晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

大雪?平年並? 2/20

2008-02-29 | 日記・エッセイ・コラム

2008.2.20(水) 晴れ、曇り

 ずっとぐずついていた天気がやっと晴れた。あちこちから頂いたクラブを試すために福知山東ゴルフに行く。丹波方面のゴルフ場はまだクローズのようだ。道中の雪は思ったより少なく、三和町でも山間に少し残っているだけだ。先日案内したやぎのたまごに寄ってみる。大身の喫茶、食堂は無くなり、千束のやぎのたまごの店だけになっている。これがまた盛況で、数人の職員さんが忙しく立ち働いている。「なんで店やめたん」「主人が急に思い立って、理由はわかりません」だって。結構流行っていたと思うが、やぎのたまごが予想以上に売れているのかな。Img_0379 Img_0388                

やぎのたまごの売店とこれがやぎのたまごだ。



 東ゴルフでいやというほど廻って綾部に行く。三和町も綾部も雪は少なく、あの大雪騒ぎはなんなんだと思っていたところ、矢田、口上林と行くほどに雪が現れ、中上林にいたると田んぼや歩道は真っ白となってきた。じょんのび村は土の部分は田んぼのように泥んこで、屋根の下などかまくらができるほど雪が積もっている。用を済まして綾部温泉に行く。大町あたりから雪だらけで、いつもの温泉への近道は閉鎖、温泉の取り付け道路で約30cmの積雪となっている。駐車場に着くと、かいた雪がうずたかく積まれ、正面の斜面は格好のそり場となっている。綾部温泉の職員さんとの会話。「今年は一段と雪が多いですね」「いいえ、平年並みですよ」「えっこれで平年並みですか」「奥上林では1m程積もってますよ」「・・・・・・・」
というわけで、今年は大雪でもなんでもないらしい。この様子だと冬にはクロカンスキーができるなあっとノーてんきなことを考えてしまった。Img_0387

綾部温泉の雪、真っ暗でわからないか。

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認定記録会 2/16

2008-02-25 | 日記・エッセイ・コラム

1008.2.16(土) 曇り、雪

 日本トライアスロン連合の認定記録会の審判に京都アクアリーナに行く。審判と言っても競技ではないので、そうたいした仕事もないのだが一応監察やスターターを務めることとする。
 トライアスロンの認定記録と言ってもスイムとランのみでバイクは無い。全国各地で行うにはバイクをするのは難しいという理由なのだろう。距離にしても20才以上でスイム400m、ラン5000mという短いものだ。認定記録をとって、強化指定選手を目指す者もいるだろうが、自分の力を試そうという者もいるだろう。48名の出場者の中に懐かしい顔を見た。シドニーオリンピックの出場選手、小原工選手だ。ミスタートライアスロンの呼び名のとおり、強くて息の長い選手である。現在はチームテイケイのコーチをしているそうで、北京オリンピック出場濃厚の田山選手やジュニアの選手を連れてきている。田山選手の走りは昨夏の京都アクアスロンで見せてもらったが、小原選手は久々に見る走りだ。Img_0370

開会式の様子

 小原選手はトライアスロンの黎明期から今日まで常に日本のトップとして頑張ってきた素晴らしい選手だが、まだ彼が無名の頃、波崎の日本選手権でいきなり優勝したことがある。私は審判で参加していたのだが、あまりに無名であったので、当時のトップ選手からクレームが付いたことがある。非公開なので詳しいことは言えないが、抗議は受け入れられることなく優勝が決まった。それほどに彼のデビューは鮮烈であった。それより前だったろうか、キャファの合宿で一緒に練習したのだが、全盛期の私でも自転車で着いていくのは大変で、あっという間に一人旅となった。皆生トライアスロンにも思い出がある。私は夏男なので、暑い皆生は大の得意で、アップダウンのバイクコースも大好きであった。バイクの上がりは大体10位前後で上がり、苦手のランで順位を落とし20数位でゴールするのが常であった。小原選手の地元とあって凄い人気である。私に対しても凄い声援があるのだが、やがて「あれっ京都の小原さんや~」とトーンダウンするのである。みんなレースナンバーとプログラムを見比べながら応援しているのだ。
 さて記録会は順調に進み、ジュニアの水泳にはほれぼれとする。ランはサブトラックの400m周回で行われるが、最終組は小原、田山、山本のオリンピック級選手が出場し、凄い走りを見せてくれる。特に田山選手の走りは素晴らしく、師匠の小原選手をラップするところは思わずシャッターを切ってしまった。6月までの北京代表選考会は目を離せない。Img_0377

 

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様代わり 2/14

2008-02-14 | 日記・エッセイ・コラム

2008.2.14(木) 曇り

 この冬一番という寒波が来て、京都でも12年ぶりの気温だということだ。働きもせず屋内でぬくぬくとしている身にはなんでもない。これくらいの寒さが12年間も無かったなんてのが不思議なくらいだ。そういえばこの寒さのおかげで、マスコミによる温暖化報道は一切聞かなくなった。
 さて先日(2月11日)桂川沿いの自転車道をトレーニングしていると、淀のあたりにある例の私の大好きな木が伐採されていた。2007.9.18本ブログで紹介している白い幹のとても格好の良い木なのである。挿し木しようと枝をとってきたが、あっという間に枯れてしまってうまくいかなかった経緯がある。伐採については色々理由もあるのだろうが、惜しいこと極み無い。株の部分を花壇のようにしてあるのだが、次に行くときは写真を撮っておこう。
 また、2月9日に三和町を通ったときに気付いたのだが、ヤギのタマゴで有名な山小屋さん(2007.9.16ブログ紹介)も大身の店が無くなり、千束に移っていたのだ。聞くところに依るとジンギスカンや喫茶などが無くなり、ヤギの卵の販売のみとなっているというのだが、これまた残念。
 三和町と言えば気に入っていたログハウスの蕎麦屋「味菜工房」が休業となっていたのだが、おやじが元の「味喰」に戻っていたのがわかった。譲ったはずの息子が再度修行に出たからということだが、美味しいものがまたいただけるのがうれしい。蕎麦は事前に連絡しておけばいただけるということであった。
 なにかと様変わりするわけだが、後者の2件は発展としてみれば良いわけでいづれ写真で紹介したい。

