2007.7.28(土) 晴れ
本格的な夏がやってきた。かつては琵琶湖に赤潮が発生し、京都の水道は臭くて飲めない状態が続いた。最近ではそうでもないようだが、やはりコーヒーや料理にはおいしい水が欠かせない。あちらこちらの水を探し求めたが、味だけでは常時使うわけに行かない。近くて汲みやすいことが大切である。そんなこんなで、亀岡の出雲神社の名水を利用している。水汲み場は二カ所あり、量も豊富で並ぶことは希である。駐車場も近く、石段にスロープが取り付けてあり、神社側の理解もあるようだ。気持ちがいいので少しだがお賽銭を供えて水を汲んでいる。今日は土曜なので混み合っているかなと思いつつ訪れるが並ぶことなく40?の水を頂く。地元の野菜などの出店も出ており、トマトと珍しい真桑を買う。
出店も並ぶ参道、この奥に水場がある。
自転車旅行試走時(2006.7.16)に訪れ、満員で食べられず、その後訪れたときは臨時休業で食べられなかった蕎麦屋さんを再度訪れる。国道27号線から美山町方面に入ったところの蕎菜座延(きょうなざ えん)という憶えられない名の店は今日も駐車の車も無く、人影もない。またしても休業かとがっかりしながらも覗いてみる。食事時間を過ぎているせいか、他にお客はないが営業していた。座敷に上がりゆっくりとお茶を頂く。古い大津絵があり、風情満点だ。蕎麦と地元の野菜などの鉢物が付いている昼膳をいただく。三度目にしていただく蕎麦はなかなかの味だ。
蕎菜座 延の玄関とお気に入りの大津絵
食事の後はぼけ封じで有名な天足さんこと祥雲寺にお参りする。最近とみに物忘れが多くなっているので、少しはご利益があるものか。