晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

じょんのび動植物図鑑(4)雨蛙 8/30

2009-08-30 | 日記・エッセイ・コラム

  2009.8.30(日)曇

 今日は衆議院議員選挙の投票日である。来じょんされるお客さまは投票率100%である。私たちも閉店後に投票に行く。今夜は選挙速報で賑やかい事だろう。
 ここんとこ毎日同じところに雨蛙を見る。きっと同じ蛙が同じところにいるのだろうが、テリトリーがあるようで必ず一匹ずつ棲息している。小昆虫などを捕食しているそうだがその現場を見たことはない。Img_2934 Img_2935 Img_2937
Img_2941Img_2940 



カボスの支柱の竹に入っているのはとても可愛いので撮ったものだが、後は総て家の周りに住み着いているものである。夜の灯りに寄ってくる昆虫などを捕食するために家の周り、特に窓の周辺に住み着いているようである。驚くのはその吸着力で、天井だろうが壁だろうがよくくっついているものだ。
 正式にはニホンアマガエルというものだが、知られていないのは毒を持っていることである。皮膚から出る粘液が有毒で、傷口や粘膜に付着すると痛みが走るということだ。かなり強毒で目にはいると失明の可能性もあるということだ。ちなみに突いたらピュッとオシッコをして逃げるが、このオシッコは無毒だそうだ。
 人間にとって悪いことをするわけではないのでそのままにしているが、まあこの時期の風物詩とでも思っておけばいいのかも知れない。いつもいる場所に見つからないとなんとなく心配になるのはその風貌が可愛らしいからだろう。
【作業日誌 8/30】
畑の草引き、秋まき種子の準備

今日のじょん:ベランダに出るようになってからお客さまと接する機会が多くなっている。結構疲れてるみたいだが、そのことが自分自身の仕事なんだと気付いてくれればカフェじょんのびの看板犬となるだろう。なにっその前に本ちゃんの看板作れってか。
 

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お化け胡瓜始末記 8/29

2009-08-29 | 日記・エッセイ・コラム

2009.8.29(土)曇

 Img_2936
写真は今日の収穫である。ブッコチは評判がいいのでお客さまにあげたりしているが、いくらでも成ってくる。胡瓜は昨日お見せした化け物胡瓜の後続々と成りだして驚いている。今日になって慌てて胡瓜ネットを張ったぐらいだ。どこの畑ももうすっかり片付けられているというのにだ。胡瓜については確信はないが一応来年のために原因と対策を考えている。
まず胡瓜の栽培については4月22日にシャキット胡瓜の苗を一本植え付けた。その後順調に育ち、支柱を立て収穫を待つが、花は咲けども実はならずでがっかりする。蜂などは来ているのだがどうも自家受粉が出来ていないようである。トマトも一本のみの栽培だが着果は充分で、唐辛子類もしっかり成っている。ナスだけは当初の着果はイマイチだったが後半そこそこ成るようになった。胡瓜だけは茎葉の成長は著しく何重にもとぐろを巻くように成長したが一向に着果しなかった。そこで一本の栽培では駄目かということで、7月17日に売れ残りの苗を2本買ってきて植え付ける。そして諦めたころに成ったのが昨日の化け物胡瓜である。
 店に展示し色々ご意見を伺ったところ、どうも他のウリ類、たとえばゴーヤとかヘチマとかから受粉したのではないかという意見が多かった。ゴーヤはすぐ隣で栽培していたし、向かいではヘチマだかヒョウタンだか栽培されていた。これはかなり信憑性が高い。だとするとこれは苦くて食べられないということになる。まあ試しに切ってみる、薄く切ってかじってみる。おや、全然苦くない、市販の胡瓜より水っぽい感がするが味はまずまずだ。これはうまくしたら新種の胡瓜として売り出せるぞ、などと妙な色気を出して種を採りにかかる。どうも種はまだ若いようで白くて薄くて頼りない。一応保存することにしたが、これが発芽しなかったらお終いである。何しろ一本しか出来なかったのだから。
 種はともかく、自家製のおばけ胡瓜とナスとオクラとブッコチをコンソメとトマトの水炊きで味付けし夕食のおかずとする。トマトの甘みとブッコチのさわやかな辛さがあいまって最高の料理となった。それは自分が作った材料という自負も多分にあるのだろうが、掛け値無しに美味い料理となった。
 写真にある胡瓜はシャキット胡瓜が次々となり始めたもので、後から植えた苗からも小さな胡瓜が出来はじめている。
 教訓:胡瓜は最低3本は植えること。
【作業日誌 8/29】
胡瓜ネット作り
畑草引き

今日のじょん:ここ数日ベランダに出してお客さまの相手をさせている。といってもシャイなじょんだから愛想を振りまくというほどでは無いのだが、犬好きのお客さまには好評なようだ。慣れないことでストレスが溜まるかも知れないが、やはりこれも社会性を付ける訓練かなと勝手に思っているのだが、、、、、。ちったあ愛想せいよ。
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違いの分からん農学士シリーズ 8/28

