2018.7.26(木)曇り
2018.3.31始めて地下足袋で歩く。5本指ソックスをはいて、コハゼを留めてとか慣れないので準備が大変。ようやく準備が整ったら、万歩計を忘れていた。家の中に上がるのがまた大変、脱ぎ履きが靴のようにいかないのだ。いつものコース、堤防沿いのダート道と河原のゴーロ歩きを50分ほど行った。歩き方は寿命延ウォーキングの基本通りの歩きをするが、ゴーロ歩きは強烈だ。足裏の痛いこと、石を踏まないようにそろりそろりと進が15m先を見るという基本の目線はとても無理、常に足下を見ている。これではウオーキングの効果が無いなあと先を見ようとするが、石を踏んだり、浮き石に乗ったり、つまずいたり転んだりとまあ初日は惨憺たる様子だった。
4月頃のウオーキングスタイル
さてその夜横になると足裏がかっかかっかして驚く。いぼいぼの青竹踏みを思い切り体重かけて50分やったようなものだからその刺激はすさまじい。次の日からはゴーロ歩きはスピードを落とし、かかと着地、小指側、親指側の基本荷重をゆっくりと踏みしめるようにして歩く。目線はなるべく前方に持って行き、足で路面の感覚をつかむようにする。数日で慣れてきたが、目的は足に目が着いているような歩きだ、そこまでにはまだまだかかるだろう。
寿命延ゴーロコースと里山コース
気づいたことは、着地、蹴り出し、足の荷重法、腕の振り、深い呼吸など舗装道路の靴履きでは意識しないと出来ないことが自然に出来ることである。というよりそれをちゃんとしないと歩けないということだ。いったい何のためにそうするのかということが、そうしなければ歩けない、いやあるけばそうなるということか。あくまで裸足に近い地下足袋は人類の本来の歩きに近いということになる。それと靴にはない指で大地をつかむということが自然とでき、足の本来の使い方が出来ると言うことだ。このことは里山歩きで顕著で登り下り、凸凹斜面といったところで至極有効である。以来草刈りや野外作業時にも地下足袋を利用している。指を使わないということは靴の最大の欠点で、現代人の多くが浮き指となり、腰痛や肩こりをはじめとした身体のあらゆる不調に関係していると聞く。指を使える原因は親指の所の切れ目である。下駄や鼻緒と同様の効果があり、地下足袋のひとつの優位点である。
地下足袋での初めての山行、大栗峠へ
(地下足袋の良いところ)
・靴底が薄く、裸足感覚で歩ける。
・鼻緒状の切れ目がある。
・丈が長くスパッツ不要、小石やゴミが入らない。
・膝下まで足がガードされている。
・値段が安い
(地下足袋の良くないところ)
・街歩きには不向き(見栄えもあるが舗装道路は足を痛める)
・防水性無し
・耐久性に難あり
・着脱が面倒
というような感じだが、理想的なウオーキングができる最良の履き物だといえよう。
まだまだ試行錯誤の状態なのだが解ってきたこと、現在の到達点を順次紹介していきたい。つづく
おしらせ
パソコン画面の不調のため修理に出します。しばらく記事の更新が出来ませんので悪しからず。