晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

再出発に向けて

2006-07-31 | 旅行記

 2006.7.23(日)●

 雨が続き一向に梅雨が明けない、試走の反省点を活かし再出発に向けて立て直しを図る。
 反省点
 1 徹底的な軽量化と容積減少を
   フル装備で出発したが思った以上に重くて動きがとれない。容積も最大で、冬に向けて余裕がない。
 2 カメラを小型に
   大きなカメラでは自転車を止めて、バッグから出して、ケースから出して撮るのが大変、簡単に撮れるよう小型のものが必要。
 3 自転車の運行前点検をすること
   重量のある走行では自転車の消耗も大きい。事前の点検はトラブルのリスクを小さくするための最良の方策である。
 4 修理用具の再検討
   チエン切り(ピン等含む)とブレーキシューを追加。
 5 テントの設営はきっちりと
   疲れていてもきっちり設営することが大切、いつ雨が降るや風が吹くやわからない。 6 食料の買い付けは早めに
    地方ではお店がない、早めの食料調達が必要。

自転車関係の改善
1. フロントバッグとライト、スピードメーターなどの取り付け用の金具を取り付ける。
2. チエーンカッター、ピン等、パンク修理キット(のり不要のタイプ)、清掃用オイル、替えブレーキシューの追加
3. チエーンステーと前輪を結束するマジックテープバンドを追加(駐輪するとき前輪がふらつくのを防ぐ) 

減量、減容積化の取り組み
1.消耗品(綿棒や歯磨き等の数・量を減らす)
2.備品の軽量化
    マグカップをチタン製に代える。1,229円
    ブキ(スプーン、フォーク)をチタン製に代える。1,785円
    水筒をプラティパスに代える。1,260円
    カメラを小型のものに代える。パワーショットA530   19,521円(ケース含む)ソ ー ラ                               電池をやめ、エネループ一本にする。
    パソコンの充電池を軽量電池一本にする。
    不要な容器を無くす。(シャンプー等の入れ物、たわしの入れ物等)
    調味料を半減(醤油、油、味噌等重いものが多い)
    衣類を速乾性のものにする。
    医療品を必要最小限にする。Img_0035

キャファの辻本さん、お世話になります。

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チエン切れで断念

2006-07-31 | 旅行記

2006.7.19(水)●

 5:40 起床
 8:00 出発 福知山~三和~大原
13:00 須知着

 昨晩から続く雨、激しくはないが間断がない、酔っぱらって寝ていると突然のサイレンがなり出す。サイレンといえば火事しか頭にないのだがどうもそのような雰囲気ではない。相当時間鳴り続け、スピーカーから放送がはじまった。「由良川の水位が4mを越えました。避難の準備をしてください。」すわっ、避難指示なんかが出たひにゃこのまま避難所で過ごすこととなる、もっとも生活用具はすべてそろっているから不自由なことはないが。その前に福知山脱出を計るべく荷物をまとめ、キューピットのやよいママに厚く御礼申し上げ、雨の中をこぎ始める。行動食にと草餅やお菓子までいただいてありがとうございました。

 9号線の由良川を越えた辺りで川の様子をメールで送る、Img_0285 「たいしたことはないわ、大丈夫」の返事、一昨年の台風の場合は相当すごかったらしい。ゴアテックスの合羽も暑くてまったく役に立たない、長田野を越えた辺りで脱いでしまう、雨は続けて降っているが汗でぬれるのも同じこと、あっさり脱いで濡れていく。9号線三俣のあたりで土師川の写真を撮る、ものすごい迫力だ。消防団の方々も堤防に集まり不安そうに眺めている。Img_0289
通りがかりのおばさんが「気をつけて行ってね」と声をかけてくれる。

 三和町に入り、いつもお世話になっている福知山東ゴルフに立ち寄る、警報発令で学校は休みになっている。
9号線をはなれ、川合から173号線に向かう。上川合は私の生まれ育った土地で、父親の命日も近いのでお墓にお参りしていくつもりであったのだが、雨と時間の切迫で、道路からお参りする。大原の産屋の休憩所で休憩、昨日「三和町といえばなんやろなあ」としゃべっていたところ、「大原の産屋か轟きの水やろなあ」ということになった。雨の合間に写真をパチリ、この村でお産がどのくらいあるのかと考えてしまう。この写真を見る