2009-08-28 | 日記・エッセイ・コラム

2009.8.28(金)曇

 先日近所の方が「白菜蒔いたかい」なんて会話しておられた。もう秋まきの季節なんだろうか。まだ8月だぜ。近所の畑も注意深く観察しているが、一カ所だけ播種の済んでいる畑があった。今年が如何に涼しいといえども、残暑がつづく可能性もあることだし、いま葉物がでてきたひにゃ虫が大喜びするぞと秘かに思っている。しかし去年は蕪とにんじんの播種が遅すぎて失敗した経験もあるのだ。いずれにしても畑の準備だけはしておかなければならない。近所の畑は夏野菜はすっかりかたずいてきれいになっている。ところがわがじょんのびファームではトマト、オクラ、唐辛子類、ナスがピークでどれも怖ろしいくらい育っている。ナスとキュウリ、特にキュウリは大失敗で全然実が付かない。ところが蔓だけは化け物のように伸びてジャングル状態となっている。もう諦めて切り倒せばいいのだけど、折角だからと放任している。昨日そのジャングルの中に妙なものを見つけた。恐る恐る近づくと、ばかでかいキュウリが一本成っている。Img_2932

長さ37cm、おもさ1005g


今年の収穫はこれ一本である。普通に成ってくれよなあ。
 そんなわけでとりあえず干している九条ネギ、らっきょう、ニンニク、ワケギを植え付ける。特にらっきょう、ニンニク、ワケギは究極のじょんのびファームに植え付ける。自然農法は播種と収穫と言うことだったが、究極のファームは収穫のみを目指す最先端農法である。といっても種類が限られるのでたいしたことはない。現在成功しているのは茗荷と大葉、まあしゃれといってもいい。ニンジンも昨年の失敗の続きに究極ファーム入りを考えたが、どうも根が細すぎて駄目みたいだ。却下。
 その後勝手に自然農法となっている畑の草引きをする。草引きったって並の草ではないから、一畝がやっとであと四畝残ってしまった。あと4,5日はかかりそうだ。

【作業日誌 8/28】
九条ネギ、ワケギ、ニンニク植え付け
生姜畑土寄せ

今日のじょん:今日は一日留守番で遊んであげられない。店やってる日の方が一緒にいる時間が長いようだ。昨朝撮った念道橋上の写真。Img_2923

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念道のこと(3) 8/27

2009-08-28 | 歴史・民俗

2009.8.27(木) 晴

 先日一区の集まりの際にK林さんが念道のいわれについて話しておられた。「僕の聞いた話だけどかつて君尾山光明寺にお詣りの人々が大宮の峠を越えて初めて君尾山の遠望を目にして、思わず念仏を唱えて歩く道だから念道というらしいで」と言うことである。なるほど念道からの君尾山、その背後の若丹国境の山々の景色は素晴らしい。手前から城山や弥仙山からの尾根が幾重にも重なって墨絵のように見える。若丹国境の山々が屏風のように立ちはだかり、その下に君尾山など奥上林の山が少し濃く映る。将に絶景で、しかも何日も歩いて詣でて来て初めてその光景を見た人にとっては感激ものだろう。今朝写真に撮ってお見せしようとカメラを持ち出したが、府道沿いだと逆光になるので念道橋手前で撮った。旅人の目線で見られるようにズームすることなく撮ったが、少し小さくなりすぎたか。Img_2925




この説はだれもが納得する説で、住民投票でいわれを選択したら一位当選すること間違いない。ただ私は昔話としておいておくのはいいが、地名の起源としては可能性の低いものだと思っている。大体「念道」=念仏の道なんてそのまんまの説は後から作られたものが多い。特に神話なんかでは顕著である。元からある呼び名、字を使って物語を作るのはいとも簡単で、しかもらしい話が出来上がるのだ。
 大体真言密教のお寺に対して念仏なんてあるのか、念仏って浄土宗以降のことではないかと思ったのだが、実は真言念仏というのは存在するらしい。いっそこの道が近世のものだったら反論できるのだが、この街道は古いものでもちろん君尾山詣での道の一つでもある。
 私の「子ント」説を立証するためには、念道の領地関係を立証しなければならない。念道が北の端となる領地、あるいは荘園を発掘することだ。これって結構困難でないかい。ひとつのとんでもない仮説を考えているのだが、まとまったらいづれ御紹介したい。
 ここで私が以前に書いたことと矛盾に気付く。老富の地名の件(2009.7.8参照)で栃のことをそのまんま栃ノ木が多いからではないかと安易に書いたが、これは軽率であった。大体栃に栃ノ木が多いかどうか、多かったかどうかは調べておらず、行ったことも無いのだ。そして一文字の地名というのは確率的に少なく、「とち」という二文字の地名を探している。同様に「殿」も「との」という二文字で表される地名があるのではないか。なんとも無責任で不用意な記事であったと反省している。

