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福島産の野菜を食べ続けた大塚キャスター急性白血病にネット上騒然

2011年12月27日 06時44分37秒 | ニュース
「安全ではなく危険を証明!」
フジテレビ系の情報番組「めざましテレビ」のメイン司会者、大塚範一キャスターが急性白血病で休養に入った。

この報道を受け、ネット上では福島県産の野菜を食べたせい、とする書き込みが多発し、物議を醸している。Original uploader was VashiDonsk at en.wikipedia
番組内で福島県産の野菜を試食
大塚キャスターは福島県産農産物の安全性をアピールするため、番組内でたびたび試食を行って見せた。

4月14日には、福島県いわき市産アスパラガスとミニトマトを使った野菜カレー。5月6日には同じくいわき市産のトマト。 5月12日には福島県会津若松市産のこごみ。5月12日には福島県川俣でとれたシャモの親子丼。5月13日には福島県産しいたけ。 6月4日には福島の甘こうじ味噌を使用した肉じゃが。 6月17日には福島県産さやえんどう。 7月1日には福島県産スナップえんどう。

専門家の多くは因果関係を否定するが、こういった食品を食べた大塚キャスターが急性白血病を発症したことは紛れもない事実である。

ネット上では「勇気ある挑戦は輝かしかったが、結局『福島産は危ない』という結末となった」などの書き込みが見られ、韓国メディアも同事実を報じた。

大塚キャスターの入院と同様にネット上で放射線への不安をあおる原因となっている「ニュース」がある。


もう一つの急性白血病
9月にやはり急性白血病で死亡した釣りコラムニスト阿部洋人さん(享年24歳)が原発近辺で野宿し、釣った魚を食べていた、という情報だ。

11月28日に「2ちゃんねる」に掲載されると、瞬く間に拡散したが、亡くなった阿部さんが原発近辺で野宿したり、近辺で釣った魚を食べていた、という事実はないという。

こういった虚実の入り混じった噂が爆発的に拡散する背景には、安全情報を発信する東京電力や専門家に対する強烈な不信感がある。


誰も安全性を保証できない中での選択
8月には福島第1原発で働いていた40代の作業員が急性白血病で死亡した。

白血病の発症率は2006年の統計で年間10万人あたり5.9人となっている。かなり稀少な病気なのだ。

大塚キャスター、原発作業員などの発症を並べると、放射線被曝した人のリスクが高まっているのでは、という疑いを「感覚」として持ってしまうのは、いたしかたないことだろう。

問題はこの疑いを誰も晴らすことができないことにある。
東京電力や政府は嘘をつき続けてきた。マスコミに登場する「専門家」もしかりだ。

放射線被曝による急性白血病の発症は被曝2年後から、というのが医学的な共通認識だという。

大塚キャスターや作業員の発症を専門家が「原発事故とは無関係」とするのは、これに基づく。

ただ、共通認識の根拠となっているのは長崎、広島の被曝だという。長崎、広島の被爆者についてサンプル調査が行われたのは、1950年以降である。原爆投下後5年が経過しており、それまでの発症状況については、記録されていない。

こういった事実を知るにつけ、やはり「疑い」を捨てることは難しくなる。もしこの疑いがえん罪であったとしても、特に被害はない。一方、「信頼」が裏切られた場合には、自身はもちろん、家族にまでがんや白血病という実質的な被害がおよぶかもしれないからだ。
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太平洋戦争帰還兵「戦友は生きたままハゲタカにつつかれた」

2011年12月27日 06時29分56秒 | ニュース
ノンフィクション作家・門田隆将氏が100人を超す元兵士に取材した戦争ノンフィクションの決定版三部作『太平洋戦争最後の証言』。真珠湾攻撃から70年となる12月に上梓された第二部の「陸軍玉砕編」には、壮絶な最前線が再現されている。インド北東部で展開された「インパール作戦」にまつわる帰還兵の声を基に、門田氏がレポートする。(文中敬称略)

