晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

じょんのび10大ニュース 12/31

2019-12-31 | 日記・エッセイ・コラム

2019.12.31(火)曇り
 年内にのび逃走始末記を終えようと思っていたが正確に記録しておこうとするととても終えられそうにないので越年することにし、恒例の年末記事を投稿することとした。

 例年ならば10大ニュースとなるのだが、じょんとのびのことがあり、12大ニュースとなってしまった。
1.じょんの死(7月28日)最も悲しくショッキングな事だった。

2.じょんの散骨のため、生まれた信太山を訪れる(9月17日)

3.童話「おきつねやまのじょん」完成、来年発行予定
4.保護犬のびがじょんのびに来る(9月20日)

5.のび山に逃げる(12月11日~15日)5日目に無事保護

6.おとうが蕎麦打ちを始める(2月~)月一回の研究会を続ける

7.おかあが指故障で3年続けたピアノ断念、ポップス始める
8.おとうおかあ月一のボイトレに通う(6月~)
9.おとうおかあ風邪を引く(5月)咳、喉の風邪で寝込む。上林では風邪は珍しいわけ
10.庭で熊と遭遇(10月13日)車庫前の庭に現れる、これで2回目

ここを右から左に通過したのだから驚く。「こらっ」と大声を出して
木小屋の方向へ追いかける。慌てて逃げて行きやがった。
11.鹿の害ひどく、ガーデン荒れる(通年)庭木、花などすべてやられる
12.スマホデビューおかあ3月、おとう11月

吉例じょんのびDIY大賞2019
 今年は従来品の修理などが主で新しいものは少なかった。

靴置き台、のび用フェンス、灯油缶入れがエントリー。
やはり手間と用途で灯油缶入れが大賞受賞!
クリスマス前に造ったリースも喜んでもらえた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

のび逃走始末記-5 12/30

2019-12-30 | Dog

2019.12.30(月)曇り

12月12日(木)曇、小雨 逃走2日目 
 かみさんと手分けしてチラシを配布する。予想として古気良谷、井根にいるとして、両地区に全戸配布する。里に出て来たら府道沿いが農耕なので、店舗や工場、施設、公民館などに周知、掲示を依頼する。

最初のチラシは100枚程度を印刷
 警察、保健所、新聞社などは昨日から連絡、依頼している。府道沿いの民家にも配布して、建田三町を車で廻る。午後は再び、河牟奈備神社から古気良谷へ、そして最後に姿を消した尾根を稜線まで登る。(尾根①)尾根の両側を見ながら行くのは当然だが、時々立ち止まって物音を探るのだが静寂があるばかりで手がかりはつかめない。稜線の向こうは井根の集落で、急な崖になっているので、稜線まで登っておれば、右に稜線を登っていくか左に降っていくしかない。水のあるところに向かうという原則から言えば左の尾根を降っているはずだ。行ってみたいが時間が無い、古気良谷に戻ってお墓下の小屋を確認する。戸締まりがしっかりしていて入り込む隙は無い。その時、河牟奈備神社側の尾根でカラスが騒ぐのが聞こえた。嫌な予感がして夢中で林の中を駆け上る。鳴いていた辺りに着くとカラスは飛び去って、向こうで鳴いている。ほっとして帰路につく。
 また眠れない永い夜を過ごす。