【作業日誌 8/27】
畑土運搬

今日のじょん:今日はお友達が沢山来た。まづはサチ、最初は唸られていたがベランダで仲良ししていた。じょんも付き合い方が上手くなってきたかと思うが、すぐに調子に乗ることが欠点だ。
Img_2928

毛並みがよく似ているが、耳の立ってるのがサチ。


つづいてハナちゃんが来る、病状が思わしくなく一緒に遊べない。

Img_2930
おやつ貰ってるときは元気なんだが、、、、

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自然農法 8/26

2009-08-26 | 日記・エッセイ・コラム

2009.8.26(水)晴

 違いの分からん農学士でも有機農法だの自然農法だのって言葉は知っている。肥料も農薬も使わない、種蒔きと収穫のみという自然農法はずぼらな私には最適と思うのだ。自転車旅行中にも不耕起とか無農薬無肥料とか実際に見てきたが、興味のない者に教えていただくほどの方も現れなかった。昨年新聞記事を見て興味を持ったが、農文協のその類の本があまりにも高価なのであきれてしまった。
 夏の間半月も畑を放っておくと自然農法さながらの状態となってくる。Img_2915Y田さんの家に行ったとき草むらの中の枝豆を発見、本人曰く「作物だけだとそこに虫が着いてしまう、雑草が生えてるとそちらに虫が行って作物には着かない」ということだ。なるほど一理あるかなと思ったが、無理にそうしなくても、自然とその状態となってしまった。
さて虫はというと、以前と同じでまずい雑草よりおいしい作物にたかってくる。それよりなにより困ったことは、怖ろしくて畑に入れないことだ。特に夜に「ちょっとネギ取ってきてよ」なーんて言われたひにゃ長靴はいて手袋して、ヘッドライト点けて完全装備で草むらに分け入ることとなる。昼間でもヘビでも飛び出さないかおっかなびっくりである。
 そしてもう一つ、アナグマ、イノシシなどの獣が草むらを伝って侵入することだ。今までは柵など無くても獣の侵入は無かったのだが、草の背が高くなるとそれに沿って入ってくるのだ。Img_2804 Img_2916

生姜、メロン、アスパラガスの畝。左の畝はネギ畑



【作業日誌 8/26】
畑除草(継続)
究極のじょんのびファーム、ワケギの畝造り(継続)

今日のじょん:退屈そうなのでベランダに出られるように扉を付けてやったが、やっぱり寝ている。一体何時間寝るんだ、三年寝太郎じょん。Img_2921

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鬼の交流博物館 8/25

2009-08-25 | 日記・エッセイ・コラム

2009.8.25(火)快晴

 8月というのに秋晴れである。夏休み中に行きたかった大江山の「日本の鬼の交流博物館」に行く。ここで8月一杯「かつて繁栄した河守鉱山」の特別展をやっているのだ。実はこの博物館のある仏性寺の地で20年前ヒルクライムの記録会をやったことがある。下見やら本番やらで何度も訪れているのだが、この地が河守鉱山の跡地だとはつゆ知らなかった。Img_2905
Img_2906_2

おおきな鬼瓦のモニュメントと日本の鬼の交流博物館


河守鉱山は昭和48年まで存在しており、子供の頃は話には聞いていたが、その実態については今日まで知らなかった。本格的な操業は昭和に入ってからで、新しい鉱山であるが、古代においては鉄などの採掘が行われていたようである。今日の目的は河守鉱山の実態を知ることと、巷間語られる鬼と製鉄集団の関係を確認すること、麻呂子親王伝説について調べることなどである。
 河守鉱山については写真や図面、当時の用具などの展示があり、予想以上の規模に驚かされる。博物館の場所は松原社宅といい、少し上には鉱山事務所、売店、映画館などもあり、今少し登って行くと右手に通洞坑跡や選鉱場跡がある。

Img_2896 Img_2909 Img_2912



左、中:かつての通洞坑と現在  右:選鉱場跡

鬼、麻呂子親王伝説は展示物の他に博物館所蔵の資料を見せていただき、いくつかの冊子を購入し今後の研究の材料と致したい。特に福知山高校におられた芦田完先生の論文など数点閲覧させていただき、ご健在であらば是非お会いしたいと思うのである。
 上林の奥、三国岳に発し養老山、弥仙山、烏ヶ岳、鬼ヶ城、姫髪山から烏帽子山に至る姫髪山脈こそ金属鉱山の山脈であり、上林の古代の歴史を紐解くには、鉱山とその従事者の調査をすることがキーポイントだと確信する。
 河守鉱山の跡地はすっかり緑に覆われて往時の面影もないが、上記写真のように草に埋もれたコンクリート建造物やズリという鉱物のくず石の斜面が残っている。小さなズリと少し成分が残ってそうな石を記念に拾ってきた。
Img_2913
ズリの斜面


【作業日誌 8/25】
畑草引き
今日のじょん:今日は一日外出していたので、じょんの様子も分からないのだが、帰ってきたときの喜びようが印象的である。どこのワンちゃんもそーなんだろうがちぎれんばかりに尻尾振って出迎えてくれるのにはまいってしまう。

