缶詰blog

世界中の缶詰を食べまくるぞ!

さんまとハバネロ

2009-02-08 11:24:05 | 魚介

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 Yes We Can!
 世界は今、激動の波にさらされている。
 どのような波かというと、それはもう、いろいろな波である。
 そのような世情の中で、米国新大統領の発した“Can”と、我々が所属する缶界のCanはスペルが同じ。
「これは大変だ」と思わざるを得ない。
「僕も何事かせねば」と、思わず立ち上がったりする。
 そんなときにぴったりなのが、本日の缶詰『さんまとハバネロ』である。



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 ぱかっと開缶!
 ハバネロというのは読者諸賢もご存じの、唐辛子の一種。
 一時は“世界一辛い”ともいわれた種類なのだ。
(現在はもっと辛い種類が確認されているらしい)
 ともあれ、これをトマトソースに加えた調味液で味付けしたのが、この缶詰。
 暮れゆく拙宅で、その赤い調味液が妙に魅惑的に見える。



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 かくのごとし。
 さんまの黒々とした皮と赤いトマトソース。なぜか異国情緒が色濃く漂う。
 ではでは失敬して、一口...。
 むっ、これは美味いですぞ。
 やっ、辛い辛い! 思わず声が出るくらい辛い。しかし直後に「けど美味い!」といってしまう。すなわち
「辛い! けど美味い! 辛い、美味い!」
 を連発することになる。
 予想以上に美味しいです、これ。トマトソースのグルタミン酸と、さんまのイノシン酸。そこにハバネロの辛みと香り。
 トマトの酸味があるから、塩分をそれほど使わなくてもいいのではないか。
 缶に残った調味液を、「辛い美味い」を連発しながらも啜ってしまった。





 固形量:70g
 内容総量:100g
 原材料名:さんま、トマトペースト、ハバネロチリソース、食塩、砂糖、香辛料、調味料(アミノ酸)、増粘剤(ガァーガム)
 原産国:日本(国分岩手缶詰




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8 コメント

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秋刀魚とハバネロ (缶詰好きのG3)
2009-02-08 20:07:52
小津安二郎の映画の題みたいな缶名でありますね~(^^)
ウマソーな名前でもあります。
今度買って見るでありますよ~

缶界の今年の流行語大賞は「Yes We 缶!」で決まりですか?
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缶詰好きのG3どの (はやと)
2009-02-08 20:36:03
基本ローアングルの小津監督ですね。
あのような、品の良い作品および傾向が、平成の世になってからは消失してしまいました。
ああ、悲しむべきことかな。しかしYes We 缶!

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唐辛子系と魚缶よく合うようですね。リリーの唐辛... (こば)
2009-02-09 07:48:50
こちらは調味液まで辛そうです^^

「Yes We 缶!」うまい!さんまとハバネロ缶も旨い!
これはワシも「何とかせねばい缶!」   (寒…)
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こばどの (はやと)
2009-02-09 19:41:52
そうそう、調味液もしっかりと辛かったです。
それが美味いんですわ。予想以上でした。

こばどの、寒くないですぞ。寒いのは冬のせいですぞ!
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はやと殿の記事にG-3殿、こば殿のコメント・・・ (のっぽさん)
2009-02-09 22:48:33
缶界のカサブランカ会議の様なにぎやかしさです!

遅まきながら、末席に加えていただける光栄に授かりましょう!!

秋刀魚とハバネロ・・・
缶詰の結構濃いめの味わいと辛さがビミョーに良く合うんですね!
国分さん、やはり老舗のメーカー様です
ナカナカいい仕事をやってくださいます
こうして、どんどん新しい味わいの缶詰が増えれば
缶界も益々盛り上がっていくのですね!
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のっぽどの (はやと)
2009-02-10 07:58:35
国分さんは老舗ですね。
なのに、この刷新的なお味の魚缶。
素晴らしいっす。
ワタクシ、本日は岩缶さんの取材であります。いろんな缶詰を探索してきまっす!
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コレは、今まで食べてきた魚の缶詰めの中じゃ一番... (雨宮)
2010-02-03 22:15:49
コレは、今まで食べてきた魚の缶詰めの中じゃ一番です。ハバネロもいいけど、ゆずこしょうもなかなか。イワシのレモン漬けも旨いですよ。
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雨宮どの (はやと)
2010-02-04 09:30:19
おお、一番の評価ですね!
>ゆずこしょうもなかなか。イワシのレモン漬けも旨いですよ。
国分さんの味付け魚缶シリーズは、どれもよく出来ていると思います。製造企業の努力のたまものですね。
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