のびが姿を消した尾根①
12月13日(金)晴れ  逃走3日目
 13日の金曜日って何か嫌な予感がするのだけど、そんなこと言ってられない。午前中は古気良谷の草むらを捜索しながら、すべての支流の谷を水が枯れるところまで捜索する。草むらはもともと田圃だったところで、腰ぐらいまでの草が密生している。その中に獣道が縦横に走っているのだが、砂漠の中でコインを探すようなもので気が遠くなりそうだ。支流の谷は五本あり、案外すぐに水が枯れていた。 
続いて姿を消した尾根(①)の東隣の尾根に取り付く(尾根②)尾根に上がってしまうまでは急峻だが、上がってしまうとなだらかな尾根道が稜線まで続く。里の情報が無い現在、山で潜んでいるか、リードが引っかかって動けなくなっているかのどちらかと考えられる。前者だと発見できても捕まえるのは困難と思われるが、生存が確認できればいいと思っていた。後者の場合は生きていれば最良の結果となるが、逆だと最悪の結果となる。この山にはキツネの群れがいるという情報があり、動けなくなるとおそわれる可能性は高い。実は昨日からザックにはバスタオルを携行していた。もしかのときにはのびをくるむためだ。確率は五分五分と考えていた。
 稜線を左にとって、尾根①を降る。アンテナの残骸があるので分岐はすぐに解った。昼食を済ませて稜線が府道に降りるところ、井根口から登り返す。Kさん宅の横から竹林を登っていくとやがて灌木の尾根となり、どんどんいくと例のアンテナ残骸にぶつかる。もしのびが①尾根を登っていたら、この尾根を降った確率は高い。再度来た道を下る。途中井根に降る谷も覗いてみる。だいぶ降ったころ道に迷ってしまった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

のび逃走始末記-4 12/29

2019-12-29 | Dog

2019.12.29(日)曇り
 逃走初日12月11日(水)
 8:30頃 おとうと上林川ロングコース約2Kmの散歩に出る。霧が濃く、寒い。

こんな感じの霧の深い朝
    帰宅後、のびが何かに驚いた際にリードのカラビナをぽとりと落とす。寒さで手がかじかんでいたこともあるが、最近物をよく落とすようになったこともある。すぐに拾おうとしたとき、その行為に驚いたかすっと逃げる。するとカラビナが砂利に当たってカラカラと音がする。その音が追いかけてくるもんだからどんどん逃げる。それでも落ち着いてリードをつかもうとするがどんどん逃げて「おうち入り、ごはんやで」というのも無視して散歩から帰ってきたコースへすたすたと戻る。通勤時間帯なので府道は車が多く、しかも霧が深いので車道に飛び出すと大変危険だ。府道に出るともう姿は見えず、とんでもないことになったという恐怖に襲われる。のびの行動範囲は上林川沿いの堤防と府道沿いの河牟奈備神社往復コースのみである。先ほど散歩した上林川沿いのコースを折り返した地点まで走って探す。どこにも姿が見えず、戻ってきたときに異変を感じたかみさんに会い、もう一度川沿いを見るように言って府道を小浜方面に探しに行く。
 すると上林川に向かう三叉路にのびがいるではないか。じょんのびから50m程度のところである。軽トラのおじさんが捕まえようとしている。そして軽ワゴンのおじさんも車を停めて加勢してくれて三人で捕獲することになった。ところがのびは犬が変わったようにすばしこく、簡単に包囲網を突破してしまった。
そして歩道を綾部方面に疾走し始めた。そこはじょんのびの下の道となる。「のび、おうちに帰り」と叫ぶが聞く耳持たずにまっしぐらに通り抜ける。

右手にはじょんのびに帰る道があるのだが、、
軽トラのおじさんとワゴン車に乗せてもらったわたしとで猛スピードで追いかけ、村田の農作業道入り口に追い詰める。のびの目の前まで近づいて、すんでの所でまたしても逃してしまう。その様相は我が家にいたのびではなくて、まさに野犬の様相で行動も信じられないぐらい素早かった。車二台が追いかけて、わたしは走って追いかける。車が追いついたと思ったら、河牟奈備神社の駐車広場のあたりに逃げ込み、車は立ち去ってしまった。河牟奈備神社の境内を探し回るが見当たらない。

