2021.1.30(土)
人間世界の未来をそう楽観的に捉える事はできない。アメリカの指導者は交代したが、中国、ロシアなどの大国の指導者を見ていると暗澹たる気持ちになる。彼らは地球を何回も破壊する核兵器のスイッチを持っているのだ。80億の人間と天文学的な数の生物の命が彼らの手の中にあるのだ。彼らが未来永劫理性的であるとはとうてい思えない。しかし我らは悲観的になってはいけない、夢をなくして生きていくことはできないのだから。
実は老化細胞を除去する薬や、テロメアを伸長し、細胞の老化を防ぐサプリメントはすでに存在している。中国三千年の皇帝が追い求めた秘薬がネットで手ごろな価格で購入できるのだ。本格的な不老長寿の薬が登場するのもそう遠くないと思う。それが保険でもって病気治療に使われるのは何も問題は無い。しかしいくらでもお金を出せる富裕層が延命長寿のために使うのは目に見えている。彼らが健康長寿になることでよりいっそう富の集中することも明白である。世界中の格差は広がり、戦争に発展し多くの人の寿命を縮めるとしたら、これほどのパラドックスは無い。ノーベルのダイナマイトのように諸刃の剣となりそうだ。
飲むだけで若返るという秘薬の出現を前にして、わたしたちは態度を決めておかねばならない。わたしにとって健康は生きがいである。そして健康は細胞だけでなく、心も意識もトータルなものであって、体だけ健康であっても意味が無い。そういう訳で秘薬ができても、病気の時にだけ使おうと思う。それまではどうするか、本書の中にヒントがある。「あなたの長寿遺伝子を今すぐ働かせる方法」というのがあり、現在存在する長寿健康法が羅列されている。
減食、アミノ酸の制限、インターバルトレーニング、寒さに身をさらす、サウナそして禁煙、有害化学物質、放射線を避ける。などおなじみの健康法である。
これらについてかなり根拠を示しておられるが、これらの多くが修験道の行とマッチしているのに驚く。そしてわたし自身が実践しているのもほぼ同様で心強い。本書ではこれらの効果を認め、新たな薬剤と併用するのが理想としている。これらの方法は肉体細胞だけでなく、心も意識も感覚も若返りが期待できる。「LIFESPAN」温故知新、なにか新しいものを覗いたわくわくする本である。
【今日の”のびちゃん”】NO. 54
今期4度目の降雪、2,3cmでやれやれ、おとうの足跡見て欲しい。真っ直ぐで歩幅も充分、靴が緩いので踵をすっているが、理想的な歩行であるワン。
2021.1.27(木)曇り
LIFE SPAN 老いなき世界 デビッド・シンクレア著 東洋経済新報社刊 綾部図書館借本
京都新聞の書評で見つけ、図書館で借りたもの。「がん・認知症・老化」現在のわたしの研究課題なんだが、がんについてはおおよその知識を得て、がんに対する心構えが出来たところである。続いて老化について本を読みあさったが、老化とは実に漠然とした概念で要領を得ない。医学的、科学的に老化を知りたいのだが、専門的な本では難しくて理解できず、一般的な本では本では本当に知りたいことが解らない。
京大の湊先生の講演で聞いた老化細胞の話が印象に残り、これが老化の原因かと思ったが、講演内容をよくよく読むと、免疫系における老化というもので、老化の一部と考えるべきかと思う。ただ、先生の「老化細胞だけを選択的にとり除いてやること。少なくとも動物モデルでは、これにより、がん死亡率が低下し寿命が延びるだけでなく、加齢による心臓、腎臓、肝臓など主要臓器の機能劣化が改善し、云々」という言葉が気になった。老化細胞(死なないが分裂は止めてしまう細胞)の蓄積が老化なのだと考えてしまった。本書では未来の選択肢のトップに老化細胞の除去をあげている。老化細胞がどのようにしてできるのか、どのようにして取り除くのかはここでは記さないが、そのことが老化を止め、若返りを実現することは確かなようだ。本書を読んでいる間に大きな出来事が起こった。老化細胞の除去は遠い異国の出来事で遠い将来のことかと思っていたが、日本でも老化細胞の除去がマウスで成功したと言う記事が1月24日に新聞掲載された。
