活力、明るさ、暖かみ。
そんな言葉が思い浮かんでくるオレンジ色というやつ。いつも我々に元気を与えてくれる色ですなァ。
そしてそのオレンジが、生の果物ではなくマーマレードだと、なぜかノスタルジアが沸き起こってくる。
子供の頃に、給食でマーマレードが出ると、わりと食べない同級生が多かった記憶がある。あの独特の、ほのかな苦みのせいであります。
かといって大人になってから食べるのかというと、そうでもないと思う。筆者などはそもそも、パンにジャムをつける習慣がほとんどないです。
だから、子供の頃にそんなに食べてたわけじゃないんだけど、目にするとすごく懐かしい。これがマーマレードの立ち位置ということですかな。
かくのごとし。
ジャムというのは、なぜか冬によく似合う。
冬といえばですね、筆者は思い出すことがあるんですよ。
給食の食パンを、教室の真ん中に置いてある灯油ストーブの鉄蓋の上に乗っけて、トーストして食べるのがかなーりの楽しみだったんですよ。
何しろ熱々の鋳鉄に直に乗せるわけだから、あっという間に食パンは焦げてしまう。その、焦げ臭い匂いが、どこの教室でも漂っていたもんでした。
そこにマーマレードを乗っけたやつが、筆者は好きだった。一寸苦めのこの味を、何となく大人の食べ物のように感じて、
「やっぱいちごジャムなんかよりマーマレードだよな」
なぞとうそぶいていたような記憶がある。
そしてこの缶詰マーマレードは、そんな子供の頃の冬の記憶を、40半ばのオジサン(筆者のことね)に、しっかりと運んできてくれる正統派のお味でありました。
これは缶詰仲間のこばさんが提供してくれたものです。感謝多謝!
この記事は『非常食と防災グッズ&ミリメシ』の“オレンジ・マーマーレード缶”と、
『缶詰まにあくす』の“夏みかんマーマレード”にトラックバーック!
内容量:370g
原材料名:砂糖、水あめ、なつみかん、みかん、ゲル化剤(ペクチン)、酸味料、香料
原産国:日本(山口県・全国農業協同組合連合会)
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