* * *
井上誠氏は、大正十年生まれの九十歳の元兵士である。昭和十九年三月に始まったインド北東部インパールを攻略する「インパール作戦」からの生き残りだ。作戦の主力を担った通称・祭兵団で砲兵を務めた。井上氏が振り返る。

「カングラトンビというとこは、ほとんどインパールの町や。大激戦やった。祭だけでやったね。向こうは戦車で、こっちはようけ死んどる。山を降りてきたら、戦車が布陣しててな。それで、また黒いインド兵の後ろに白人のイギリス兵がおるの。インド兵は、うしろからイギリス兵に“行け、行け”と言われて撃ちよる。こっちは補給線が延び切っとったからな。結局、突破できんかったですわ」

インパール防衛に兵員、武器ともに増強しつづける連合軍と、弾薬も食糧も枯渇していた祭兵団。勝負は誰の目にも明らかだった。

糧沫が尽き、そのうえ雨季への突入が日本軍を苦しめた。執拗な連合軍の空爆と砲撃は、水に浸かった塹壕の中に潜む日本兵を苦しめ続けた。マラリアに感染する兵士があとを絶たず、ついに日本軍は、作戦続行が困難となるのである。南方軍がインパール作戦の中止を命令したのは、昭和十九年七月二日のことである。

撤退は惨めなものだった。追撃してくる連合軍から逃げながら、食糧もないまま再びアラカン山脈を越えて退却するのである。

「昼間はジャングルで寝てて晩に歩くんや。敵の攻撃があるからな。哀れなもんですよ。あそこは、ハゲタカが来るねん。こっちが死ぬの待ってる。じっと座ってたら、すぐ食いつきよんねん。結構大きいで。それが、へたっとる奴を探しとんねん。道でへたって追い返す力がなかったらそれで仕舞いですわ。生きたままつつかれます。あいつら顔から食べていくんです」

ハゲタカは人間の“目”からつつき始めるという。

「そうや。目玉をどつきよんねん。顔が出てるから、それから頬をつついてな。生きながら食われるわけや。ものすごい雨の中でもきよる。白骨になっていくっていうのは、ハゲタカに食われてしまうのや」

死体や負傷兵の傷口にはウジが涌いた。ハエが止まったと思うと、そこから必ずウジが出てくるのである。

「食べるもんがあらへんやろ? 元気な奴は、そのウジ虫をとって食うとんねん。わしは食べへんかったけどな。すぐ白骨になるんは、ハゲタカとウジのせいや」

※週刊ポスト2012年1月1・6日号
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中国、時速500キロ超の新型列車 事故報告待たず

2011年12月27日 06時22分41秒 | 海外情報
26日の新華社電によると、中国国有の鉄道車両メーカー「中国南車」は25日、500キロを超える最高時速を出す性能を持つ中国最速の試験用新型列車を公開した。40人が死亡した浙江省の高速鉄道事故を受け、政府が8月に高速鉄道の営業速度引き下げを指示してからわずか4カ月。事故調査報告書はまだ公表されておらず、事故の区切りが付いていない段階で高速技術を追求する姿勢を見せたことに疑問が投げ掛けられそうだ。

 北京交通大の趙堅教授は中国紙に「中国に必要なのは安全性を高める研究だ」と述べ、高速技術の開発は不要だと指摘している。

 中国南車によると、新型列車は、川崎重工業から導入した日本の新幹線「はやて」などの技術をベースに開発した列車CRH380Aを改良。車両を動かすための電力を引き上げ、空気抵抗を抑えるため先頭車両の形が鋭くなっている。設計した技術者は「中国の古代の剣をイメージした」と話している。

 CRH380Aは昨年12月の試験走行で時速486.1キロと最速記録を更新し、日本の新幹線を追い抜いた。フランス高速鉄道TGVは2007年の試験走行で時速574.8キロを達成した。
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