 質志の峠をヨロヨロ登るがディレーラーの調子が悪く、ついにローギヤが使えなくなる、チエンホイル側のチエンが巻き上がってしまうのだ。中段でようやく登り切り、トンネルを越える、真っ暗なトンネルで恐ろしい。峠の下りきったところに「おばちゃんの店」というのがある、チエンの調子があまりによくないので点検をする、「あれっチエン切れてるやんか」ピンが片方はずれ、ようやく繋がっている状態である。20年近く自転車乗っているのにこんなの初めて。チエン切りを持っていないのでその辺の石を拾って応急修理するが、それで治るほどやわじゃない。だましだまし行くとしても京都まであと二つの峠は無理、須知まで行けば自転車屋さんもありなんとかなるかとスタートする。朝からコクッコクッと変な音がしていた、早く気づいておれば福知山のショップで修理できたのに、と反省しきり。
 須知の自転車屋では修理不能、最近のナローチエンにあうチエン切りが無いのだ。走行を断念し、京都から迎えにきてもらうこととする。雨にたたられ、チエン切れで終わった今回の試走、何とも情けないが本格的にスタートしたらおいそれと中断できないのだ。反省すべきは反省し、立て直しを図って再スタートの士気を高める。それにしてもたった一週間の旅で多くの方々にお世話になった。ありがとうございます。
    
走行 28Km    累計 193Km                経費 0円

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雨で沈殿

2006-07-21 | 旅行記

 2006.7.18(火)●  一日中雨

 8:30起床  福知山で滞在
 中学校同級生の谷垣さん宅でブログ投稿作業。
梅雨末期の集中豪雨で各地の被害が報ぜられている。一昨年の雨台風の教訓もあり、結構緊張感がある。そういえば福知山に来た日も堤防には消防団が待機していた。
 夜は一杯のみ。谷垣さん樋口さんと3人で同窓会をする。樋口さんが小学校の時の学校作成の詩集を披露する。方言、川合弁の応酬でなつかしいやら、おかしいやら。ちなみに少し披露する。

ばんげ:夕方、夜,よなべも同義語か
ひっさ:久しく   例:ひっさみなんだなあ
だんない:いいよ、問題なし、京都弁のかまへん
おかしん:お菓子
たった:過去を表す  例:ゆうたった、きたった、したった
てんころがし:つちのこ
なんばき:とうもろこし
そのいしとるうちに:そうこうしている間にImg_0283

晩のごちそう

費用2,280円 

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雨、雨、雨

2006-07-18 | インポート

 2006.7.17(月・祝)●  一日中雨

 8:00 起床
15:00 出発 綾部~福知山
16:00 福知山着

 一泊三食のお世話になった西村和己さんに感謝。雨はいっこうにあからない、やむなく合羽を着て福知山に向かう。喫茶キューピットの樋口やよいさんの息子さんの部屋に泊めてもらうこととなる。キューピットは7,8年前から立ち寄っているが、パンを自前で焼いておられるのは知らなかった。これがすこぶるおいしくて、しかも1個70円は安い。バターたっぷりでうまくすれば焼きたてがいただける。ホテルロイヤルヒルの温泉に入る。郵貯クラブのカードで700円が500円となる、こういうカードって持っていてもなかなか使用すること無いのだが、うまく利用すれば結構お得なものである。今回の旅でも役立ちそうだ。
走行15Km 費用500円Img_0281



お世話になった西村さん

Img_0282


キューピットのやよいちゃん、主役はパン

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雨の綾部行

2006-07-18 | インポート

 6:00 起床
 9:25 出発 宮脇~神田の名水~大野ダム~和知
16:30 綾部着

 2006.7.16(日)●

 昨晩から激しい雷雨、これじゃ晴徨雨読じゃなくて晴徨雨徨、梅雨前線は北陸から近畿北部に停滞とのこと、南下して雨を少しでもさけよう。162号線の九鬼坂の登を避け、宮脇方面に迂回すると思いがけず神田名水にめぐりあう。美山の名水として市販されている水だ。弱アルカリで大変おいしい水。それにしても工場は巨大で4棟もあろうか、水も大きなビジネスになるものだ。丹波の名峰長老ヶ岳に向かう自然歩道を通り大野ダム方面にむかう。大野ダムで写真をパチリ、上大野では第一回目の夕立に遭う。バス停雨宿りも慣れたものだ。行動食を食べながら日記を書く。27号線にでる手前で以前から気になっていた蕎麦屋によるも休日で満員の盛況、またの機会となる。その帰りに写真の古看板を発見、昨日まではキンチョールの2枚組を3カ所見つけたが、それ以外のものでは初めてである。和知の道の駅の混雑を避け旧道和知市街に入り、「イボによくきくイボ水宮(みずさん)」というのを発見さっそく見に行く。イボは無いので座りだこにかけてみる。お礼の柄杓も沢山奉納されているので、ご利益もありそうである。テニスコートのレストランで昼食、ラーメン大盛りを食べる。ここで2回目の雨宿り、ご亭主は親切に仮眠室まで提供してくれたが先を急ぐのでと辞退する。安栖里の辺で3度目の夕立、小学校横の小屋で雨宿り土砂降りの雨と雷雨で意気消沈、上林の民宿もとれず、綾部の友人西村氏に泊めていただくこととなる。洗濯、入浴、備品の乾燥をすませて、夕食をいただく。鯛の尾頭付きに鰺の刺身、久しぶりのタンパク質というかまともな食事に大感謝する。
走行62Km 費用1,000円Img_0263
茅葺きの集落、多くの人がカメラをパチリパチリ、住民のプライバシーはどうなっているのか?