  

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2009くるみが来るみ 8/24

2009-08-24 | 日記・エッセイ・コラム

2009.8.24(月)曇、晴

 今年も長岡京市からじょんの兄妹くるみちゃんが来た。昨年は9月14日のことだから、じょんも憶えているかなあと不安であったが、果たして「ウー」と唸られたみたい。それでも兄妹やねえ、芝生の上ではファイトを始めた。じょんは最近マーブルファイトの機会が少ないし、くるみちゃんもファイトして遊ぶような友達がいないそうである。こればっかしは体重、体格が同等でないとうまく行かないので、じょんとくるみちゃんは最適である。Img_28771

くるみちゃんは一年見ない間にますます凛々しくなって、ちゃきちゃき娘ってところか。じょんもマーブルも耳が垂れて頼りない感じだが、くるみちゃんはきりっと立っている。おでこのカーブがマーブルと一緒だなあと思うが、まあこれほど似ていない三兄弟も珍しいだろう。今日はマーブルママの仕事の都合で三兄弟そろい踏みは出来なかったのだが、みんなそれぞれ幸せに犬生をおくっているようで、H利さんも喜んでくれるだろう。Img_2879 Img_2880 Img_2881





くるみちゃん一家ご苦労様、来年も来て頂戴ね。じょんも待ってるワン。

【作業日誌 8/24】
野外テーブル作製(足用の丸太切り)

今日のじょん:本日もじょんネタのためお休み

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上林巨大化伝説 8/23

2009-08-23 | 日記・エッセイ・コラム

2009.8.23(日)晴

 すっかり秋の好天となってしまった。涼しいのはいいのだけれど、このまま夏が終わるとしたらちょっと寂しい気もする。
 先日から巨大毛虫、巨大ナメクジの発見を伝えているが、常にじょんの散歩中なので画像がないので臨場感がない。実は今日じょんが巨大尺取り虫を発見した。幸い家の近くだったのでカメラを取りに帰る。Img_2867 Img_2868 Img_2866




しっかりメジャーも用意して、約7cm弱というところか。蛾の幼虫ということだが、一体どのようかものか調べても解らなかった。じょんは結構気になったようでいつまでもその場を動かない。このでかい尺取り虫の這う様子は滑稽というより気味悪いものだ。
 折角カメラを持っての散歩なので、念道橋の巨大鯉を撮影しようと狙うがこんな時は現れない、マーフィの鯉である。一段と巨大化して7,80cmにはなろうとしている。
 田舎育ちの私としてはきっと以前にもこういうものに出合っているのかも知れないが、興味が無いので注意力が足りなかったのだろう。ヘビとネズミだけは川合時代に最大のものを見ている。
 動物だけでなく植物も巨大なものが育っている。ゴーヤ、オクラは巨大化しているがナス、トマトは世間並み以下である。それよりも鉢植えのレモンが大きくなって育っている。といっても市販のものより小さいが、昨年の出来が数ミリの極小だったので今年のは凄い。Img_2870 Img_2871
 巨大オクラと並のレモン



【作業日誌 8/23】
花壇用杉丸太の作製
土用干し終了

今日のじょん:今日はじょんネタなのでお休み。

Img_2873
昨日完成したベランダの扉。 

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引地のこと(2) 8/22 

2009-08-23 | 歴史・民俗

2009.8.22(土)晴

 朝方雨が降って、すっかり涼しくなった。大陸の高気圧だろうか湿気も少なく、秋の気配である。例年のこの日の天気など憶えているはずもないが、自転車旅行中の8月22日は野沢温泉にいて曇り空だったがやたら暑い日であった。今年はこのまま秋になったら、夏がなかったことになる。
 私の地名考証は学生時代に遡る。山に登っていたので、その山名や尾根や谷の名前、麓の村の地名などのいわれを調べていた。特に参考書などは無かったのだが、岳人や山渓などの当時の山岳雑誌にはそういう記事が多く載っていた。ハウツー本になりさがった今日の山岳雑誌からは想像も及ばない。四方山話や昔話などもよく載っており面白かった。沢山古い雑誌を保管していたが、場所が無くて処分してしまった、おしいことをしたものだ。そんなわけで現在の地名考も参考書は無いのだが、それではあまりに心許ないので、日本地名ルーツ辞典というのが古本で500円で売っていたので購入する。毎日1,2件目をとおしているが参考になることが多い。ただ、地名に関してこういった辞書の内容だけで断定するのは危険である。そのことに関しては後日項を改めたい。
 この辞書に「引」の読みの地名は「比企(ひき)、疋相(ひきそ)、匹見(ひきみ)、引田(ひけた)」と四地名ある。比企は低地、低湿地を表す。引田も低地の田を表すという。匹見は檜木見が語源、疋相は成相の音読みとある。やはり低地、低湿地というのが有力なのか。実際のこれらの地を地図で確認する。
 比企は埼玉県の郡名で、荒川の南、東松山市の西に広がる大きな郡である。実はここを自転車旅行で走っていた。(晴徨雨読2006、11、20参照)雨の降り続く毎日だったので低湿地のイメージは確かにあったのだが、改めて地図を見ると川が縦横に走っていてため池だろうか小さな水たまりが無数にある。地域内の気になる地名、月ノ輪、鬼鎮神社、唐子、塩、土塩など。 
 引田はかつては香川県大川郡引田町で、現在は東かがわ市となっている。高松自動車道が通っており通行したことはあるのだが、この町を知るよしもない。自転車旅行や徒歩旅行が如何に意味があるか、例え通り過ぎるだけでも記憶に残るものだ。小海川、馬宿川の河口付近の低地の町で納得の低田である。製塩が盛んであったようで塩屋の地名や塩竃神社などの神社がある。またその近くに火産霊神社もある。気になる地名、小海。つづく

