2014.2.27(木)曇り
大津市北大路三丁目の穴虫池について既に紹介してきたところだが、穴虫池は穴虫池、穴虫中池、穴虫上池と谷沿いに列んで作られているため池である。
水を抜かれた穴虫池、左手に見えるのは坑道跡ではないか
琵琶湖に注ぐ盛越川の支流となるのだが、この谷が何と呼ばれているのかは不明である。また穴虫池の地名の由来も解らない。
マンガン鉱山であった焼野鉱山の坑道図を見る限り、この池の付近が鉱山跡であったと思っている。焼野鉱山に関する研究書などに穴虫地名が出てくることはないのだが、穴虫池が貯水池として作られたなら、この谷川、あるいはその周辺が穴虫という地名だったのでないか。
若葉台の住宅地から見上げる感じはまさに穴地形であり、穴虫の穴は地形地名だと考える。
穴虫池から若葉台を見下ろす。
この地帯は古代製鉄遺跡が多く、岩鉄(磁鉄鉱)による製鉄の跡も見られるという。従って近代のマンガン坑道では無く古代の鉄の坑道による穴地名の線も無視できない。
というのは今までの穴虫の多くが金属関連地帯であったこともあるが、現在新たに発見した穴虫、木津川市山城町、井手町多賀の二ヶ所も金属に関連しそうな感じなのである。つづく
【作業日誌 2/27】
ジャガイモ植え付け準備完了
薪割り
【今日のじょん】
雪が解けると草を探して食べるようになる。胃腸の調子が悪いのだろうかと心配になるが、相変わらずよく食べている。
鹿君は庭まで入ってきて龍のヒゲなんぞを食っている。