先日、新たな缶詰仲間となったふっくんさんから小包が送られてきた。
筆者は、ふっくんさんにあるリクエストをしていたのだ。それがいよいよ到着したわけだ。
ふっくんさん、まことにありがとうござります。
しかし、不審である。筆者のリクエストした品物の大きさは、マッチ箱程度のものなのだ。
それが、大きな包みで到着したのだ。
ずしりと重いその包みを開けると、中にはこのような缶飲料が入っていた。
妖怪汁である。
汁、って...。ひっ。
さらにはねずみ男汁まで。
前出の鬼太郎の妖怪汁より、はるかに奇々怪々である。
汁という言葉が人間の心理に及ぼす影響というもの、予想以上に強烈である。
やはり缶に口をつけて飲むのが正解だとは思うのだが。
こわい。
ところで、筆者がねだったのはこれ
自衛隊缶に付属するという缶切だ
昔からこれが欲しかったんであります
このコンパクトさがキャンプ
には最適
何ともう1つ、缶切が入っていた
ベトナム戦争時の缶切だという
未開封の新品である
筆者は歓喜の踊りを舞った
何とふっくんさん、このようなサバイバル・キットを製作して同封してくれたのであります。
筆者が実はサバイバル野郎だったことを、知っているのであります。
忘れもしない、中学生の頃。
筆者はこのようなキットを自作し、学生服のポッケに入れて、毎日通学していたのだ。
中には気付け用と称してウィスキーのポケット瓶まで入っていた。
今はすでにどこかにいってしまったそれらのキット(ウィスキーは同級生に見つかって飲まれてしまった)が、まざまざと想い出されてくる。
これすべてふっくんさんのおかげであります。
ああ、中学生の頃は楽しかったなー。
さっ、かくのごとし。
いよいよ汁に立ち向かわねばなるまい。
男というもの、ひとたび外に出れば、常に7人の敵がいるという。
男は常に闘っているのだ。ここは室内だけど、やっぱり闘うのだ。
といいつつ、グラスに注いでしまった。
では、失敬して一口...。
やっ、美味いではないか。予想以上に甘さが控えめで、日本の柑橘類の味とかほりがする。
ということは...。
んー、これも美味しい。甘夏のような、そういう日本の柑橘類のお味なのだ。
「缶から飲まねば」と思ってはいたのだが、ぜんぶグラスに注いで飲んでしまった。
どうも筆者は、闘いには向いてないようである。
内容量:ともに190g
原材料名:『妖怪汁』果糖ブドウ糖液糖、だいだい、砂糖、香料、クエン酸、ビタミンC
『ねずみ男汁』甘夏みかん、はっさく、果糖ブドウ糖液糖、クエン酸、香料
原産国:日本(アプリス)
追:この記事は『缶詰が好きです』“ゲゲゲの鬼太郎”にトラックバーック!!