【作業日誌 8/22】
ベランダ扉完成

今日のじょん:いくみちゃんが帰ってしまってしゅん太郎。しばらくフテ寝していたが夜には日常が還ってきたようだ。Img_2865

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かくて夏休みは終わりけり 8/21

2009-08-21 | 日記・エッセイ・コラム

2009.8.21(金)曇

 向田町で子犬が生まれたので斉藤さんと川北さんに照会した。今日は斉藤さん一家と見に行く日だ。皆既日食の日に生まれたので、一ヶ月目というところだ。お家を探して訪ねると、いるいる白黒茶色六匹の子犬が眠ったり、遊んだり、オシッコしたりもう大変。いやあ可愛いのなんのって、じょんにもこんな時があったんだなあと思いつつ見つめていると、いつまでたっても飽きない。おかあさん犬のランちゃんは大勢の人に驚いてそわそわしている。Img_2855 Img_2856 Img_2851




どの子も可愛いのだが、一番小さな雄の子を譲り受けることにしたそうで、この子達の幸せを願わずにはいられない。斉藤さんも里親さんも早く連れ帰りたい様子だが母親の教育も必要なので九月中の引き渡しということで失礼する。
 大本さんで昼食をとり、銀行や買い物などを済ませて帰宅する。休み中の作業を一つでも片付けようと、ベランダの扉作製に取りかかる。この扉が出来たら、小型犬を連れたお客さんはベランダで食事や喫茶が出来るわけだ。あまりみっともないことは出来ないので、福知山で貰ったフェンスを利用してツーバイフォー材などを利用して作り始める。丸ノコやドリルドライバーなど工具を使うのも久しぶりだ。やるまでは億劫だがやり始めると結構楽しい。パーツが出来上がり、さあ組み立てだと言うときに空はかき曇り、ゴロゴロと雷も鳴り始めた。道具や塗装乾燥中のパーツを片付け、今日はここでお終い。四日前立てた夏休み中の計画も出来たのは二割ってとこか、なんか学校行ってるときの夏休みとちっとも変わっていない。
【作業日誌 8/21】
ベランダ扉作製(継続)

今日のじょん:ランちゃんが興奮したらいけないので、きょうはお留守番していた。帰ってきたら三人ともワンちゃんの臭いプンプンでこれまた大興奮。遠い将来のびちゃんが来ることになるがその時はどうなるだろう。

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海を見ていたじょん兄 8/20

2009-08-21 | 日記・エッセイ・コラム

2009.8.20(木)晴

 夏休み3日目、じょんを連れて海に行くことにする。大飯町の長井浜海水浴場は新しく開発された海水浴場で、是非行ってみたいと思うのだがペットが可能かどうか不安である。電話で問い合わせると、原則禁止ということだ。おそらくシーズンの終わった今は大丈夫なのかも知れないが、駄目だというのを行くのも気が引けるのでいつもの三松海岸に行くこととする。
 八代に西川さんの別荘があるというので後学のために見に行く。35年前に上林の古民家を購入されて、その後建て直しをされて今日に至っているということだが、当時は上林の古民家を買う人も、その習慣も無かったであろうから大変なことであったろうと想像する。35年間上林を愛された西川さんに敬意を表する。
 次に今年上林では大ブレークした市茅野の市営住宅を訪ねる。目的は最近付近を迷っていた犬がこの家で飼われたという噂を聞いたからだ。もともと大きな犬を飼っておられると言うのも聞いていた。なるほど近づくとワンワンと賑やかな出迎えを受ける。Img_2837_2

シェパードのマック君と迷子ビーグルのトミー君


奥さんも出てこられて、迷い犬の経緯を聞いたりする。ビーグルだけに猟で迷ったのかなと想像する。ともあれ、いいお家に保護されてよかった。どちらもおとなしそうなのでじょんも出してあげる。クンクンと臭ぎ合いをして仲良くしているが、さすがにマックの大きさにはたじたじである。Img_2835

 