東大医科学研究所の論文
ネットにも掲載され、GLS1阻害剤を老齢マウスに投与すると加齢現象、老年病、生活習慣病が改善したことが証明されている。この東大医科学研究所の記事には5~10年後の臨床試験を目標に研究を進める旨記されており、わたしたちが生きている間に健康寿命を延ばす治療法として登場するかもしれない。海外ではもう老化細胞除去薬ができあがっている。(セノリティクス)老化細胞除去法はおそらく最も早く、最も確実になされるだろうアンチエイジングと思われるが、老化細胞の発現、蓄積は老化の現象であって原因ではないと説く。
わたしの読んだいくつかの老化に対する本、それはやや専門的なものもあり、いわゆる健康本的なものもあるが、そこに書かれている、活性酸素、乾燥、細胞老化などなど様々な要素は老化による現象であって老化の真の原因ではないようだ。ようだというのは実は老化の原因について書かれてある相当の部分は遺伝子工学でもやっていないと、一読で理解できるものではないのだ。まして図書館で借りて締め切りのある本を理解するのは困難である。それでは購入しようかとも思うのだが、購入しても当分読むことはなさそうである。
若さ→DNAの損傷→ゲノムの不安定化→DNAの巻きつきと遺伝子調節(エビゲノム)の混乱→細胞のアイデンティティの喪失→細胞の老化→病気→死
生から死へのモデルだが、この一つにあるいはすべてに人の手で働きかけができたら、、老化は止まり、若さが取り戻せるというものらしい。
おそらく本書に書かれていることはとんでもないインチキではなくて真実あるいは真実に近いものであると思う。そしてシンクレアとそのチームは若返り法と若返りの薬を作り出して世に出すだろう。彼らの信念は、生命は老いるようにはできていなくて、老化は治療できる病気であるとしている。現在存在するあまたの病気の根源は老化にあり、モグラたたきのように出てくる病気を治療するよりも根本の老化を治療すれば莫大な医療費が節約されるとしている。若返りの治療薬があれば、治療困難ながんや認知症をはじめ多くの難病も治ることとなる。医療の面だけで言えば素晴らしい薬だがそれが人体にとってまるで安全だったしても多くの問題を引き起こすこととなる。なにせ寿命が延びて人口が増えるのだから、環境問題、食糧問題、労働市場の問題、社会保障の問題、格差の拡大などなど。
本書の後半部はそれらの問題について検討考察しているのだが、実にポジティブにとらえ明るい未来を想像している。つづく
2021.2.2(火)曇り どらほー睡眠法(8)は2021.1.23
寒さに強くなるためにやってるのではないが、温冷浴法も効果があると思う。綾部温泉に月の半分ぐらい通っているが、そこでは各種トレーニング以外に温冷浴を行っている。7回ぐらい温浴と冷浴を繰り返すのだが、最初と最後に冷浴を行っている。当初は勇気が要ったが最近では平気である。特にあがるときには水風呂の後に冷水シャワーを浴びるので、着替えを済ますまでは寒い。しかし着替えて数分すると身体がほかほかしてきて、湯冷めすることは無い。温泉の遠赤効果で温まった身体が冷水で血管が収縮し、熱を逃がさないためかと思う。また一部の筋トレを水風呂の後に露天風呂の畳で行っている。これは水風呂より寒く感じるが慣れてくると平気になる。これらの冷トレは産熱力を高めているだろう。もうひとつは薄着である。産熱力があるから薄着になり、薄着になるから産熱力が高まるという好循環となる。靴下、タイツ、セーター、羽毛服、手袋、マフラー、毛の帽子が不要となった。ただし作業をするときなどは、保護用に使っている。先日、犬の散歩時に手があんまり冷たいので温度計を見たら-8℃だった。「サバイバルゲーム」(雨読2019.3.6他参照)では氷の湖で泳いだり、裸でキリマンジャロに登ったりとんでもないトレーニングをして、健康を増進したり、病気を治したりしている。
