Yes We Can!
世界は今、激動の波にさらされている。
どのような波かというと、それはもう、いろいろな波である。
そのような世情の中で、米国新大統領の発した“Can”と、我々が所属する缶界のCanはスペルが同じ。
「これは大変だ」と思わざるを得ない。
「僕も何事かせねば」と、思わず立ち上がったりする。
そんなときにぴったりなのが、本日の缶詰『さんまとハバネロ』である。
ぱかっと開缶!
ハバネロというのは読者諸賢もご存じの、唐辛子の一種。
一時は“世界一辛い”ともいわれた種類なのだ。
(現在はもっと辛い種類が確認されているらしい)
ともあれ、これをトマトソースに加えた調味液で味付けしたのが、この缶詰。
暮れゆく拙宅で、その赤い調味液が妙に魅惑的に見える。
かくのごとし。
さんまの黒々とした皮と赤いトマトソース。なぜか異国情緒が色濃く漂う。
ではでは失敬して、一口...。
むっ、これは美味いですぞ。
やっ、辛い辛い! 思わず声が出るくらい辛い。しかし直後に「けど美味い!」といってしまう。すなわち
「辛い! けど美味い! 辛い、美味い!」
を連発することになる。
予想以上に美味しいです、これ。トマトソースのグルタミン酸と、さんまのイノシン酸。そこにハバネロの辛みと香り。
トマトの酸味があるから、塩分をそれほど使わなくてもいいのではないか。
缶に残った調味液を、「辛い美味い」を連発しながらも啜ってしまった。
固形量:70g
内容総量:100g
原材料名:さんま、トマトペースト、ハバネロチリソース、食塩、砂糖、香辛料、調味料(アミノ酸)、増粘剤(ガァーガム)
原産国:日本(国分・岩手缶詰)
ウマソーな名前でもあります。
今度買って見るでありますよ~
缶界の今年の流行語大賞は「Yes We 缶!」で決まりですか?
あのような、品の良い作品および傾向が、平成の世になってからは消失してしまいました。
ああ、悲しむべきことかな。しかしYes We 缶!
「Yes We 缶!」うまい!さんまとハバネロ缶も旨い!
これはワシも「何とかせねばい缶!」 (寒…)
それが美味いんですわ。予想以上でした。
こばどの、寒くないですぞ。寒いのは冬のせいですぞ!
遅まきながら、末席に加えていただける光栄に授かりましょう!!
秋刀魚とハバネロ・・・
缶詰の結構濃いめの味わいと辛さがビミョーに良く合うんですね!
国分さん、やはり老舗のメーカー様です
ナカナカいい仕事をやってくださいます
こうして、どんどん新しい味わいの缶詰が増えれば
缶界も益々盛り上がっていくのですね!
なのに、この刷新的なお味の魚缶。
素晴らしいっす。
ワタクシ、本日は岩缶さんの取材であります。いろんな缶詰を探索してきまっす!
>ゆずこしょうもなかなか。イワシのレモン漬けも旨いですよ。
国分さんの味付け魚缶シリーズは、どれもよく出来ていると思います。製造企業の努力のたまものですね。