まったくもって、暑い。
今はエアコンのある部屋にいるからいいけど、学生時代はそうではなかった。扇風機が唯一の頼みだった。
暑さに耐えられなくなると、近所の酒屋に行き、冷たい缶飲料を買って飲んだ。スポーツドリンクをよく飲んだのだが、その中でなぜかいつも安売りしているものがあった。
それはライチの味がするスポーツドリンクであった。不人気だったらしく、筆者だけがせっせと購入していたと思う。
案の定、翌年には姿を消してしまっていた。
そしてこちらは、ライチの缶詰。
缶詰仲間のNoritanが、韓国出張の際に買ってきてくれたもの。いつもながら、感謝多謝であります。
缶上部に、保存用のフタと、小さなフォークがついている。
こういう仕掛けがとても嬉しい。
付録がついたような、トクをした気がする。
そういえば昔のトマトジュースには、こういうやつがついてましたよね。
なつかしーな。
パカッと開缶。
やっ、ライチはすでに剥いた状態である(当たり前か)。
白い実の真ん中に種を抜いた大穴が空き、ちょいとその、ゲゲゲのオヤジさんみたいである。
シラップが揺れると実の繊維もゆらゆらとする。
少しコワイ。
やはりライチはひとつずつ皮を剥いて食べるのが、正しい食べ方なのかもしれない。
かくのごとし。
こうしてみると、まんまライチである(当たり前か)。
それでは失敬して、一口...。
どことなく桃を連想させる香りと、ほのかな甘み。これは紛う方なきライチであります(当たり前だってば)。
何となく生のイカを噛んでいるような独特の歯ごたえも、ちゃんと残っている。
ちょいと学生時代を想い出しつつ、「なかなかのものだな」と味わっていると...。
最後に、なぜか、舌の上に辛さが残った。
これが唐辛子のように、けっこうぴりりと辛いのだ。
(韓国の果物缶詰には唐辛子が入っているのか???)
本気でそう思わせる辛さである。
あるいは添加物の味かと思い、缶側面を眺めるが、表記はすべてハングル文字。解読不能である。
非常に不思議な缶詰なのであった。
固体量:105g
内容総量:227g
原材料名:ハングル文字のため不明
原産国:タイランド(!) 最後まで不思議な缶詰であった
だから、トウガラシ入ってるのかな。
ピリ辛ラッキョウってあるでしょ。(笑)
以前、大衆向けステーキ屋さんのサラダバーに、
ライチがあって、
みーすけがひどく気に入って、
皿に山盛り食べた事があります。
普段は食べない類の果物ですが、
ライチって、普段はあまりお目に掛からないものですよね。サラダバーにあるなんてステキ。みーすけどののお気に入りが増えたのかな。
同じような大きさの缶、プラスチックのカバー、小さなフォーク。
たぶん世界中に輸出してるんでしょうね。
ライチのあいた穴にスタッフド・オリーブでも詰めてやればまさに「目玉オヤジ」です。
彼の国も缶詰輸出大国だから、さもありなんという感じだなァ。
>ライチのあいた穴にスタッフド・オリーブでも
>詰めてやればまさに「目玉オヤジ」です。
うっ、コワイけど、なぜか少し惹かれるプラン。いたずら心が刺激される...。
周りを薬品処理したせい...?
それともやっぱりタイと韓国に共通する
唐辛子か...
タイのグリーンカレーをソーメンで食べながら
唐辛子に思いを致すのでした。
ところでこのところの四国、九州行脚で
またまた色々ご当地缶詰、蓄積中です。
お楽しみに...
それにしても、グリーンカレーをソーメンで食べるって、美味そうですな!
四国・九州のご当地モノがとても楽しみです。いつもありがとう、よろしくですー!!
途中で気が付いて、缶がライチのラインに戻ってきたのかな(^^)
今度、大久保辺りで、日本向けの奴を見かけたら買ってみます。で、食べて辛かったら・・・仕様カナ?
だとすると、それはそれで、非常に貴重な缶詰ということになります。
コリアンタウンがあるのは大久保付近でしたっけ、行ってみたいです。そうして、かの有名な、かつ恐ろしい、サナギの缶詰というのを見てみたい。
絶対に食べないけど。