Img_0269 神田の名水Img_0273


ニシコ醤油看板Img_0278

イボ水宮看板Img_0276


イボ水宮

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美山町へ

2006-07-18 | 旅行記

 2006.7.15(土)◎ にわか雨

 8:00 起床
 9:50 大森キャンプ場発
11:40 周山郵便局着 ユリベーカリーで昼食 下深見で雨宿り
16:00 美山町自然文化村着

 山の朝は涼しい、ゆっくり準備して大森キャンプ場を出発、途中珍しいものを発見。Img_0244

  二宮尊徳の像である。私の小学校入学の写真にも彼の像がある、ついぞや見かけなくなったものである。大森の分教場の跡にたっている。

小野に着くと昨日のおじさんが畑にいる、親切を受けながら名前も聞いていない、再度声をかけてお礼を言う。弓削 浩さん、ありがとうがざいました。Img_0251

 笠トンネルの手前にりっぱな邸宅があり、京都市登録有形文化財ということで看板も立っている日下部家住宅であり、黒塀に見越しの松の旧家である。自転車の練習で何度この道を走ったことか、しかし気がつくことはなかった。ゆっくりスローのこの旅のならでわの発見である。でもなぜこのような坂の途中の狭い場所に建っているのだろう。

 恐怖の笠トンネルを越え、栗尾峠の手前を左折、国道477号を経て周山に出る。周山郵便局で不要な装備を郵送、ダイコーでパンツを買う、バイクパンツは股間ムレムレで夜は耐えられない。
 ユリベーカリーでなつかしいパンをいただく。深見峠を越え夕立のため雨宿り。
 美山町自然文化村てまえで、手作りソーセージとライ麦パンを買う。到着後も雨の中で設営、立ったままの食事となる。夜の間も雨と雷が続き、肉体的精神的疲労が増す。

走行 51Km  費用 4,299円Img_0257
 

 今夜の雨の中の食事

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いよいよスタート

2006-07-18 | 旅行記

 2006.7.14(金)◎

 自転車が完成し装備のパッキングも終わった。いよいよ出発なのだが、新車自転車のホイル等の締めましや一部改造の必要があり20日にバイクショップキャファ(池田市)に立ち寄ることとなった。行程的に遠まわりというか変則というか北へ向かう予定が変わるのだが、試走ということにして一週間の旅に出る。予定は京北、美山、大飯、舞鶴、綾部、福知山、篠山、池田あたりを適当にまわるつもりでとにかく猛暑の京都を後にする。

11:20 向日市発 桂川サイクリングロード~嵐山~広沢池~山越
12:55 コンビニで雨宿り兼昼食 
13:20 出発 国道162号線を北上
14:50 小野到着 食料調達兼雨宿り
15:55 出発
16:30 大森キャンプ場到着

