![20100710img_7566 20100710img_7566](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/f0/9a1007a8ea44e676f115512da91bb3e7.jpg)
グループEの対戦はデンマーク対日本であります。
缶詰ワールド杯も第3戦なのであります。
さて、デンマークといえば豚肉。畜産が盛んな国で、主要輸出品目にも豚肉が含まれているのだ。
その豚肉の加工品が、ポークランチョンミートであります。
対する日本はいきなり鯨缶を投入。
折しも反捕鯨映画の『サ・コーヴ』が上映される中(筆者も観に行ったぞ)、堂々の入場であります。
思いがけずこの対戦、豚肉対鯨肉という肉弾戦となった。
![20100710img_7567 20100710img_7567](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/52/78d652d428bb3b0da42f9e704f07e28f.jpg)
デンマークは巻き取り鍵で早くも先制点!
この開缶方法は確かに魅力的だ
しかし一度しか使えない大技でもある
![20100710img_7574 20100710img_7574](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/5f/bb6f360dffeabdd98b9b321ecd11833d.jpg)
対する日本、開缶時の佇まいで一気にゴール!
和を演出するパッケージの強烈シュートだ
(何だそれ?と突っ込みつつお付き合い下さい)
![20100710img_7569 20100710img_7569](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/91/15f34a7a09661cc8637047f2ce66bd77.jpg)
おっと、デンマークがドリブルをつなぐか
こんがりと炙って風味を引き出している
SPAMよりあっさりした味付けをどう活かすのか
![20100710img_7573 20100710img_7573](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/d7/8bd8c99c6657201bc6c12b6eff13825e.jpg)
デンマークが思いがけない攻撃を見せる。夏に嬉しい冷やし中華フォーメーションだ!
(このクダラナサ。どうか最後までお付き合い下さい)
筆者はあの冷やし中華に乗ってるハムを、いつも何となく食べているのだが、あまりウマいもんではないですね。
必要でありながら、しかし
「そんなに高品質は期待してないよ」
という程度のハムが使われてるからだと思う。
それをポークランチョンミートに変えてみると、やはりウマい。ぐっとパンチが利いてくる。
最も有名なホーメル社のSPAMよりもポーク臭、塩分ともにマイルドなのが、デンマーク・ポークランチョンミート缶の特徴でもある。
![20100710img_7579 20100710img_7579](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/3f/f41bbfd6f8b2ac3a776e9862c5621822.jpg)
さあ、日本がボールを奪った。この木の屋石巻水産の鯨須の子缶はもともと生姜が利いているが、筆者、じゃなかった審判が生姜好きなので、針生姜増量で試合に臨んでいる。
ひと口頬張れば...うーむむ。甘辛~い大和煮の味付け。
実は筆者、この甘辛さが得意ではない。もっと薄味が好みである。
しかし咀嚼が進むうち、甘辛いタレの奥から、鯨特有の匂いが出てきた。確かに魚類ではない、ケモノに近い匂いである。
ああ、何と懐かしい匂いだらう。
鯨のケチャップ煮、鯨の竜田揚げが、筆者の好物だった。
一番好きだったのは刺身である。当時は鯨が安価で、よく食卓に上がったものだった。
おおっと、ここで終了のホイッスルが鳴り響いた。
勝者、日本。終了間際のノスタルジー攻撃で強豪デンマークを下したのであった。
缶詰W杯 第3戦勝者日本
日本:鯨須の子大和煮
内容総量:170g
固形量:120g
原材料名:ひげ鯨、砂糖、醤油、でん粉、しょうが、香辛料、増粘剤(グァーガム)
原産国:日本(宮城県石巻市、木の屋石巻水産)
デンマーク:セレブリティ・ポークランチョンミート
内容量:340g
原材料名:豚肉、でん粉、食塩、カゼインNa(乳由来)、リン酸Na、酸化防止剤(アスコルビン酸Na)、発色剤(亜硝酸Na)
原産国:デンマーク