 そうこうしているうちに中学生のお兄ちゃんが自転車で帰ってきた。夏休み中だからクラブ活動かなんかだろうが学校まで10Kmほどありそうだ。私も7Kmほどの自転車通学をしたが、それ以上の距離である。それと冬の積雪のことを思うと大変だなあと思うと同時にたくましく育ちそうだなあと思うのである。
 じょん君は予定どおり海に行くが、実はこの暑さは犬にとっては大の迷惑なのかも知れない。家でぐうたら寝している方がよっぽど快適なのだろう。木陰でくたばってハアハアやっている。Img_2840

楽しいご飯もこの暑さではなあ。


それでも海を見ていたじょん兄をやらねばならんので、いくみちゃんと海辺に行く。Img_2842 Img_2845 Img_2846 




それなりに絵になりそー。
帰りは高速で綾部まで帰り、ちょっと買いもん何ぞをして、武吉のぐうたらクラブに寄り道する。残念ながら主は不在だったが、自慢の石窯やバーベキュー、薫製窯などを見せていただく。ここにもワンちゃんがいて、どこか悪いのかエリザベスカラーをしているが、主に似ていてニヤッとする。

Img_2848 Img_2849 Img_2850



【作業日誌 8/20】
無し
今日のじょん:今日はじょんネタのためお休み

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引地のこと(1) 8/19

2009-08-20 | 歴史・民俗

2009.8.19(水)晴

 夏休み2日目、草刈りにいそしむ。本来は営業日なのでお客さんが来られることがある。てなわけで作業はちっとも進まない。芝刈りとベランダの扉、畑の整備が後日に残った。どうせ予定どおりには行かないと思っているのでどうってことは無いのだが、かみさんはイライラしている。スロウライフのんびり行こうぜ。
 上林風土記をお借りして、中上林の歴史をひもといているところだがこの本は資料集と言うだけあって、結論じみたことは書いて無くて膨大な資料が掲載されている。従って読者が自由に想像することができて、紋切り型の歴史書よりもずっと楽しい。
毎日深夜まで読んでいるが特に小字を毎日見直している。地名は最高の歴史の証言者である。中上林で興味ある地名は念道、引地、日置谷、殿、弓削、遊里、睦志ってところか。睦合とか五泉なんて町名が歴史的には意味がないことは以前に書いたとおりである。
 念道については以前から考証し仮説を紹介しているが、「子ント」ではないかと思っている。子は方角の北、ンは助詞「の」が転化したもの例えば「僕ん家、君ん家」なんかのン、トは渡か門ではないだろうか。渡は川の徒渉地点、門は字のとおりの門であったり領地、境界などを示すという。どちらも捨てがたいが、丁度今年1300年祭をとりおこなう河牟奈備神社の氏子境界が念道にあることを考えると、古代における荘園などの境界が念道にあったのでは無かろうか。上林荘の上下村の境が葛礼本、西屋八幡宮両神社の氏子圏の境界ではないかという説をよく目にする。根拠は解らないが古い神社の境界がかつての領地の境界であることはうなずける話ではないか。「子ント」が北の境、北の領地という意味の地名ではなかろうか。今の私の資料ではこれ以上仮説を展開することは出来ない。今後多くの資料を読みすすめ、和束町の「念道」についても是非行ってみたいし、調べてみたい。
 さて、次に気になるのは「引地」である。ある資料には「低い地が訛って引地」という説があった。なるほど私の持論である地名地形説にはぴったりの説だが、直感でどうも怪しいと気付いた。確かに上林川の湾曲部下流にあり水害の多く起こった地域ではあるが、低い土地は他にいくらでもあり、特別この地が低いわけでも無さそうだ。それよりも「引地」という地名は全国に数多くあるのだ。それらが全部低い地にあるのなら前説も頷けるのだが、順次調べてみよう。つづく

【作業日誌 8/19】
花壇の階段造り
草刈り、草燃やし
土用干し3日目
らっきょうの紫蘇巻き作り

今日のじょん:いくみちゃんが来てヒコヒコ。じょん菓子も一杯持ってきてくれた。あんまり贅沢なもん食わすなよ。いつもの粗食をくわんようなったらえらいこっちゃ。
34cmの巨大ゴーヤが採れた。じょんは昨年ほど喜んで食わない。くるみちゃんはどーかな?
Img_2833