 桂川のサイクリング道は最高に気持ちがよい、こんな良い道はそう無いだろうとルンルンに走る。道中にいくつかの小屋掛け生活を見て複雑な気持ちになる。嵐山は観光客で一杯、本来なら停車し写真を一枚というところだが、京都の住人が京都の名所には一向に興味がわかない。山越の峠で最初のパンチをくらう、重くて自転車が上らない、ギヤはとっくにロウギヤになっている。車が次々来るのでふらつくのが怖い、こんなことじゃこの後周山街道の名だたる峠はどうなることかと不安になる。それに空は真っ暗になり今にも降り出しそう。162号線に入ったところのコンビニで昼食、夕立もきて最初の雨宿り。
 高雄への峠もなんとかクリアするが国道工事のダンプの往来が激しく恐ろしい。中川トンネルは完成しているが旧国道を走る、車が少なく気持ちいい。渋滞は無くなって良いかもしれないが町はなにか寂しい感じがする。
 小野は大森への分岐点、郵便集配の人に商店の有無を聞く、「望月商店が最後ですよ」、、、、聞いてよかった。しかし食料になるようなものはあまりなく、高野豆腐と塩昆布を買う。「お酒ありますか。」「お酒は周山までありませんよ。」ガーン。自販機に慣れきった都会人にはショックが大きい。再度の雨宿りの時に畑仕事をしているおじさんに、「キュウリを少し分けてください」と頼むと、「うちにおいで色々あるから」といってキュウリ、トマト、ナスをしこたまいただく。感謝、感謝。
 大森キャンプ場に着くとビールの自販機がある。やれやれこれで禁酒の刑からまぬがれる、しかも泊まり客は私一人でサイトも調理場もお風呂も独り占め、雨をおそれて屋根付きのバーベキュー場にテントを張らせてもらう。冷蔵庫、レンジもあり、電源もとれる、快適な生活といただいた野菜、ありついたビールと阪神の勝利に感謝してチューハイをもう一杯呑む。夜は一人きりのサイトで寂しいやら、恐ろしいやら、、、、、。Img_0236

いただいた野菜

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食の安全(3)

2006-07-10 | 旅行記

 食品添加物が体によろしくないと思っても、添加物のない加工食品なんてゼロに近い状況で、自給自足生活でもしない限りのがれられないものなのである。一般の消費者はどうすればよいのか。まづ買い物をするときにその製品の製品名、原材料名を見る癖をつけること、より添加物の少ない商品、良心的な表示をしている商品を選ぶことだ。最初はめんどうであるがすぐになれてくる。よい商品悪い商品の見分けもできるようになってくると、以前に格安の商品を見つけて感じた喜びがよい商品を見つけたときに同様にわいてくる。
 見分け方のこつは同じ種類の食品を見比べること、同じ食品でも同じメーカーでも内容はずいぶん違うものがある、もちろん値段も違ってくる。なれてきたらいつもの店と違う店に行ってみること、私の場合大手のスーパーマーケットと生協を利用しているが、概して生協のほうが良心的な食品が多い。ただし全面的に信用するのは禁物、あくまで自分で納得したものを買うことが大切。

 さて食品はともかく、旅に出ると洗剤や石鹸の類をどうするかが問題となる。シャンプー、歯磨き、ボディソープ、食器洗い、洗濯洗剤とそれだけで大きな荷物になってしまう。
しかも、キャンプで使用するものは環境に優しいもの、安全なものを使用したい。色々悩んでいたときに洗髪、体洗い、食器洗い、洗濯から洗車まで何でも使用できる優れものを見つけた。モンベルのオールパーパスソープなるもので、さっそく500mlと160mlを購入試用してみる。中性でリンを含まず環境に優しいと書いてある、洗濯や食器洗いは問題なし、浴用にも使い洗髪、体洗い、ひげ剃りまでしてしまう。泡立ちが悪いのに泡切れがよろしくない、「このくらいまあいいか」という感じで風呂上がりを涼んでいたら、だんだん目に痛みがきだした。何度か洗眼をするが痛みは増す一方でしまいにはかすんで見えなくなってきた。一晩苦しんで翌朝にはなんとか治まったが、気持ちは治まらないImg_0228_1
 

 

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初恋号六世

2006-07-08 | 旅行記

 待ちに待った自転車がやっとできあがった。さっそく試乗したところ、長い間自転車に乗っていなかったので怖いこと怖いこと 、何が怖いって車が怖いのである。ぎりぎりのところをすれちがって行く。両サイドにサイドバッグを取り付けた日には一体どうなるのであろう。急に気が弱くなってきた。

 なにはともあれ、7月7日はFIRSTLOVE Ⅵの誕生日としよう。思い起こせば20数年前FIRSTLOVE Ⅰ(初恋号一世)誕生から六台目の自転車ということになる。一世は黄色のロードレーサー、フレームは三連勝、給料が10万円そこらの時、6万円は度胸がいったものだ。宮古島トライアスロンからハワイ島のアイアンマンなど大活躍し、今は自転車マニアのお宅に飾られているらしい。(ショップ タケナカ)

