20日のニューヨーク金先物相場は急反落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で、取引の中心である8月物は前日比87.8ドル安の1トロイオンス1286.2ドルで終えた。通常取引後の時間外取引で一時1275.4ドルまで下落し、中心限月として2010年9月21日以来、約2年9カ月ぶりの安値をつけた。米国の量的金融緩和が早い段階で縮小するとの見方から売りが続いた。
前日のバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見を受け、緩和縮小の時期が想定していたより早まるとの見方が強まった。実現した場合に市場への資金流入が減るとして売りが出た。
外国為替市場でドルが円やユーロに対して上昇。ドルの代替資産として逆の値動きになりやすい金を売る動きを促した面もあった。
金先物は5月の直近安値である1336ドルを下回ると損失を限定する目的の売りを巻き込み、下げが加速。米株式相場が午後に一段安になると投資家心理がさらに悪化し、金相場も下げに拍車が掛かった。
銀は4日続落。中心限月の7月物は一時1トロイオンス19.640ドルまで下落し、中心限月として10年9月以来、約2年9カ月ぶりに節目の20ドルを割り込んだ。世界経済のけん引役である中国の経済指標の悪化を受けて、産業部材に使われる銀の需要が減るとの見方から売りが出た。
プラチナは続落した。
前日のバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見を受け、緩和縮小の時期が想定していたより早まるとの見方が強まった。実現した場合に市場への資金流入が減るとして売りが出た。
外国為替市場でドルが円やユーロに対して上昇。ドルの代替資産として逆の値動きになりやすい金を売る動きを促した面もあった。
金先物は5月の直近安値である1336ドルを下回ると損失を限定する目的の売りを巻き込み、下げが加速。米株式相場が午後に一段安になると投資家心理がさらに悪化し、金相場も下げに拍車が掛かった。
銀は4日続落。中心限月の7月物は一時1トロイオンス19.640ドルまで下落し、中心限月として10年9月以来、約2年9カ月ぶりに節目の20ドルを割り込んだ。世界経済のけん引役である中国の経済指標の悪化を受けて、産業部材に使われる銀の需要が減るとの見方から売りが出た。
プラチナは続落した。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます