JR新橋駅前(西側)にある、ニュー新橋ビル
サラリーマンの聖域と呼ばれているこのビルの...
地下1階に降りていくと...
その名も『缶詰バー』という立ち飲みの店があるのだ
(午後6時から開店)
ランチタイムはスタミナ丼など丼物を提供している
さっ、まずは生ビールを一杯いただきましょう。
本日はこの缶詰バーで、くじら缶6種食べ比べ会を行うのであります。
くじら缶は敬愛すべき缶詰仲間のNoritan、のっぽさんからご提供いただいたもの。感謝多謝です。
まずは岩手缶詰さんの『元祖くじら屋』シリーズ、『鯨大和煮須の子』(ミンク鯨)を開缶。
須の子というのは胸びれのつけ根付近の肉のことらしい。
お店にいるお客さんに、一口ずつ食べてもらう。
「あっ、肉が美味いです」
「柔らかい」
「大和煮はタレが美味いよね」
なかなか好評であります。
これも『元祖くじら屋』シリーズの『鯨焼肉』。こちらはミンク鯨の赤肉を使用してます。
「須の子に比べると固いな」
「それはマズいってこと?」
「いや、歯ごたえがあって、これはこれでいいです。でもタレが甘いなー」
これが食べ比べ会の面々。
とはいえ、ほとんど初対面の方々なんであります。
ここに『缶詰まにあくす』のsotomichiさんが急遽、参戦してくれた。
しかもくじら缶食べ比べ会と聞いて、木の屋石巻水産さんのくじら缶3種を持参してくれたのだ。
さあ、いよいよ
これが木の屋『長須鯨の須の子』、限定品であります。
「タレに生姜が利いてる。それに甘い」
「さっきの(岩缶の)須の子よりも歯ごたえがある」
などなど。しかしチラホラと
「肉の違いがあんまし分かんなくなってきた」
などという意見も聞こえてきた。
こちらは玄海漬さんの『鯨蕪骨粕漬』というもの。
パッケージデザインがすごく美しいです(画像はコチラ)。
蕪骨(かぶらぼね)というのは鼻筋の軟骨のことで、それを刻んで1年間塩漬けにして、精製してから粕漬けにするらしい。唐津地方の、昔から伝わる食べ物なのだそうだ。
「ホロ苦くて美味」(女性A氏)。
「酒粕そのもの」(男性A氏)。
「うにの瓶詰みたい」(男性B氏)。
「絶対、日本酒に合うよね」(男性C氏)。
そしてこちらは木の屋『イワシ鯨大和煮』。
「これ、脂っこい」(男性B氏)。
「固いです」(男性C氏)。
「食い応えがあるな」(男性D氏)
「でもあたし、くじらがこんなに美味しいなんて思わなかったー」(バーテンダーのありささん)。
こちらは丸水札幌中央水産さんの『徳用鯨大和煮』(ヒゲ鯨赤身使用)。
こいつが本日のダークホースだったのであります。
「あ、これ一番美味いかも」
「普通に美味しい」
「ご飯にかけてガーッと喰いたい」
などなど。タレが甘すぎず辛すぎず、もっともスタンダードな味付けということで好評だったようです。
お酒もすすみ、かなーりいい感じになった食べ比べ会のメンバーたち。
このうち何人かは初代メンバーと入れ替わってます。
最後をしめるのはカレー缶。あいさと高知88さんの『土佐鯨カレー』であります。
クラッカーを添えて食べたのだけど、どういうわけか
「これはクラッカーが合ってる!」(男性A氏)。
「うん、白飯よりもクラッカーだ!」(男性B氏)。
と、やや不思議な感想で満場一致となった。
胡椒の辛さが利いた、予想以上にスパイシーなカレーだったです。
かくして、第1回くじら缶食べ比べ会は終了となったのであります。ご協力いただいた『缶詰バー』に深く感謝しますです。
拝。
追:この記事は『缶詰まにあくす』“土佐 鯨カレー”にトラックバック!
自分一人の感想だと偏ってしまいますから。
味付けの好みはそれぞれ違うので、人の意見は新鮮に聞こえます。
「一つ缶の肉を分け合って食べた仲間」と言えなくも無いな(笑)
缶詰とは関係ないのですが、上から4枚目の写の方きれいな手をしていらっしゃいます。
こんな手でビールを出されたら一層美味しく飲めますね^^
おっしゃる通りです。我々は勝手なことを書いてるだけだからいいけど、メーカーさんには貴重な意見ですよねー。
一つ缶の肉を分け合って食べた仲間たち、また会う機会があるといいな。
4枚目はバーテンダーのありささんの手です。お顔も美しいのですが、今回は手タレで登場となりました。
こういった気さくな雰囲気でワイワイ楽しみながらお酒やおつまみをいただくと、悪酔いもなく気分良く酔っぱらえそうですね! ^^)
缶詰談義のできるバーって、そうそうないですよね。
1400円もして躊躇してしまいました...
何味だったかな...また行くので今度は
買ってきましょう。
これから、高額商品はケイヒで落とすことにしましょう。ふふふ。