2007.12.28(金)
11月弘法さんで買った鉈は砥石でいやというほど研いで磨いて、やっと銘が出てきた。「手打ち 長運斎正広」とある。インターネットで調べると、もっと程度の良い品が1,800円で落札されている。がっかりしながらも26日の山仕事で使ってみると、なかなか切れがいい。まだ刃こぼれがあちこち残っているのにだ。
問題は薪割りの斧だ。ホームセンターでは大体7,000円、外国製のおしゃれなものになると20,000円前後、かなり痛い。田舎暮らしやログハウスなどのブログを探すとチエンソー同様マニアックな世界が広がっている。金にあかせてやる田舎暮らしは好きになれない。てなわけで、超格安に手に入れることとする。まず、弘法さんや天神さんで探してみるが、薪割りの出物は少ない。かなり錆び錆の柄も終わってそうなのが3,000円で両縁日に出ている。きっと同じ店なのだろう、値段も付いているので値切れそうにもない。(値札の付いているものは値切ってもだめみたいだ)天神さんの久保さんの店の向かいに出している古道具やさん(中牟田さん)に聞くと、柄のない物ならあるということだったので、依頼する。結局終い天神に3個2,000円で購入する。
帆布の袋500円、鉈2,000円、薪割りの刃3個2,000円
弥生時代の出土品のようにしっかり錆びているが、研げばなんとかなるだろう。ところが柄はどうするんだい。ホームセンターに行けばあるだろうと思っていたが、あるのは鍬やバチヅルの柄ばかりで薪割りの柄は無いようだ。インターネットで探すが、結構いい値段が付いている。外国製のアッシュの柄などそれだけで薪割りが買えそうだ。土佐のメーカーが出しているのが2000円余り、これにするかなと思っていたら、まだ安いのが出てきた。広島のメーカーで900円、これは最安だろう。1個はくさびとして使うとして、2本の薪割りが4000円でできれば上出来だ。将来は樫の木を探して自作してみたい。
研ぎも先日買った砥石でやってもいいのだが、あまりに強烈な錆なのでFe工房の村上さんに頼むこととする。大忙しの中、正月の間の一日を開けてくれたので楽しみにしている。