日本銀行が17日に発表した2016年10〜12月期の資金循環統計(速報)によると、個人(家計部門)が持つ金融資産の残高は、12月末時点で前年同期比0・9%増の1800兆円となり、4四半期ぶりに過去最高を更新した。
米大統領選後の「トランプ相場」で株高が進み、株式などの価値が上がったためだ。一方、現金や預金の残高も増え続けており、「貯蓄から投資へ」の動きは進んでいない。
内訳を見ると、「現金・預金」が同1・8%増の937兆円と過去最高だった。前年同期と比べて残高が増えるのは40四半期連続だ。家計の金融資産全体に占める割合は52%だった。
「株式等」は0・4%減の167兆円だったが、減少幅は9月末(2・1%減)から縮小した。「投資信託」は0・2%増の96兆円だった。
米大統領選後の「トランプ相場」で株高が進み、株式などの価値が上がったためだ。一方、現金や預金の残高も増え続けており、「貯蓄から投資へ」の動きは進んでいない。
内訳を見ると、「現金・預金」が同1・8%増の937兆円と過去最高だった。前年同期と比べて残高が増えるのは40四半期連続だ。家計の金融資産全体に占める割合は52%だった。
「株式等」は0・4%減の167兆円だったが、減少幅は9月末(2・1%減)から縮小した。「投資信託」は0・2%増の96兆円だった。
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