のびの見ている方向が姿をくらました河牟奈備神社駐車場
 一旦家に帰り、車で府道1号~広域農道~R27~山家~府道1号~達田三町~自宅を回る。何の手がかりもない。かみさんは知り合いに連絡を取り情報を得られるよう手配していた。またSNSで情報収集をはじめたのもこの日からだと思う。軽く食事をとり、山に入る用意をしてバイクで出かける。河牟奈備神社の裏手の山を尾根まで上り、東に進むと200mぐらいで古い峠に出会う。この尾根はどんどん上っていくのでここで折り返す。佐々木さんの情報だっただろうか、犬は水のある方、つまり谷に向かって逃げるというのが気になったからだ。反対に尾根を下っていったら、歩きやすい尾根道が続く。そしてその尾根の末端は見覚えのある古気良谷のお墓のところとなる。ここで折り返し河牟奈備神社に戻り、周囲の藪を探す。どこにも姿は見えず、バイクで古気良谷に入る。もし神社裏山を登っていれば、先ほどの尾根を下りこの谷に来ていると予想したからだ。林道がずいぶん奥まで入っており、ぬかるみと草でバイクでも通行困難な感じだ。最奥は二股になっており、おおきなぬかるみとなっている。聞き耳を立てるが何の反応もない。明日はこの谷を探してみようと元来た道を下る。そこで奇跡が起こった。さきほどのお墓の下の草むらにのびがいるではないか。

奇跡的にのびを見つけた地点、河牟奈備神社は右手の尾根の向こう。
最初は幻でも見たかと思ったが、本物だった。ところがこちらの姿を見たとたん、慌てて逃げ出した。無理もない、こちらはフルフェースのヘルメットで完全装備をしている姿だ。フルスピードで転びそうになりながらも、最奥の家の石垣のコーナーに追い詰める。もう逃げられないぞ、リードに手を伸ばした瞬間、のびの姿が消えた。あっという間に石垣をよじ登り、斜面から竹林の中に飛び込み、谷奥の方向に疾走している。倒れた竹に当たるカラビナの音がカンカンカンと響くだけで、姿はすぐに見えなくなった。嘘だろう、神が与えてくれた最後のチャンスを見事に見逃してしまったのだ。
 すぐに後を追うが斜面は急で、倒木の林はチョイと進めるものではなかった。這々の体で進むと、尾根に突き当たる、その尾根を上ったのか下ったのかわからない。まず上ってみる、どこかに引っかかってくれと祈るのだがそれらしき物は見当たらず、稜線近くまで来る。そこには名畑町の共同のテレビアンテナが壊れて残っていた。ここで折り返し尾根を下る。下りきったところは猛烈な藪で滑って転んで、とんだ藪漕ぎになる。
 帰り際に再度河牟奈備神社により、お参りする。これほど真剣に神頼みしたことは初めてだ。
 家に帰るとすぐにチラシの制作に取りかかる。山は自分で探すとして、人里に降りていたら、人の情報に頼るしかない。つらい夜が始まる、悔恨の念と見つかるかという不安、そしてのびがどう過ごしているかという心配で、眠れない。いやというほど疲れているのだが、一旦目が覚めたらもう眠れない。長い一日と長い夜の今日だった。つづく

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

のび逃走始末記-3 12/28

2019-12-28 | Dog

2019.12.28(土)曇り

 この泥だらけ、草だらけの林道を何往復したことだろう、朝夕の点検、沢筋や尾根の捜索、餌置き、草場の捜索などで十数往復している。尾根や沢の地形や景色は脳裏に焼き付いている。谷奥に戻り、現場に向かう尾根を登る。暗闇の中を鳴き声を頼りに登った尾根がこんなにきつかったのかと実感する。これを走るように登ったのだから凄い。ヘルメットはのびを怖がらせてはいけないと途中に置いてきた。これを回収し、現場に行く。保護した現場は落ち葉の斜面なんだが、リードが一巻きしていた灌木の周囲が円状に剥げている。どうやらここをぐるぐる回ったのだろう。灌木のリードが巻き付いた部分も皮が剥がれていて壮絶さを思わせる。のびが動けなくなったのは、脱げたダウンがリードの先のカラビナに引っかかり、そのダウンが地面の枯れ枝に引っかかったものである。そのままでは枝毎引きずって行けるのだが、リードの途中で灌木を一回転したものだから固定されたようだ。ダウンにしても枯れ枝にしても、灌木にしても見事なタイミングでのびの命を助けることとなった。滅多に鳴くことのないのびが鳴き続けたのも助かった原因である。現場の写真を撮って、沢のところに置いた餌を回収し、バイクで帰路につく。途中、お世話になった仲林さんと河牟奈備神社にお礼を言ってじょんのびに帰る。
 のびは唯一安心できるだろうサークルの中で眠っている。「よかったなあ」極度の緊張が解け涙があふれ出る。かみさんとひとしきり泣いたら、のびが不安そうに見ている。「うれしーて泣いてるんやから心配ない出」 即日キャドックさんで念のため診察を受ける。脱水も外傷もなく、骨にも異常が無い。ただ山の中で4日間も過ごしたためダニが5匹居た。フロントラインが効いていて皮膚までには至っていなかったが、この寒さでもダニは居るんだと驚く。足は泥だらけで体重は1Kg減っていた。8Kg余りののびだから、人間にしたら7,8Kg減ったことになる。これはなかなかの消耗である。おそらく何も食べずに丸4日間放浪していたのだろう。

