2014.5.29(木)晴
山中や夜中の道路では確実に目撃される鹿が、昼間に、しかも敷地内に立っていると不思議な感じがする。「えっなに!!」と思うのだが、「平気で入ってくるのか」という一種の恐怖感がわいてくる。
昨日の11時のことである、二階の窓から車庫の付近に目をやると鹿が何かを食っている。一瞬頭が真っ白になって、慌てて階下に降りて行き鹿を追う。さすがに驚いた様子で逃げていくのだが、ぴょんぴょんと跳ねていく様子は随分軽やかだ。北の門のネットの切れ目から逃げていったので、おそらくそこから侵入したのだろう。
このブロックの先にいた。被害はミョウガの新芽、忘れっぽくなるぞ。
昼間の鹿が異様に思えること自体が異様であって、鹿は元々昼行性なのである。奈良の鹿を見ればよく解るが、夕方になると森に帰っていくのである。それが夜に行動するようになったのは人を恐れてのことだから、昼間に出てくるのは人を恐れない行為ということで、余計脅威を感じるわけだ。
山側の境界は随分横着なネットを数年間張り続けていたが、遂にその効果がなくなったと言うことだろうか。否、遂に見破られたという感じだろう。
とりあえず購入済みの漁網ネットを北面に張り巡らす。これも中途半端で頼りないが、少なくとも切れて開いていた部分はふさがることになった。これが昨日のできごとである。
ネット完成、、、そのむこうに
さて、新ネットの写真でも撮ろうかと、昨日と同じ11時頃に表に出て、カメラを構えると、ネットの向こうに昨日の鹿が来ている。ネットの中に入ってないので効果有りと喜ぶべきなんだろうが、恐れを知らぬ出現にショックを隠せない。追うと少し逃げて振り返っている。猿とは違ってかわいいななーんて甘いところを見せてしまう。これではいかんと石持て追うと、これまた軽やかに谷の奥に消えてしまった。あの跳躍力じゃどんなネットも越えてしまうなあ。
【作業日誌 5/29】
ピーマン、オクラ植え付け完了
【今日のじょん】蛇嫌いのかみさんがついつい買ってしまう蛇の忌避剤がたまってきた。蛇忌避剤の効果は?という思いは誰しもあるようで、本ブログにも多くのヒットが見られる。
隣家の石垣は一定の気温の時は必ず居るという場所がある。忌避剤効果実験を行う。しっかり振りかけたが、顔を出している蛇は慌ててすっこんでしまった。