2013.11.19(火)晴れのち曇り
てなわけでやっかいなクローバーも手間さえかければやっつけられそうな気がしてきた。
またクローバーと同じ頃に出現してきたのが、ヒメクグである。これは芝生広場よりもドッグランどに発生しており、注意して見ないと芝と見分けがつきにくいものだ。葉がやや黄緑でつやがあり、地下茎は赤っぽい。小さなぼんぼり状の花が着き、種子でも増えるのですこぶる繁殖力が強い。これも一時は絶望的な気がしたが、根気よく地下茎を抜けば退治出来そうだ。
この黄緑っぽいのがヒメクグ、駆除はさほど困難ではないが繁殖力は強烈
そして現在の強敵、前回イヌビエかなといったイネ科の草と苔が残った。画像など見ていくと、やっぱりイヌビエではなさそうなんて気になり、ススキ状の雑草としておこう。これが実にやっかいで、一本ずつ対処しなければならないこと、根が深くて抜きづらいこと、根を抜くと穴ぼこだらけになることなど厳しい条件だ。今のところ一部分だけの繁殖なので、とことん抜いて来年の様子を見ようという感じだ。
ススキ状雑草の根、これをちぎらずに引き抜くのは難しい
そして苔は芝にとってポピュラーな敵なので対処法もあろうかと思うのだが、数年前からの対処は掻き取って目土を入れるだけのものである。翌年になればしっかり苔が張り、まるで効果が無い。しかもそのたびに芝が減って地肌が増えてくる。
苔が生えるから芝が減っていくのか、芝の生育が悪いところに苔が生えるのか、なんとも悩ましい関係である。苔が生えているところは、水はけは悪くはないが日当たりは悪い北側である。来春には張り替えの予定だが、多量の砂を入れて更に水はけを良くするとか、野芝を植えるとか考えなくては同じ結果になってしまいそうだ。
苔の発生部分、北側で樹木のために日当たりが悪い。真ん中の少し元気な部分は昨秋張り替えたところ。
とまあ次から次へ難題が出てくるのだが、なんとかクリアして維持するのが楽しいのであって、芝の育て甲斐でもあるわけだ。
雑草処理をして伸びすぎているところは少し刈り込んでサッチ(刈りかす)をしっかり取る。そしていよいよエアレーションである。
エアレーションとはローンスパイクなどで地面に穴開けをすることだ。これは固まった土をほぐし、通気性を良くすることで芝の生育を助けるものだが、根切り効果もあって芝の分けつが良くなる。
ローンスパイクには刃が先に出ており、体重をかけて穴あけ、根切りを行う優れもの。
ローンスパイクは4年前に買ったのだが、実はエアレーションするのは今年が初めてなのだ。何でって、面倒だからよ。まあじょんのびの芝生なんぞ、ゴルフ場じゃあるまいしそんなに踏み固まっていないからよいんでないの。つづく
【作業日誌&今日のじょん 11/19】しまだやさんがじょんのびの木の剪定にやってきた。ガサガサゴソゴソパッチンパッチン音はすれども姿は見えず。首かしげながら見ていたのだが、姿が見えたとたんにワンワンワンワンと大騒ぎ、笑ってしまった。
おとーは刈りくず始末のお手伝い。