2008.7.30(水)晴
行政が行っている施策、あやべ定住サポートのタイトルである。私が移住する時にはこういう施策は無く、里山ネットが空き家の斡旋や営農を目指す人のお世話をしていた。里山ネットでは親切にしていただいたが、それといった物件もなく、営農するわけでもない私には利用価値は無かった。てなわけで、誰に頼ることもなく自分で土地を探し、自分で家を建てて営業までこぎ着けたところであるが、いろんな意味で不安はあったし、今も続いている。
最も不安なのは、近所づきあいであり、受け入れてもらえるだろうかという漠然とした不安である。自治会の問題、組内の問題、お隣の問題、そして地域の習慣の問題などである。これらは住んでみなければわからないという部分と事前に相談をしようがないという部分があり、余計不安になる訳である。そういう意味では定住サポートでは各地にサポート隊員がおられ、アドバイスを受けることが出来る。これは画期的なことだと思うし、私自身も睦合に来られる方、上林に来られる方にできる限りの情報を知らせて、お役に立てたらと思う。
今回の懇親会もそうであったが、綾部に移住した人の集まりなどに行くと必ず「綾部は良いぞ、綾部は楽園だ」的なことを聞く。関連のサイトでも盛んにそのようなことが書かれているが、住めば都でどこでもそうなるわけで、特段綾部が素晴らしいところだとは思うわけではない。確かにいい人ばかりで喜んでいるが、悪人だって居ない訳じゃ無いだろうし、行政サービスが飛び抜けて良いわけでない。緑が沢山あって良いなんていっても、そんなところいくらでもあるわけで、綾部だけに緑がある訳じゃない。要は今住んでいる者が如何に良い社会に良い環境にしていこうかと努力すべきということではないか。
綾部に移住する人が全て夢を抱いてくるわけではないと思う。逆に夢やぶれて、苦渋の決断の末来綾する人もある。そんな人がそのことを口にすることは無いと思うが、少なくとも行政でサポートできないことははっきりしている。
綾部に暮らす、昨年6月の櫟の里
今日のじょん:犬はゴーヤを食べるか?
じょんが来る日、じょんの朝食はにんじんであった。信太のブログで見つけた写真、じょんのび村に出発する朝、にんじんを食ってるのである。馬じゃあるまいしにんじん食うかなあとやってみたのが十日ほど前、しっかり食べてしまった。いやはや犬って何でも食うんだなあとい思っていた矢先、連日のように食卓をにぎわせているゴーヤチャンプルーにじょんが寄ってくる。豚肉の臭いに寄ってくるのか、油の臭いが魅力なのか、ひょっとしてゴーヤは食うかなあという興味ある実験をやってみる。ゴーヤは我が家で作っている無農薬の新鮮野菜である。油はカロリーが高すぎるので、よく落としてやってみる。うそだろ、あの苦ーいゴーヤをぺろりと食べてしまって、お代わりをねだっている。なんかの勘違いかなと思い再度やってみるが結果は同じ、いやはや驚きである。苦みを感じる味蕾は無いのだろうか、まさかビタミンが豊富だなんて知らないと思うが、、、、とにかくゴーヤは大好きだが、その後に水を盛んに飲んでいる。うーんやっぱり刺激きつすぎるかなあ。
かみさんが盛んに伏せを教えている。「フセ、フセ」「次は今里~」