病院から帰ってきたところ。
 とまあ奇跡の救出劇はここまでなのだが、今回の逃走には色々反省しなければならないこともあり、捜索救出に関しても参考にしていただきたい。そのため逃走当日、捜索の日々の動向をまず客観的に記録しておきたい。つづく


 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

のび逃走始末記-2 12/24

2019-12-24 | Dog

2019.12.24(火)雨
 下で待つ二人は鳴き声が止んだので大層心配したそうだ。わたしは懐中電灯をグルグル回して無事を知らせたがそれが何の合図だったのか解らなかったようだ。
 のびが落ち着いてきたので、下降を開始する。抱いて降りるにはあまりに急斜面なのだ。リードがあるので同じ通路を下らないと降りられない。立木の向こうとこちらでは降りられないのだ。「そっち行ったらあかん、こっち廻り」「よしよしその調子、真っ直ぐ降りるんやで」などと人としゃべるように声を掛ける。するとわたしの言葉が解るように指示通りに降りてくる。不思議なのは逃走しているときのあの俊敏さはかき消えて、おっかなびっくりの腰引けになっている。お腹が空いている、体力気力が弱っているというよりも、神経の回路が切り替わったようだ。変な方向に行きそうになったら引っ張ってはいけない、散歩の時のように上向けにリードをツンツンとするとうまくついてくる。泥の平地に近づいて、もう転んでも大丈夫というところでそっと抱き上げる。嫌がらずに素直に抱かれたのは今回が初めてだ。予想どおり滑って転んだが、お尻が泥だらけになっただけでのびは大丈夫。

正面のお墓の丘陵の下が逃走日午後の発見地
保護したのはこの奥300mの地点。
 二人が迎えてくれたのだが、何と声を掛けたのか憶えていない。このあたりで夜は白々と明けてきた。のびを抱いたまま車を置いた府道まで歩く。再発見したお墓の下、追い詰めた石垣の前を通るとき何か反応するかなと思ったが、そのような事は無くただのびの体温だけが伝わってくる。ザックの中には常にバスタオルを用意していた。冷たくなったのびを覚悟していたからだ。のびの体温を感じながら、この奇跡的な幸運を味わっている。
 車の後部座席のボックスにのびを降ろし、リードのカラビナを身体から離す。四方さんにお礼の挨拶をし、のびをかみさんに任せて、現場に戻る。ヘルメットやバイクは置いたままなので取りに帰らねばならない。
  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

