2008.5.30(金)晴
蛇騒動以来、庭や小屋に行くときに細心の注意を凝らすようになった。シャッターを開けるときなんぞヒヤヒヤものである。現在忌避剤の使用ぐらいしか対策を取ってないのだが、いずれ何かとやっていかないといけない。それには蛇の習性を知ることだ。巣なんてあるのか、なぜ小屋に入ってくるのか、どんなときに入ってくるのか、どのような経路で入ってくるのかなどなんにもわかっていない。ところで自転車旅行中にはトンビが蛇をくわえて飛び去るのを何度も目撃した。じょんのび村の上空にも数羽のトンビがいつも飛び回っている。家の前の電柱にとまったり、時には庭を歩き回っていたこともある。上空からいきなり降りてきてミミズをさらっていくこともたびたびであった。いつかは蛇を捕ってくれるものと期待していたのだが、蛇騒動が起きたあたりからてんと見ることが無くなったのだ。朝から晩までピーヒョロピーヒョロとうるさいぐらい啼いていた声も聞こえなくなった。そのぶんカラスが増えゴミ置き場などを我が物顔で飛び回っている。ふしぎだなあと思っていたところ、一昨日の新聞に「上林川に鮎の稚魚放流」の記事が載っていた。何万匹という稚魚を放流するらしい。さてはおいしい鮎を食いに行っているのではないか。そりゃあトンビだって骨っぽいヘビよりも柔らかくておいしい鮎がいいよねえ、私だってまだ食ってないのに、、、、、。そのためにヘビが平気で庭に出てこれるのだ。なんと生き物の世界は風桶の連鎖でつながっているのだなあ。
もし私の説が正しいならトンビは川の上空を飛ぶはずだ。目を凝らして、耳を澄ませて注意していると、あに図らんや忠町に続く上林川の上空を盛んに飛び回っている。ということは、鮎の季節が終わるまで彼らは帰ってきてくれないのだ。その間がヘビの季節じゃないか。
トンビ帰ってきて、ヘビやっつけてくれ。カアカアカラスの鳴き声で目を覚ますのは味気ない。