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夏休み初日 8/18

2009-08-18 | 日記・エッセイ・コラム

2009.8.18(火)晴、夕立

 カフェじょんのびは19日、20日と夏休みを頂き、18日、21日の定休日と合わせて4日間のお休みを頂くこととなった。自営業となるといつでも休みみたいなものではあるが、やはり正式の休みはサラリーマン時代と同様に嬉しいものである。将来、店を止めて毎日日曜日状態になったら嬉しい反面つまらないように感じるかも知れない。今は夏期休暇を存分に楽しみたい。ということだが、実は店をやらないと言うだけでやらなければならないことは山とある。計画を立ててもイライラするだけだから、これだけはやってしまおう、いややらなければならないということを揚げてみよう。
1,草刈り
2,芝生刈り
3,ベランダ扉造り
4,ネギ、ラッキョウ植え付け
5,畑整備
6,花壇の階段などかみさんの注文事
7,煙突掃除
8,テーブル作り始め
その他に一日はどっかに出かけたいので、これらを三日でやらなければならない。やっぱ無理かなあ。もう一日目が終わった。家の掃除と買い物で終わり、上記項目では草刈りの20分の一ぐらいが出来た。明日は1~3をやっつけよう。フー。
 自転車旅行の時8月19日が一番暑かった。別所温泉から長野市まで走ったのだが、この日の長野市の気温が38度ということだ。その上千曲川の河川敷サイクリングロードは日陰も水もなく、昼頃には行き倒れ状態となっていた。そう思えば今年は涼しい、もう上林は虫の大合唱となっている。Img_2823

こんなん出ましたけど~。ご存じナナフシである。一見四本足みたいに見えるが触覚のように見えるのが足で、触覚はその間にある。正真正銘昆虫だ。
【作業日誌 8/18】
土用干し二日目
草刈り少々Img_2825

良い天気でカリカリに乾く。

今日のじょん:毎日じょんのネタに苦労する。今日はじょんシャンの日で、事前にかみさんにファーミネーターで毛を取ってもらっている。ファーミネタなんちゃったりして、、、。Img_2827  

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じょんのびファーム報告 8/17

2009-08-18 | 日記・エッセイ・コラム

2009.8.17(月)晴

 ようやく上林に夏が来た。2日と続かなかった晴天が数日続き、今後も続きそうな予報である。ただし日はもうかなり斜めで、高気圧も小笠原高気圧ではなくて大陸の高気圧であの強烈な蒸し暑さはない。てな訳で、各地で農作物の不作が予想されている。じょんのびファームもご多分に漏れず実の付かない野菜や実が付いても大きくならないものが出てきて概して味はイマイチだ。
Img_2776
8月6日の収穫


7月15日にじょんのびファームの中間報告をしたが、夏野菜シーズンが終盤に近づいたので改めて評価反省をすることとする。
じょんのびファームNow
(1)トマト 近所のトマトはすっかり終わって片付けられているが、じょんのびトマトはまだまだ成長と実成を続けている。気温が上がらなかったため甘さというか成熟度合いはイマイチだが、よく育ち良く成ったというところである。一本の苗で充分である。80点
(2)ミニトマト かみさんが鉢植えしていたのを地植えに替える。何の世話もしていないがそれなりに成っている。50点
(3)オクラ 今年の大成功、昨年の失敗は一本の苗を植えたら根切り虫に切られてそれでお終い。今年は種を6カ所に3,4粒ずつ蒔いてほとんど100%発芽、そろそろ間引きしようかというときに根切り虫にやられて、結局6本が残った。もちろん切られたらすぐに虫を探して駆除してこれである。そのうち一本が病気だか虫害だか知らないが葉が枯れて駄目になったが、その他は大木に成長、毎日大きなオクラを供給してくれている。90点
(4)ナス 一本だけ苗を買って植える。すくすく成長したが、実がちいさくて堅い。一本では実付きが悪いのかなあと諦めていたが、最近になってまともな実がなり始めた。上手く剪定すれば秋ナスが楽しめると言うことである。50点
(5)ブッコチ 宇野さんに種をもらいポットで育てて畑に移植したが、育ちの悪いこと甚だしい。いつまでも3cmぐらいで、苗を差し上げた人もぼやいていた。それが気温が上がってきたら一気で、たわわになっている。ところが食べ方が解らない、焼いて食べてもそう辛くないのだが、刻んでラーメンに入れたら飛び上がってしまった。宇野さんはみそ漬けとか言ってたけど、もう少し面倒でないレシピを探したい。70点
(6)ゴーヤ プランタから地に下ろしたのは大正解、りっぱなゴーヤカーテンになった。昨年の実から採った種を植えたので数本は実の付かない変な木が生えてきた。
カーテンは完璧だが、実の方は気温不足か小さくて不満だが、気温が上がってきて大きなものも出来はじめた。(70点)
(7)キュウリ 大失敗、怖ろしく育っているが、一個も実が付かない。一本だけ育てたのが原因かと、追加で2本植えているが、結果は出ない。(0点)
(8)アスパラガス 昨年植え付けたものは完全に根腐れを起こしている。原因は不明。今年も売れ残りの苗を植え付けたが影も形もない。(0点)
(9)枝豆 2本の苗を植え付ける。育ちも悪く、虫害も出た。いくつか収穫できたが実も小さく、硬くて味も悪い。市販のものも小さくて味が良くない、気候が影響しているのか。(5点)
(10)ラッキョウ 収穫済みで甘酢漬けになっている。数株を2年ものとして畑に残し、来年用に数株を保管している。昨年は苗を買ったが、100%立派に育ち、これで甘酢漬けが美味しく仕上がったら満点である。(90点)
(11)九条ネギ 昨夏干しネギとし8月に植え付けた。その後美味しく食べることが出来たが、すぐに硬くなり年中まずい。柔らかくて美味しいネギとするにはどうしたら良いのか、検討中である。(20点)
(12)ワケギ、ニンニク もらい物の苗などを植え付けていたら勝手に育った。食していないので何とも言えないが、来年からは究極のじょんのびファームとなる。(20点)
(13)青紫蘇、赤紫蘇 自然に生えているものを赤青分けて移植している。紫蘇醤油にしているぐらいで余り利用していない。梅干し用の赤紫蘇は昨年は購入したが今年は自家製を使った。ただし成長が遅いので梅干し用に間に合わない、小さなものを2回に分けて紫蘇入れをした。赤紫蘇のみ手を掛けて早く出来るよう出来ないものか。青紫蘇は究極のファーム行きとする。(30点)
(14)茗荷 既に究極ファーム作物となっている。収穫はもっと秋口かと思っていたら今が盛りのようだ。収穫時期を逸している。(50点)
(15)自然薯 短形のものを5株ほど植えて、3株が育っている。先日むかごを収穫したが焼き方がまずいのか食べられなかった。(成育中)
(16)生姜 種芋の保存に失敗して腐らせてしまったので売れ残りのものを安く仕入れる。10個ぐらい芽出しをしたが、6本が育っている。収穫は自信があるが保存の方法が問題だ。(成育中)
(17)メロン 食べた後の種がゴミの中から発芽し、実が成っている。どんなメロンか忘れたが、F1種なら何が出来るか解らない。(成育中)
(18)カボス 唯一畑に植わっている果物。日当たりの良い風の少ないところと書いてあったので、作業場の横に植えたのだが、現在7個の実が成育中だ。実の割に葉が少ないような気がするのだが、、、。(成育中)

