2016.7.31(日)快晴
じょんのびメソッド応用編 腰痛は繰り返される(1)
じょんのび歩行を数ヶ月続けて慢性の腰痛や神経痛が治ったとしてもそれは腰痛が出にくくなったということで、腰痛は必ず繰り返されるのである。そのことを詳しく説明しようと原稿を準備したところで待ちに待った(?)腰痛が再発した。
筋肉に急激な刺激(重いものを持つなど)や軽くても持続的な刺激(座り仕事や運転など)を与えると筋肉が拘縮して痛みを発生する。この腰痛の原因を考えると、いくら筋肉を柔らかくしても強くしても腰痛は起こりえる。それは100Kgのバーベルを上げるとか北海道から九州まで運転するとか凄いことでなくても極日常的な動作や姿勢で起こるのだ。今回のわたしの腰痛(腰痛の前段階)も両脚の静的ストレッチで起きたものである。
問題は腰痛が起きたときの対処である。じょんのびメソッドの効果は「腰痛になりにくい身体を作る、それでも腰痛になったらすぐに治せる」ということだ。このことを自らの身体で証明したかったのだが、慢性の腰痛が治ってから3ヶ月、新たな腰痛は出てこない。少し違和感を感じる程度なら3回起きたが、すぐに治ってしまった。今回違和感以上の異変を感じたのは7月28日(木)の夜である。静的ストレッチは筋肉を緩めようとして逆に緊張してしまう危険性がある。29日の朝になっても同様に痛い。その痛みは1.0、これはわたし自身の規準だから他人には分からないが、生活にも動作にも影響なく痛みがあるなあと感じる程度のものである。地震で言えば震度1ぐらいか。
一刻も早く歩いて治す実験をしたいのだが、何かと忙しく夕刻5時過ぎになってようやく歩き出す。
・痛い部分を常に観察しておく。
・筋ポンプ作用を意識して歩く。
・脳からセロトニンが分泌していることを意識する。
・痛みに合わせて歩行の強度を加減する。
ところが10分余り歩いたところでポツリと雨がかかる。見れば奥の方は空が真っ黒だ。同時に土用干しをしている梅干しのことを思いだす。
今年は最高のでき、これを雨に濡らしたら大変。
えらいこっちゃ、降り出す前に帰らねば、、、、イライラカリカリ大急ぎで帰る。これでは治療にならない、最も大切な精神状態が最悪だ。ストレスが多くてセロトニンの分泌はストップ、交感神経が亢進して拘縮は益々すすむ状況だ。幸い痛みが増すことはなかったが、現状維持ってところか。つづく