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中国人CAが「1万メートル上空で見た国民の素質」…強国への道はまだまだ長い―中国ネット

2014年05月31日 05時25分03秒 | 海外情報
中国メディア・新週刊は4月10日、中国人客室乗務員(CA)による「1万メートル上空で見た国民の素質」と題した文書を「推薦文書」として中国版ツイッターで紹介した。

文書は、エミレーツ航空に勤務している中国人CAが経験した話で「嘘や誇張は一切ない」と断って始まる。

冒頭で紹介されるのは、CAたちに最も人気があるフライトが日本行きの便であること。理由は「日本人は礼儀正しく、秩序正しく、誰も呼び鈴を押さないし、苦情を訴えない」「経験者はみな日本の礼儀、日本の寿司、日本の大通りや路地、日本の清潔さを愛するようになる」ためだ。このため、日本行きの便は希望してもなかなか搭乗できないという。

逆に、簡単に搭乗できるのは中国行きのフライト。理由は中国人CAが少ないうえに、外国人CAにも人気がないためだという。そして、北京からドバイに飛んだあるフライトの経験を紹介する。

その便は、中国のある大企業の社員旅行で、飛行機をチャーターした上に40軒以上のホテルやアブダビのテーマパーク「フェラーリ・ワールド」を3日間借り切り、総予算が数億ディルハム(1ディルハム=約28円)という豪華なツアーだ。中国人CAは内心で「外国人CAたちに、中国の本当の金持ちをみせてやる!」と喜んで搭乗した。しかし、それが「私にとって有史以来、最も腐ったフライト」になってしまう。

まず、離陸直後、乗客に提供する食事や飲料の準備をしている最中に、すでに十数人が座席で呼び鈴を押す。それらはゲームの使い方を聞いたり、お湯を要求したり、食事までの時間を聞いたりといったつまらない用件だった。その後、以下のような出来事が起きる。

「1人のおばさんに呼ばれた。おばさんは『子供が腹が減ってすぐ食事する必要がある』というので、食事は今温めている最中であることを説明し、30分後に提供できることを伝えた。でも、おばさんは4、5分ごとに呼び鈴を押したり、通り掛かった私のスカートを引っ張り、『もう子供はご飯を食べて寝なきゃいけない』『食事しないで寝たら胃が痛くなる』などと言う。先にビスケットを持ってこようかと提案すると、おばさんは『ちゃんとした食事じゃなきゃダメ』と言う。食事が出来上がり、真っ先にこの子に持って行くと、おばさんに『なぜ私の分がないの?』と聞かれあきれ果てた。その後、おばさんはキッチンに来て、『料理が辛い』と交換を要求した。余分な食事がないことを伝えてもしゃべり続ける。見かねた上司が状況をはっきり伝え、おばさんはやっと席に戻った。彼女の可愛い子どもは、その後何時間も楽しくゲームで遊んでやっと眠った」

「大勢の乗客は食後、ディナーのプレートが座席にあるのを嫌がり、床のいたるところはプレートだらけになった。同僚の中国人CAは、1人の女性客にプレートを床に投げ捨てられ『拾えば?』と言われた。非常口の前の空間には、十数組のプレートが積み上がった。私は乗客にプレートを拾ってもらおうと台車を押して歩いたが、ある乗客は目を閉じて寝たふりをした。1人の女性客は私がまだ3、4列前にいる時から『早く持って行って!』『遅すぎ!プレートがあったらどうやって眠ればいいの!』と叫んでいた。そして、さっきのおばさんは2枚のプレートをキッチンに持って来て、置き場がないことが分かると床に投げ捨てた」

「食事の後はトイレに行列ができた。揺れが強くなってシートベルト着用ランプが点灯したため、英語と中国語で座席に戻るよう放送した。だが、3回放送しても一人も席に戻らなかった」

これらのエピソードを紹介した後、筆者の中国人CAは「留学時代に外国人CAに軽蔑されて不快に思ったが、あれは偏見や嫉妬ではなかった」と中国人乗客のマナーを嘆く。そして「自分が目の黒いうちに、中国も日本のように秩序や礼儀が世界に認められるといいね」と同僚に話をしたら「生きてるうちは無理」と返されたことを紹介。

最後は「強国への道はまだとても長い」とまとめている。

(編集 都築)
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ネットバンキング攻撃急増 動画ソフト「フラッシュ」に脆弱性

2014年05月31日 05時16分09秒 | お役立ち情報
 インターネットバンキングのIDやパスワードを盗もうとするサイバー攻撃が増加している。広く使われている動画再生ソフトのセキュリティー上の欠陥(脆弱性)を突く上に、日本に標的を合わせている。ソフトを更新するなどの自衛策が必要だ。

 米情報セキュリティー大手シマンテックの日本法人(東京・港、河村浩明社長)は30日、米アドビシステムズの動画再生ソフト「フラッシュプレーヤー」の脆弱性を突き、ネットバンキングのログイン情報を盗むウイルスを送り込むタイプのサイバー攻撃が日本で急増していると発表した。攻撃は今月中旬に発生して23日以降に急増、26日と27日はシマンテック製品が防いだ攻撃だけで7000件を超えた。アドビは今回の攻撃に使われた脆弱性について、すでに修正プログラム(パッチ)を公開済み。

 攻撃者は管理の甘いウェブサイトに脆弱性を攻撃するプログラムをしかけて、脆弱性のあるパソコンでサイトにアクセスすると利用者が気がつかないうちにウイルスを送り込む「ドライブ・バイ・ダウンロード」と呼ぶ攻撃をしかけている。今回、旅行大手やブログ大手などのサイトがウイルスをばらまく「踏み台」にされた。利用された各サイトは現在対策を施したが、攻撃者は次々に踏み台を探すため「引き続き注意が必要」とシマンテックは警告している。

 ウイルスは金融機関など少なくとも13のサイトで使われるログイン情報を盗む機能があることが確認されている。ウイルスに感染すると、パソコン利用者がネットバンキングのサイトに接続したときにその銀行に似せた偽の画面をパソコンに表示する。利用者が誤ってIDやパスワードなどを入力すると、攻撃者のサーバーに送信。攻撃者は盗んだ情報を悪用して不正送金などに使う。

 攻撃の94%が日本に向けられており、シマンテックの浜田譲治セキュリティレスポンスシニアマネージャは「明らかに日本に標的を合わせている」と話す。浜田氏は今回の攻撃者チームは2月に米マイクロソフトのウェブ閲覧ソフト「インターネット・エクスプローラー」の脆弱性を悪用して日本を標的にサイバー攻撃をしかけた東アジアに拠点を置く攻撃チームと同一とみている。

 また、トレンドマイクロは29日、ネットバンキングを狙う新たなウイルス「ボートラック」が日本で発生していると注意情報を流した。26日には少なくとも45件を検出。「警戒すべき基準を大きく超えた」として同社は感染した場合の復旧ソフトを公開した。

 ボートラックも偽の画面を表示してログイン情報を盗むタイプのウイルス。大手4銀行に加えて、5つのクレジットカードを対象にしていることが特徴。また、感染するとウイルス対策ソフトを無効にするため、被害に気がつきにくい。

 ウイルス発信源の一つがフランスのドメインを持つサイトという。パソコンで使うプログラム言語「Java(ジャバ)」の実行ソフトに脆弱性があると、ボートラックが送り込まれやすい。
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