のび逃走始末記-1 12/20

2019-12-20 | Dog

2019.12.20(金)曇り雨  奇跡的救出12.15
※なぜかスマホの写真は横になる。いずれ修正したいがとりあえず横に観て。

19.12.11逃走15分前

 それは逃走から4日を過ぎ、5日目にさしかかろうという未明のことである。おとうもおかあもあの日以来眠れない夜を過ごしていた。その時突然にドアを叩く音がして、「こんばんは」というはっきりとした声が聞こえた。「のびの情報だ」、「はーい」と大きな返事をして玄関に降りていく。大末(おおずえ)の手前の家の方でのびが消えた日に初めてのびの逃走の話をした方だ。
おとうは「寒いですから店の方に入ってください」なんて悠長なことを言っていたのだが、「谷の奥でずっと鳴き声が聞こえるんです」ということ。
「のびです、すぐ行きます」
慌てて服を着替え、懐中電灯、フード、水と金剛杖を持ってバイクで急行する。かみさんは車であとから駆けつける。
 谷に入るとキャンキャンキャンと鳴き続ける悲壮な声が聞こえてくる。同じ場所から聞こえてくるので動けなくなっているに違いない。リードが何かに引っかかって動けないのは想像できるが、キツネに襲われていたらと気が焦る。草とぬかるみの林道を猛スピードで登っていく。この谷は最有力候補なので、毎日2回は通っている。だからこそ真っ暗闇でも猛スピードで走ることができる。もっとも何回か転倒しそうになったが、、、。
 古気良谷は最奥で二股になっており、広い泥沼になっている。右股にはイノシシの檻が備えられており、泥沼はヌタ場にはなっていないが無数の足跡がある。

右が右俣、のびは正面の尾根上にいた。
 犬の鳴き声(この時点ではのびと確認できているわけではない)は両股の間の尾根で、予想以上に高い所から聞こえてくる。真っ暗闇でルートは選んでられないので、声の方に向かってダイレクトに登る。狐に襲われている最中なら、戦おうと持ってきた金剛杖なんだが、這って登る斜面では使いようが無い。脈も呼吸もマックスで口から心臓が飛びでそうだ。無事でいて欲しいという思いだけで怖ろしいスピードで駆け上がる。声の主に近づいたときすぐにのびだと確認できる。最後に見たときには来ていたベージュのダウンが脱げてリードの端のカラビナに引っかかっている。どうやらこのダウンが引っかかったようだ。ここで離れたらもう二度と逢えない。慎重にダウンをはずし、カラビナをザックの背負い綱に掛ける。その間ものびは吠え続ける、近づくと「ウー」とうなり声を上げる。彼女にとってはおとうではなくて、ただの捕獲人なのだ。脅えて動き回る、ここで首輪が抜けたら水の泡だ。一気につかまえて抱き上げたい気持はあるが、噛みついて噛犬になるかもしれない。

動けなくなった現場、光っているのは途中に置いてきたヘルメット。
皮がむけている木はリードが1回転していた。傾斜はかなり急。
 落ち着いて横に座り込み、昨晩教えてもらった捕獲方法を実践する。懐中電灯を消し、椀にフードを入れてそっと差し出す。一瞬ぴくっとするが、食べることはない。今度は水を入れて差し出してみる。これも反応無し。吠えるのは少し止んだみたいだけど、ぐいぐい引っ張って逃げようとするのは変わらない。こうなったら持久戦だ、黙って横に座っている。するとかみさんと四方さんが下の方にやってきた。その灯りを気にしているようなので、消して欲しいが大声を出すとやばそうなので、黙っている。そっとフードを出して手でやってみる、するとこれは食べてくれた。よほどお腹が空いているらしい。もう一握りやると完全に落ち着いたようだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨読 続・パンツをはいたサル 12/6

2019-12-06 | 雨読

2019.12.6(金)雨

 パンツの話だけに下ネタになってしまうのだが、パンツはヒトの生命を維持したり、種の維持に必要なものではない。なぜヒトははく必要のないパンツをはくようになったのかという奇妙な論理に引きずり込まれる。人間の性は生殖と言うことだけを考えるとそのほとんどが無駄なものになっている。
 「ヒトがパンツをはくようになったのは、日常的な生活の中では、性をひたすら隠しておき、ある特定の非日常的な時間や空間でそれを脱ぎ去り、一気に陶酔し、興奮し、過剰を処理するためなのである。」こうなってくると下ネタも哲学的になってくるのだが、このあたりの展開は読んでいただかないとなんとも伝えようがない。
同様にお金や法律もパンツにされてしまうのだが、読んでいてなるほどという気持ちになってくるから面白い。
 栗本先生は慶大の経済学部出身のためかマル経がお嫌いのようであるが、先生のおっしゃるパンツをマルクスの付加価値に当てはめたら、結構筋が通ってくるような気がするのだけど。付加価値が資本家のところにたまりに貯まってついに戦争になって蕩尽するしかないとすれば先生のパンツ理論と同じように見えるのだがどうだろう。
 いずれにしてもわたしが確認したいのは、人類にとってパンツは必要のない無駄なものであると言うことだ。おわり