  様変わりとは関係ないのだが、岩手県の伝統行事蘇民祭が昨日行われ、ポスターのセクハラ?問題がありニュースで各局が取り上げている。蘇民でわかったことがある。それは2006年の12月、紀伊半島を廻っているときに各家にしめ縄が張ってあることに気付いたことである。正月にはまだ3週間も早い時期になぜしめ縄が張ってあるのだろう。是非聞いてみたいと思うが、何しろ人影のない山間で、わざわざ家を訪ねて聞くのも面倒と思い、そのままになっていたのである。昨日、テレビでその件を取り上げている番組があり、「蘇民将門、蘇民将来、蘇民笑門」などの札とともに年中しめ縄を張るそうである。由来はスサノオノミコト伝説で、一夜の宿を貸した蘇民将来の子孫を守るというものである。正式には「蘇民将来子孫家門」というものらしい。さて、岩手の蘇民祭が関わりのあるものなのか、いまのところ謎である。

 

 

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サイン完成 2/8

2008-02-11 | 日記・エッセイ・コラム

2008.2.8(金) 曇り

 先日お見せしたサインが完成、さてなんの看板でしょう。
正解は喫煙可能室の入口に取り付ける看板だ。「煙草、釜、椀、はいれ」というしゃれになっている。これは自転車旅行中あちこちの博物館や資料館で江戸時代の看板を見て参考にしたものである。思わずニヤッとするしゃれの効いた看板がたくさんあるものだ。もちろん本物を手に入れたいが、物理的に無理である。先日ヤフーのオークションにたばこ屋のキセルの看板(これは全国各地の博物館に展示されている)が出ていたが、値段は相当高かったようである。というわけで、自作でやってみたのだが、なかなかの出来で一人で悦に入っている。Img_0368_2 DIY第2作目なので能書きを記入しておこう。

作品名 喫煙室看板「たばこかまわん、入れ」
完成日 2008.2.8
材料  桐集成材、水性エナメル塗料、水性ニス、シュロ縄
工程  彫刻刀で線を彫り、水性エナメル塗料(黒)で縁取り、同塗料(赤、黄、白、茶)で着     
     色、面取りの後水性ニス(桧色)を二度塗り
感想  彫刻刀は安物を買わないこと、4本セット600円のものはあっという間に切れなくなり
     研いでも駄目、結局一本600円程度のものを購入した。角の工作にジグソーを使っ
     たが、付属の刃では曲線切りが出来ず、みっともない結果となった。素人らしくてま
     あいいか。

     

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看板・サイン 2/3

2008-02-05 | 日記・エッセイ・コラム

2008.2.3(日) 曇り

 じょんのび村の建物が出来上がってきたので、看板やサインの準備を始める。看板は店の顔であり、店の雰囲気を伝える大切なものである。旅行中からあちこちの看板を見て、気に入った物は写真を撮って保管をしてきた。看板で店の雰囲気やコンセプトが大体解るのだが
中には看板と店の雰囲気が全然違うものもたまにある。予想より店の雰囲気が良かったときはいいが、逆の場合はだまされたような気になる。気に入った看板のひとつは田辺の愛須君の店、オハナで字体もデザインも店の雰囲気とぴったりだ。プロにデザインしてもらったそうで
経費も相当かかったそうである。Img_2249


こういう感じで作りたいと願っているが、私の場合は予算がない。幸い材木はふんだんにあるので、自作しようと思っている。板は村上建設さんに探してもらうよう依頼し、取り付け金具はFe工房さんに依頼することとした。
 京都の伝統産業印染(しるしぞめ)をやっておられる佐藤さんが暖簾を作ってあげようとおっしゃってくださったので、工房におじゃまする。暖簾は営業中を示すサインとしては最高の
ものである。ところが普通の暖簾はどうも店に似つかわしくない。そこで日除け暖簾をデザインしてみた。店の写真などを見ながら佐藤さんとお話をしていると段々日除け暖簾から旗へと代わってきた。生地や染料などの物理的な問題や、わたしの欲するデザインあるいは大きさなどの問題で、店の雰囲気に合わないというのが結論なんだが、実に真剣に店のことを考えて頂いているかというのが解る。思えば同年代の職人さんと言えばFe工房の村上さんもそうだが、素晴らしいこだわりがある。それは客も勿論だが自分自身が納得する仕事をしたいということだ。自分の感性と技術に自信があって初めて出来ることだと思うし、サラリーマンには決して理解できないことかもしれない。そこのところが職人に憧れるところなんだが、忘れImg_0340

てならないのは、彼らが通ってきた苦労の時間だろう。



 土の盛ってあるあたりが駐車場で、そこに木の看板を立てる、そして南のデッキ部分に旗
もしくは垂れ幕を掛けるというのが現在の構想である。その他オープン、クローズ、禁煙、喫煙場所、手洗い、自転車置き場、犬のトイレなど多くのサインが要るがすべて手作りで作る予定だ。いま作製中のサインをご紹介しよう。さてなんのサインでしょう?Img_0343
 
  

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