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企業の官僚接待、性サービスや賄賂から母乳まで荒れ放題―香港メディア

2013年07月23日 07時45分34秒 | 海外
2013年7月21日、香港紙・大公報(電子版)によると、企業などによる官僚への接待がとどまるところを知らないと中国国営通信社・新華社の記者が暴露した。性サービスの提供や贈賄は言うに及ばず、母乳を飲ませる接待まである。

ある現職の高級官僚は数年前に副部長クラスのポストにあった時、富豪が北京で用意した宴会に出た。豪華な食事が出されたが、その中には美女の母乳もあったと、記者は中国版ツイッター「微博」で明かした。それも、宴会の出席者全員に1人ずつ全裸の美女が用意され、直接母乳を飲ませるという趣向で、出席者は美女が登場すると会話も食事もやめ、美女に抱きついて“料理”を堪能したという。

こうした異様な接待は数年前に北京で盛んに行われていたと記者は香港紙・蘋果日報の取材に明かしたが、官僚の名や接待の行われた場所などは口にしなかった。記者は特定の誰かを貶めるためではなく、メディアに対する締め付けを感じる中で当局への警告として暴露したと話している。

記者によると、母乳まで飲むような官僚は減ってきているが、こうした官僚の存在は中国共産党の中央規律検査委員会も把握しており、一定以上のポストにある者は処分の対象となるが、それ以下の“小者”は野放しになっているという。(翻訳・編集/岡田)
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<福島第1原発>汚染水海洋漏れ、地元漁民ら怒り

2013年07月23日 07時20分07秒 | ニュース
 「やっぱりか」「なぜ今日なのか」。東京電力福島第1原発の敷地内で出た放射性汚染水について、22日、懸念されていた海洋漏れが「あった」と認めた東電に対し、原発事故の影響で漁自粛が続く福島県の地元漁協は怒りをあらわにした。計り知れない風評被害の拡大へ不信感や危機感をのぞかせた。【中尾卓英、神保圭作、高橋秀郎】

 福島県いわき市沿岸では今年9月から、シラスなどの試験操業が原発事故後で初めて開始される予定で、この日は地元で漁協組合長らが専門家を交えて協議していた。その後飛び込んだ最悪のニュースだった。県内のある漁協関係者は「海に流れているのではないかということはうすうす感じていた」と話し、別の漁業関係者は「選挙が終わった日になぜ」と話していた。

 東電の新妻常正常務らは22日午後3時半、汚染水が海へ漏えいしている事実を説明するため、いわき市の県漁連を訪問。頭をさげる常務らに、対応した県漁連の野崎哲会長や、いわき市漁協、相馬双葉漁協の組合長は硬い表情で「風評被害につながる。ショックは大きい。とにかく早く漏えい対策を取ってほしい」と迫ったという。

 県漁連と東電は、たまり続ける汚染水対策の一環として地下水をくみ上げ海に放出する「地下水バイパス」の稼働を巡り、議論を続けている。県漁連の幹部は「(今回の汚染水漏れの)影響は大きい。組合員へも説明を続けているが、反発は避けられない」と話す。

 いわき市漁協の矢吹正一組合長は「重い話だった。分かりにくい数値を並べるより、我々の生活の糧である『常磐の海』を以前の状態に戻すことが東電と国の使命」と指摘した。

 一方、昨夏に試験操業を始めた相馬双葉漁協の佐藤弘行組合長は「これまでの説明で一番厳しい内容だ。慎重に慎重を重ね、放射性物質検査で基準値(1キロあたり100ベクレル)を下回る魚を15種まで一つ一つ増やして試験操業をしてきたのに」と不満を漏らした。
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