【今日の”のびちゃん”】NO.19
本日キャドックさんに行ったときの写真、診察前にびびっているところ。
笑という漢字は犬がざるをかぶっている姿ということだが、いすの下に入っているのびも笑ってしまう。
そうそう、寒いなあと思ったら初雪が降ったのだワン。(菅坂峠)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨読 パンツをはいたサル 12/4

2019-12-04 | 雨読

2019.12.4(水)曇り

 「パンツをはいたサル」ー人間はどういう生き物かー栗本慎一郎著 光文社昭和56年初版 府立図書館借本
「サルにパンツをはかせると一週間で死んでしまう」という奇妙な話がこの本に載っているというのを他の本で読んで、急遽取り寄せて読んでしまった。表紙、裏表紙にはパンツをはいたサルの写真が載っているのだが、サルにパンツをはかせた記事はどこだか分らなかった。それほど他の記事の内容に惹かれたのかもしれない。パンツをはいたサルが一週間で死んでしまうのなら、猿回しのサルはパンツをはいていたかなあと考えてしまう。

 著者は明治大学法学部の教授で経済人類学の旗手ということである。経済人類学というのがどういうものかわからないが、読み終えるとなるほどという感がする。サブタイトルのとおり、人間はどういう生物かということを追求しているのだが、自然界に生きるサルがパンツをはいたものが人間であるということになる。ではパンツとは何なのか?無駄なもの、余計なものと解釈して良さそうだ。
人間と人間以外の動物を分けるものをパンツに例えている訳だ。本来の人間が生きていくだけなら太陽エネルギーで十分なんだが、現在の人間は石油、石炭、天然ガスなどの化石燃料エネルギーや自らを滅ぼしてしまうかもしれない原子力エネルギーまで動員してまだ足りないと言っている。生存するだけなら不要なものをせっせと蓄積して、そしてある日ため込んだものを一気に蕩尽(とうじん:使い果たすこと)するのが人間の本性であると説かれる。リオのカーニバルなど参考になるだろう。そして蕩尽の最大のものが戦争である。戦争は人間の本性に基づいているから無くならないのだと。
 戦争におけるパンツとは武器であり、お金であり、文化であり、建造物であり、あらゆる贅沢品でありそして人命でもある。あらゆるものを蕩尽するのが戦争である。動物は生存し、子孫を残すに必要なもの以外は作らないし、所有もしない。そこのところが動物と人間を分ける重要な相違点で、そのものをパンツに例えている。パンツに例えられたのは、お金、神経症、法律、道徳そしてパンツ。確かに動物たちには不必要なものばかりだ。
 なぜパンツが不必要で無駄なものか、これは興味深い課題である。この章は「なぜ、ヒトは無駄なセックスをするのか」という課題で始まる。つづく

【今日の”のびちゃん”】NO.18
11月30日、のびを置いて、京都動物愛護センターのイベントで「犬と楽しく暮らすための教室」なる講習会に行ってきた。

ドッグランも併設されていてとてもきれいな施設だ。
 同センターに収容されている動物たちの現状などの紹介がなされ、いわゆる京都方式が先進的だなあと思うのだが、それでも保護された犬猫をすべて譲渡することは困難だし、やむなく処分される犬猫もあるということで、縁あってじょんのびに来たのびちゃんを幸せにしてやらねばと心を新たにしたところである。さいわいのびの仲間15頭は当日最後の子がもらわれたと聞き、うれしく思う。ただ一緒にいた秋田犬のパールが大きさもあってか未だ収容されているというので、紹介する。老ノ坂の支所で一度会ってるだけに気にかかる。

体重23Kgで秋田犬としては小さめ。純粋種ではないかもしれないということ。立派な保護犬である。 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする