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2011年08月19日 07時39分20秒 | お役立ち情報
18日のニューヨーク金先物相場は4日続伸した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である12月物は前日比28.2ドル高の1トロイオンス1822.0ドルで終えた。米景気の減速懸念と米株式相場の下落を背景に、投資家がリスク回避姿勢を強化。資金の逃避先となりやすい金への買いが加速した。12月物は一時1829.7ドルまで上昇し、最高値を更新した。

 朝方発表の雇用と製造業の景況感、住宅関連の米経済指標が軒並み悪化した。米株式市場ではダウ工業株30種平均の下げ幅が一時500ドルを超え、終日軟調に推移。景気の先行きと変動の激しい株式相場への警戒感が広がり、実物資産の裏付けのある金先物に買いが膨らんだ。

 7月の米消費者物価指数が前月比で上昇し、市場予想も上回った。インフレに強い資産とされる金の買い材料になった面もある。

 銀は5日続伸。プラチナは9日続伸した。


トロイオンス[ troy ounce ]
金やプラチナ、銀など貴金属や宝石の重量を量る単位。1トロイオンスは31.1035グラムに相当する。貴金属の国際取引では「1トロイオンスあたり何ドル」という表現で取引される。「toz」や「oz」と略して表記されることもある。英国で始まり世界に広がった。国内では、地金の販売にはグラム単位が使われているが、投資用金貨の販売では海外と同様に2分の1オンス、10分の1オンスなど、トロイオンスを基準とした重量が使われている。

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