 二世はおしゃれな柄の台湾産フレームのMTB、今でこそMTBは町にあふれているが当時は京都でも扱っている店も少なく、探すのも大変であった。ショッカー(オフロードバイクのチーム)主催の銀山湖のサバイバルレースを皮切りに、あちこちで賞を稼いだ。強かったのではなく選手が少なかっただけである。通勤にも活躍し、雨の日も雪の日も毎日30キロを走りぬいた。MTBツーリングのクラブをつくり、北山、西山、滋賀の山など毎週のように出かけた。後輩に譲り、今はクズ鉄、いやクズアルミになっているに違いない。(ショップ コセキ)

 三世はアルミフレームの黒のロードレーサー、トライアスロンではスチールからアルミ、カーボン、チタンなどのフレームに変わってきた時代であった。長距離のライドにはアルミは効果的であった、特にトライアスロンでは体力を温存する必要があったので最高の素材であった。三世は私のトライアスロンの全盛期を支えてくれた。海外のレースなどは行けなかったが、皆生大会が目標で、BIKEでは10位ぐらいでゴールしていた。RUNが苦手で最後は24位となっていた。(2大会)このバイクも後輩に譲り、今は無くなっているだろう。場所さえあればすべて残しておくのだが、、、(ショップ タケナカ)

 四世はエルバのスチール製ロードレーサーである。金銭的にも余裕が出てきてフレーム、パーツともに最高のものをそろえつくったのだが、レースから遠ざかるようになり活躍の場は少なかった。スギノのテクノ75のクランク、チェーンホイル、ブレーキレバー、サンツアーのシェパーブプロのディレーラーなど今では手に入らないパーツともに現役で部屋に保管されている。旅が終わったら組み直して乗ってみたいと思っている。(ショップ キャファ)

 五世はシュリーン社のMTB。レースには一度も出ずに通勤のみに頑張った気の毒な自転車である。山も愛宕山に二度、ポンポン山に一度のみ、子供たちのチョイ乗りで一生を終えるのか。(八代氏から直接)
 そして六世は活躍しまっせ。乞うご期待。

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食の安全(2)

2006-07-03 | 旅行記

 新聞広告を見て、「食品の裏側」阿部 司著を購入、一気に読んでしまう。食品添加物専門商社の元社員の赤裸々な話に驚きの連続である。
  特にコーヒーフレッシュはミルクとは無関係、調味料はにせものだらけというのは大変ショックである。コーヒーフレッシュってミルクの濃いやつって思うよね。さっそく冷蔵庫の現物を調べてみる。

 名称:植物性油脂クリーミング食品
 原材料名:植物油脂、砂糖、乳製品、カゼインNa,乳化剤、pH調整剤、ポリリン酸Na、
 セルロース、香料

 一応乳製品が原材料に入っているんだが、もう一種類あったのでみてみると、他の材料は同様であるが、乳製品の代わりに脱脂粉乳とある。いずれにしても常温で2,3ヶ月の保存期間があるのは添加物のなせる技に違いない。

 台所の調味料も調べてみる。

 名称:みりん風調味料
 原材料名:水あめ、醸造調味料、酸味料

 いやはや、みりんとは関係ないのよね。その他の調味料はまずまず合格、しかしめんつとか青じそドレッシングとかゆずポン酢とかあやしげな調味料が多すぎる。
 これらは、少し手間をかけたら簡単に作れるものなのだ。
 料理の本や雑誌もたくさんあるし、インターネットでレシピなんていやと言うほどてにいれられる。手軽に簡単に作る方法はいくらでも入手できるが、自然の材料のみで手間と愛情を込めて作る料理はなかなか見つからない。本当は母親から子供へと受け継いでいくものなんだろうけれど、望むべくもない時代なんだろうか。

 旅の間はできる限り自炊をしようと思っている。アウトドアなので材料の仕入れも難しく、道具も無く、調味料なども制限があるので大変と思うが、困難な条件の中で食育につながるレシピを紹介できれば、最高だよね。

 ちなみに今夜の料理は、大根、あげ、こんにゃくの煮物、こんにゃくと大根のきんぴら、なすのみそ汁、キュウリとソーセージのサラダ。
 この中に含まれている食品添加物はだし入り味噌に含まれる、たんぱく加水分解物、アミノ酸等、前述のみりん風調味料のみである。

    

Img_0209

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フレーム完成

2006-07-02 | インポート
自転車のフレーム完成の報がはいる。組立に2日程かかっても来週中にも出発できそう。それにしても各地で梅雨の大雨のニュースが伝えられいる。スタートの足が鈍りそう。暇な一ヶ月準備もしとけよなあ。今回はモバイル投稿のテストなり。

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