2018.1.29(月)曇り、雪
豪雪で開店できなかったじょんのびを今日は開店しなくてはいけないので、福校合唱部OBの出場する合唱祭には行けなかった。西澤さんの夢に応えられなかったのは残念だが、偶然としてはあまりにも出来すぎの来客があった。合唱部で同じテナーパートだった米本君の奥さんが娘婿さんと孫さんとで来じょんされたのだ。米さんが亡くなって5年余り、奥さんと顔を合わすのはおそらく30数年ぶりだと思う。奥さんが元気そうなので安心したが、かわいい孫さん二人を見ていると米さん生きていたら良いおじいちゃんになってるだろうなあと思ってしまう。わたしがこのブログに書いたせいか笠置のボルダリングエリアの話題が出た。(2013.3.11参照)映画になったり、町のテコ入れもあって超人気のエリアとなっているようだ。二人で誰もいない河原に毎週毎週通っていたころが懐かしい。「町長さんに頼んで、米さんの名前の残る記念ルートでも作ってもらいましょうか」できるかどうかわからないのだけど、ずっと前から考えていたことではあるのだ。
米さんの孫さん、じょんはたじたじ。
究極のAAウオーキング-6
ゴーロ歩きが骨に衝撃を与え、アンチエイジングに有効であることは解ったが、あくまで正しい歩行の応用編であって、正しく歩けることが必要となる。また日常の習慣としてゴーロ歩きだけをするのも問題である。一般のウオーキングにプラスして行うべきである。
寿命延ウォーキングでは応用編のもう一つにインターバル速歩を設けている。ウオーキングを始めて正しく歩けるようになったら、インターバル速歩を取り入れなさいと指導してきたが、果たして何人の方が実践しておられるだろう。おそらく皆無だろうと思う。
わたし自身もたまにやっていたが、習慣付いているとはいえない。その必要性が解っているのにやれないのはいったい何なんだろう。それははっきりしている、面白くないのだ。
ここに大変興味深い本がある。「自転車で健康になる」(中村博司、髙石鉄雄著)タイトルのとおり自転車に乗って健康になろうという本だが、自転車たって運動としてスポーツとしての自転車であるが、健康づくりにはある程度の運動強度が必要という内容で、自転車と歩行とを比較して、歩行よりも自転車がいいぞというものである。運動強度や心拍数、消費エネルギーなど科学的に分析し、歩行と自転車を比較されている。寿命延ウォーキングではウオーキングの効用をメンタルな面などあらゆる方面から追求してきたが、運動という視点でのみとらえると、この本の言っていることも一理ある。
自転車とウオーキングを対比されているのだが、どちらもやってるわたしとしてはどちらがいいかという問題ではないのだが、、、
腰痛対策でウオーキングを推奨されてきた先生方も当初は歩行、次には速歩、そして最近ではインターバル速歩を推奨されている。これは明らかに運動という意味でのウオーキングの弱点を補うものだと思われる。
それならいっそジョギングすればいいじゃないかということになるが、ウオーキングも習慣付かない人がジョギング出来るはずもないし、ジョギングが出来るような人ならウオーキングで健康づくりなどと考える必要も無いと言うことだ。
折山峠忠側入り口、左へ行くとゴーロ道
そこで原点に返って、人類が最も多くの時間歩いてきた形態は何かと考えてみる。それは舗装道路でも、ダートの道でも無い、山や野原をめぐる自然の中だろう。そこで狩りをしたり、木の実を採取したりする期間が何万年と続いたはずである。人類の進化の過程で、その行為にこそ健康と長寿の要素が与えられたのではないだろうか。そんな歩きを現代で身近に再現しようとすれば、それは里山歩きである。身近にそんなコースはないだろうか、と考えるとなんとゴーロコースのすぐとなりに折山峠(おりやまとうげ)の道がある。つづく
折山峠念道側入り口