「LIFESUPAN」(2021.1.27参照)では寒さに曝すことが健康と長寿に有効であることを書いている。どちらも褐色脂肪細胞について言及しているが、わたしは100%信じているわけではない。ただ褐色脂肪細胞が存在すると言われる肩から背中の部分に冷水シャワーを掛けている。そこは風門のツボがあるところで、最も寒さを感じるところである。
わたしが温かく眠れる最大の原因は、進化するじょんのびウオーキング(裸足、素足でダート、ゴーロを歩く)によって抹消部分が異様なぐらい温かいことである。おそらく抹消の毛細血管が発達した結果と思われるが、年中素足で居られるのもそのためと思う。
裸で寝ることは空気の断熱効果で温かいと思っていたが、果たしてそうだろうか。先日朝方に小用に起き、長袖シャツを着て用を済ませ、眠れる時間も残り少ないのでそのまま寝たことがある。これがなんとも温かいのである。と言うことは裸で寝るのは実は下着やパジャマを着ているよりも寒いのかもしれない。実際目が覚めたとき肩や腕を触ると結構冷たいのだ。ひょっとすると裸で眠ることは温かいのではなくて、寒さに慣らされて、寒さに鍛えられて温かく感じる、つまり寒さを感じないということかもしれない。わたしがどらほー睡眠(脱パンツ睡眠)を始めたのは2019年の10月30日である。最も季候のよい時分であり、暑くも寒くもなくすんなりと始めることができたのである。つづく
2021.1.23(土)雨
丸山博士の「脱パンツ」に関する2冊の本にはその効能が書かれている。ストレスをなくして自律神経を整えるというのが主で、「副交感神経力」が高まり、「免疫力」も上がる、と表題にも書かれている。また次のようにも書かれている。
①産熱が促進され、新陳代謝が活発になる。
②空気浴は細菌を寄せつけない。
③拘束からの解放
どういうことか解らないかと思うが、番組のリスナーから寄せられた、病気や症状の治癒や改善例を挙げてみよう。(順不同)
・冷え性の改善 ・膀胱炎 ・不眠症 ・頭痛 ・ぜんそく ・高血圧、低血圧 ・腰痛 ・座骨神経痛
・肋間神経痛 ・背部痛 ・肩痛 ・肩こり ・脚の痛み ・胃潰瘍 ・嘔吐感 ・胃弱 ・便秘 ・慢性疼痛 ・じんましん ・アレルギー性鼻炎 ・アトピー性皮膚炎 ・花粉症 ・慢性膵炎 ・糖尿病 ・心臓発作 ・痔 ・水虫 ・接触性皮膚炎 ・膿瘍 ・頑せん ・タムシ ・カンジダ症 ・膣炎 ・膀胱炎 ・尿道炎 ・腎盂炎 ・腎炎 ・仮面うつ病 ・気分障害 ・生理痛 ・インキン ・シワ、シミ ・インポテンツ ・不妊症
キリがないのでこのくらいにして、ちょっと驚きでしょう。もちろんこれら全てに医学的なエビデンスがあるわけではないのだが、ストレスをなくすること、よい睡眠が出来ること、産熱力が高まること、蒸れないことを考えると頷けるものがある。他にも、怒りっぽくなくなったとか、肌がすべすべになったとかが報告されている。
さて実際にわたしが体験した効果とはなんだろうか。
1.暑さ寒さに強くなった。
2.腰痛、座骨神経痛はなくなった。
3.熟睡でき、眠るのが楽しくなった。
4.肌がつるつるになった。
5.寝付き、寝起きがよくなった。
6.イライラしなくなった。
とまあこんなところだろうか。特に1.については重要な効果だと思われる。人類の受けるストレスで最も大きいものは重力であると思う。ただ重力は生まれてから死ぬまで常に存在していて、ストレスと感じなくなっている。心も体も重力があるものとして進化してきたので、むしろ重量のない方がストレスとなり、宇宙飛行士の帰還時の様に異常な事態となってしまう。次に大きなストレスはといえば暑さ寒さではないだろうか。人類は暑さ寒さで絶滅の危機を何度もくぐり抜けてきたし、他の生物は暑さ寒さで絶滅したものも多くある。人類も暑さ寒さに対応出る様進化をしてきたし、文化というのも暑さ寒さに順応出来る様発展してきたと言っても過言ではない。