今頃~って感じですけど
お彼岸に実家と我が家、母の実家へとお墓参りに出かけました。
いつものこの時期には
山裾や田んぼの畦道は
赤い彼岸花で鮮やかに彩られているのですが
長く続いた猛暑は
彼岸花にまで影響してか、見かけることはありませんでした。
そう言えば
コスモスの満開時期もずれていて
毎年恒例のイベントの「コスモスまつり」を開催している所は
日程の調整が出来ず、困っているとの話もチラホラ耳に。。。
母の実家の墓所近く、例のヨウシュヤマゴボウは
立派な大株になり、沢山のぶら下がった実は
今頃見事な赤紫になっているだろうなぁ~なんて
思い描いていましたが
まぁ~ ↓ こ~んな 有様 !!
きっと これも雨量の少なかった猛暑のせいなのでしょうね。
県北から県中部まで来ると 暑さは和らいだとは言え
やはり日差しはきつく 日陰の無いお墓は早々に切り上げ
久しぶりに津山へ廻り、昼食にしました。
立ち寄ったホテルでは
ウェディングデートが開催されていて
珍しく多くのお客さんでした。
”ウェディングデート ”って
結婚を前提としたお付き合いなのかしらねぇ
まぁ こちらには縁のない事ですが。
注文しても なかなか出て来ません
ついに 父はウトウト・・・。
長~く待って やっと出てきたお寿司
メニューは ちらし寿司定食だったかしら~
ペコペコのお腹には 満足のお味でした。
お手洗いにあった
ちょっとお洒落なハンドソープ入れ
ゴールドのニコニコマークが可愛い。
・・・・ってことで
このまま帰るのには まだ時間が早く
何処か 行く所探し~ !!
ちょっと足を延ばして
昔懐かし駅で知られる 因美線滝尾駅へ行ってみることに。。。
確かこの辺りでは~~と 道路右側に見えてきました~
見過ごしてしまいそうなほど小さな駅です。
まぁ~ 何と可愛らしい駅
アニメのトトロに出てくるような世界。
津山から因美線で十数分の小さな駅。
古き時代の田舎駅の風情がそのまま残っていました。
山田洋次監督の映画「男はつらいよ」の最終作
「寅次郎紅の花」の冒頭で登場した駅だそうですよ。
駅舎右側にその記念碑が建てられています。
駅舎の内部や木の窓枠など、各所に当時の原形を留めていて
「昭和初期の標準的な小規模駅舎」という点が評価され
昭和3年築のこの駅舎は
2008年11月に登録有形文化財に指定されました。
2005年には岡山県の「近代化遺産」にもなっています。
切符売場も、また その中に置かれているデスクなども
全てが当時のままのようですね。
駅舎の中には小さな待合室があり
寅さん映画ロケの様子の写真が展示してました。
昭和初期の駅の趣がそのまま残った
居心地のい~ぃ空間でした。
当時のままの改札口
駅構内
駅名標
長閑な田舎の駅風情
秋風に吹かれて ベンチに腰をかける母
遠い昔を思いやっているのかしら~
まるで
過去へタイムスリップしたみたい
よく手入れされたホームや花壇には
ゴミひとつ無く、雑草もありません。
地元の老人会の方々が駅運営委員会を作り
駅舎の清掃や花壇の手入れなどをしているそうです
一時は 取り壊しの話もあったそうですが
地域住民の熱心な活動で 保存が実現しているそうです。
こういう方々が居られることで
全国でも、もう なかなか目にすることの出来ない
この素晴らしい駅舎に巡り合えるのですねぇ。
寅さんの田んぼアートの立て看板
この田んぼアートはこれを見ることによって
食糧自給率に関心を持ってもらいたいとの願いで始めたそうです。
食糧自給率を上げる為には、多いに米粉を使用することで
小麦粉に対してコスト高の米粉を安価で生産するために
只今、多収品種の試験をしているそうです。
「男・は・つ・ら・い・よ」の看板が目印よ!
見学場所にはイスが置かれてました。
の~んびり眺めるも良し
上から写真撮影でも良し・・・でしょうね。
寅さんのシルエットの形に稲が残されてます
左右と上部の米は品種が違うそうよ。
足元には
可愛い野の花マルバルコウソウが咲いてました。
南アメリカ原産の帰化植物でつる性のヒルガオ科
園芸種で葉の細いルコウソウがあるよね。
これも昔懐かし 年代物の橋
昭和10年6月竣工とありました。
コンクリート製の古めかしい欄干柱です。
今日は充実の一日でした。