【作業日誌 8/17】
土用干し
芝生広場草引き

今日のじょん:食べ物をねだっているときも、「終わりやで」と言うとさっさとサークルに入る。まるで言葉が分かってるみたいだが、実は気配で理解しているということだ。店をやっているために四六時中じょんと接していることと常に話しかけているために聞き分けが良くなったのだと思う。普通の家庭ではこういう風には行かないだろうが、愛情を持って育てることが結局は育てやすい子になることだろう。
土用干し  

  

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じょんのび動植物図鑑 8/16

2009-08-17 | 日記・エッセイ・コラム

2009.8.16(日)晴

 今夏は涼しいせいかヘビ君を見かけることが少ない。などと安心していたら又しても倉庫闖入事件が起こった。14日のことである、軽トラの車庫の入口付近でそわそわしているシマチビ君(昨年のは大きくなっているだろうから二世だろう)を発見する。畑に返してやろうと箒で追うが、多分それが彼らの本能だろう、建物の奥へ奥へ逃げてゆくのだ。大捕物を続けて、結局作業倉庫の作業台の下の木っ端の間に逃げ込んでしまった。昨年のヘビ事件とまるで同じである。違うのはこちとらの受け取り方で、ヘビぐらいじゃ騒がない。そのうち出ていくだろうと、一応蚊取り線香を点けておく。よく考えればお盆である。ぶっ殺さなくてよかった、殺生は禁物ですぞ。
 さて次は昨日の午後のことである。キヌガサタケが黴びてしまったので、又しても生えていないか木小屋周辺を点検する。と、薪の端にきれいな虫がいる。前からカミキリムシみたいなのはしょっちゅういたのだが、今回は玉虫である。
 玉虫色なーんちゃって閣僚やってるときは玉虫色だが、選挙となると妙にはっきりしてるのいるよねえ。当選したら又玉虫になっちゃうのだから始末が悪い。
 その点じょんのび村の玉虫は純粋で美しい、それが一匹二匹じゃないんだうじゃうじゃといて、カメラを向けている私の方にも飛んでくる。なかなか感激もんの玉虫君達でごわす。Img_2815 Img_2816 Img_2818 Img_2821


てな訳で珍しい動植物が次々と現れるじょんのび村では貴重な写真をアルバムにすることにした。タイトルだけ作ってまだ公開していないが、楽しみにしていただきたい。なに、虫やキノコよりじょんが興味深いって、、、、さもありなむ。
【作業日誌 8/16】
芝生広場の草引き

今日のじょん:夕刻じょんの様子がおかしい、尻尾を下げて落ち着かない様子だ。またしても動物が来たのかなと思いきや、でかいショウリョウバッタが網戸にへばりついているのだ。虫に対しては反応が鋭く、7,8cmもあろうかというこのバッタには興味というより恐怖を感じているようだ。やむなく外に廻り、火箸で摘んで捨てに行くが、それでも落ち着かない様子だ。「いつまでこわがってんねん」と怒って覗くと、今度は雨蛙がへばりついている。かんべんしてよ、上林はいろんな生き物が生きてるんだ、いちいち怖がるなよ。 

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