科学の発展も暑さ寒さに対して様々な物を提供してきた。エアコンをはじめとする冷暖房器具の普及は数十年前とは雲泥の差である。子供時代の冷暖房器具と言えば、団扇と掘りごたつだったのだから。衣類にしてもそうだ、軽くて温かい化学繊維が次々出てきて、超贅沢品だった羽毛製品が誰でも当たり前に持っている時代になってしまった。ところが人間には元々体温を上げたり下げたりする機能が備わっていて、昨今の便利な冷暖房器具や衣類を使えば使うほど本来の機能が低下するのではないかと考えるのである。わたしは生来暑さには強かったが、寒さは苦手で暖房具や機能的な衣類を好んで使用してきた。特に温かい下着や靴下は次々と買い集めて使用してきた。ところが今では年中素足で靴下は不要、タイツ、羽毛服、セーター、手袋、毛糸の帽子、マフラー、パンツ、パジャマはタンスの肥やしになってしまった。夏はと言えば、短パンやランニングシャツなど涼しい衣類が不要になってきたのである。たった2年ほどの間でかくも変わるものかと思うのだが、これは全て脱パンツのおかげでは無さそうである。つづく
【今日の”のびちゃん”】NO. 53
「何じゃこりゃ」とのびが見てるのは、おとーが1週間掛けて集めてきた薪用の樹木。じょんはよく「ジャンプ」なんて大木で遊んでいたけど、、、、。のびも天気がよくなったら木飛びしよか。
2021.1.20(水)曇り
丸山淳士博士の脱パンツ健康法については2冊の本を紹介したところだが、よく見ると「脱パンツ」健康法と「脱パンツ睡眠」と表現が代わっている。どうでもいいようなことなのだが、わたしの「どらほー健康法」も「どらほー睡眠法」の方がより正確かなと思う。従って今回から「どらほー睡眠法」と変更することにする。トータルの健康法としては寿命延(じょんのび)健康法があるのでその一環と考えていただければよい。
さて問題2、尿漏れ対策だが例の2冊の本にはこのような問題は出てこなかった。実際にやってみて困ったことと気づいたのだが、尿漏れが深刻な方、特に女性は尿漏れ対策としてパンツを利用されている方は多いと思う。そういう意味でもっこ褌の使用は有効かと思い、睡眠時のみならず普段ももっこ褌を利用することとする。これで問題2、尿漏れ対策は解決である。
問題3シーツの汚れ、問題4就寝時の寒さ対策についてはインナーシーツで解決した。
シーツの汚れについては、洗濯をこまめにやれば済むことなのだが、裸で寝た場合は布団本体まで汚れがしみ込みそうで、インナーシーツを利用すればその点は解決できる。もちろんインナーシーツ自体もこまめに洗濯する必要があるが、シーツは掛け布団、敷き布団の2枚の必要があるがインナーシーツは1枚で済むことも利点である。
冬は掛け布団一枚、夏はインナーシーツのみでOK、下はマットと敷き布団。
問題4は、温かく眠るために裸で寝るのに寒いのは矛盾と思われるだろうが、実際にやってみればすぐに理解できる。裸で布団に入っていると温かいのだが、寝返りを打ったときなど隙間が出来ると、その部分が寒く、目が覚めるほどである。それとどうしても隙間が出来る肩の部分などやはり寒い。これに対してインナーシーツは完璧なまでに有効である。このアイデアはどの本にも載っておらず、どらほー睡眠法のオリジナルである。かつてユースホステルで使っていた封筒型シーツを思い出して考えたのだが、使い勝手がよいように自作しようと考えていた。念のためネット通販で検索すると、実に多くの商品がある。値段も2,000円程度で、素材やサイズも選べて便利だ。気に入ったのは、足下がファスナーで開閉が出来、サイドもボタンや紐で開閉調節でき、枕用の折り返しもある。オールシーズン使うのにこれらの機能はありがたい。改良の余地のない完成品である。洗い替えも考え、2枚を購入する。
以上、脱パンツ睡眠の問題点は全て解決した。次にその効果について検証してみたい。
【今日の”のびちゃん”】NO. 52
