なる大干ばつ対策に、昭和5年に完成したそうです。
その後補修工事により、上流部はコンクリート補強されていますが
下流部は 当時の古い石積みが現存しています。









堤長145.5m、堤高30.4mのコンクリート造溜池堰堤
多連式アーチダムとしては国内に2つしかなく
当時、米国の最新技術だったマルチプルアーチ等が適用され
土木史、ダム技術史上貴重な建造物だそうです。




水田を潤す為のダムなので
「ゆる抜き」と言われる放水は下流のため池の貯水率が
30%を切るのを目安に1、2回実施されるそうです。
この時は、多くの人が
勢いよく流れ出る放水を見に訪れるようですよ。




8月11日に行われた「ゆる抜き」    (四国新聞 Webより)





連日の暑さで、バテ気味のヨウシュヤマゴボウ(アメリカヤマゴボウ)。
今まで2回 取り上げ ましたが
やっと名前がわかり すっきりしました~
                    



帰る方向にある
琴禅(ことひき)公園へ 有明浜の砂絵「銭形」を見に寄ってみました。





ありました~ 銭形砂絵「寛永通宝」
先日は立体的な鳥取砂丘の砂像展をアップしましたが
今日は平面的な砂絵。 
日本で唯一 ここだけではないかしらね。




縦122m、横90m、周囲345mの巨大な楕円形をしています。
毎年 春季と秋季に「銭形化粧直し」をし、
台風などで砂が流されたりした際には
市民総出で補修工事が行われるそうですよ。
海の青さ、白い砂と緑の松
コントラストがキレイでした。




銭形「寛永通宝」にも関係する
世界のコイン館へも覗いてみました。





すぐ右隣の郷土資料館は
レトロな建物です。




奥まった所には、琴禅八幡宮の奉納太鼓
七つの太鼓台(ちょうさ)の一つが展示してありました。
初めて見ましたが 刺繍の素晴らしいこと!!
ホントに豪華で高価な芸術品ですね。
この刺繍 何処でどうやって作るのかしら~




バタバタと移動したドライブ観光も ここで終わりにして
そろそろお腹もすいてきました。
車を走らせながら「うどん」店を探すのですが
なかなか気に入った所が見つかりません。

走りながら あの店は汚さそう、この店もイマイチ・・・なんて
ごちゃごちゃ文句 を言ってる間に
結局 車は高速に乗ってしまい アラアラ~です。
しかたなく与島のパーキングに降りて
遅いランチでも頂く ことに。。。




十数年ぶりの与島は、ずいぶん変わっていました。

バブルの頃には 桟橋に咸臨丸が停泊していて、
野外コンサートも出来る大きなステージ等もあり
小型ヘリでの空中散歩も出来ましたが・・・今は昔です。
当時小学生だった息子を連れて
咸臨丸に乗って夜のクルージングや丸亀の花火を見たものでした。
・・・・・時代なんですねぇ。バブルが弾けると
橋の通行料金は高く感じ、次第に来る人も少なくてしまって。。。
当時の面影が残っているのは この ↓ 建物だけのようです。




車から降りた途端、ランチの予定は脆くも 崩れ
夏休み最後の週末とやらで
多くの家族連れで食事処は何処も満杯。
お土産コーナーでパンと缶コーヒーを買って
この休憩フロアーで 
とりあえず、お腹に入れておく~って感じ  あぁ~ぁ!




屋上から眺める瀬戸大橋





朝と違って 雲がたくさん出ています。
向こうに薄く見えるのは、先ほどまでいた四国。









ロープーウェイの空中散歩は楽しかったけれど
高齢者のいない二人だけのドライブは
行動範囲も広く せっかちに走り回り
とかく 食べ物には縁遠くなりがち!
ドライバーは常に夫なので 忙しないんですよ~~
・・・そんなこんなで
結局 家近くのスーパーでお弁当を 買い
帰って 食べたのは2時過ぎでした。


長々と最後までお付き合い下さり ありがとうございました !!





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