2022.5.13(金)
久しぶりの映画を観る。ロシアのウクライナ侵攻と相まって、今各地で上映されていて是非多くの方に観ていただきたい作品だ。1970年の作品ということで、50年以上前の作品なんだが、ヘンリーマンシーニのテーマ曲が連日ラジオから流れていたのを憶えている。映画自体は観たことがなかったのだが、舞鶴のシネグルージャさんがやっておられるというので、休みの日に出かけた。
戦争の悲惨さは死に別れることが最大だろうが、映画のストーリーとしては夫婦が引き裂かれるという悲惨さを描いている。本来美しくも明るいはずのひまわり畑がかくも悲しく映るのは、その畑がウクライナにあるということでひとしおである。わたしは丘の上に永遠に続く無数の墓標が印象に残った。あの墓標のひとつひとつに計り知れない悲しみがあるとしたら、戦争というのはなんと残虐で愚かしいことかと思わせるのである。ひと組の夫婦だけでもこんなに悲しいことがあるというのに、、、そして今現実にその地で悲劇が繰り返されているのだから、なんとも痛ましい事である。
一日も早く平和が訪れますように、祈るばかりである。