19日楽しみにしていたおおいの芝生広場、雪のため中止になった。車に乗って嬉しそーな写真だけみしたげる。
2021.1.16(土)雨、曇り どらほー健康法(5)は2020.12.31
(問題1)同衾者の反感をおさめる方法は脱パンツ健康法の本にいくつか書かれているが、こういう問題は個人によって捕まえ方が違うので、一概に言えるものではない。ただ夫婦であっても親子であっても、裸自体に嫌悪感を感じる人は多いのではないか。これは歳をとるほど顕著なようで、ある種の倫理観かもしれない。「脱パンツ睡眠法」ではパンツのゴムに問題があるのであって、紐式のパンツや褌(ふんどし)浴衣などで代替してもよいとある。紐式のパンツなんて普通の店では売っていない。ネット通販で探すとあるもんだね。素材もオーガニックコットンでだぼだぼゆるゆる、紐で絞るタイプで理想的。上半身裸は勘弁してもらって、このパンツなら同衾者の文句も出ないだろう。問題は値段が高いことで、(2,600円)オリジナルを製作しても同様にかかりそう。既存のトランクスを改造して紐式にならないかと試みるが、すべてゴムが縫い付けになっており無理。そしてもうひとつ、眠るときはこのパンツで快適だが、昼間ズボンの下にはくとごわごわしてなんとも不快なのである。
ゆるゆるパンツは快適だが値段が高い。
断念して、褌を探す。越中褌が単純でよいかなと思ったが、あの前垂れの部分がやはりズボン下にはごわごわしそうで却下。ネットで探しているともっこ褌というこれまた単純なスタイルの褌が見つかった。着脱が簡単で、スタイル的にもおしゃれな感じだ。パンツが始まる前、男の下着はこれではなかったかと思う。京都新聞に占領下の京都の写真が掲載されており(2020.11.14)、子供たちが鴨川辺でもっこ褌で並んでいる。背景の女の子は下着のままで泳いでおり、この子らも水着ではなく下着なのだろう。丈はずいぶん長く、大人でも兼用出来そうだ。
+
ネット通販でも千円前後で販売されており、どんなものか購入してみる。素材は綿で、両サイドが開いているので実に涼しい。通気性が抜群で絶対に蒸れることはない。眠るときはゆるゆる、起きたらぎゅっと締めて交感神経を刺激する。スタイルも気に入って、これで行こうと決めるが、問題が無いわけでは無い。もっこ褌の研究開発が始まる、詳細については別途後述する。
初めて購入したもっこ褌、1,200円
【今日の”のびちゃん”】NO. 51
1月5日初泳ぎったってのびが泳いだわけじゃないけど、芝生広場は大好き。
2021.1.1(金)雪、曇り
明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。
てなわけで新年が明けたが、一年前にはそのうち治まるだろうと思っていた新型コロナがますます勢いを増し、なんとも不安な幕開けでもある。しかも昨年末からの降雪で周囲は静まりかえって、正月気分はみじんもない。それでも初詣だけは済まそうと降雪の中を河牟奈備神社まで歩く。明治神宮や川崎大師と違ってコロナの心配はなさそうだ。昨年買ったトレッキングシューズがいきなり役に立つこととなった。それどころかロングスパッツ、毛の手袋など冬山用具が大活躍である。かみさんも一緒に買った長靴にスノウストック、わたしが40数年以上前に買ったヤッケでまるで冬山に行くようだ。最もこのヤッケ、厳冬期の屏風岩中央壁ダイレクトで岩棚でのビバークに耐えた剛の者である。
じょんのびもこのとおり
神社で昨年のお礼をして、また新たなお願いをする。参詣者もこれだけなら神様も聞いてくれるだろう。出会った参詣者は3人、昨年も3人だった。
帰ってお雑煮をいただくが、運転の都合があるので楽しみのお酒は明日にお預け。今までは「小鼓」を楽しんでいたのだが、今年は「奥丹波」をいただくことにした。
まあそんなことはどうでもいいのだが、コロナが治まってよい年になるよう祈るばかりである。
のびのこともたのんまっせ。