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南アフリカのHIV感染者、半数が出産年齢の女性

2012年02月20日 07時51分53秒 | ニュース
2012年2月18日:南アフリカ異民族研究所(SAIRR)はこのほど、南アフリカでのHIV(エイズウイルス)感染者の2人に1人が出産年齢の女性とする調査結果を発表した。南アフリカでは人口の1割に当たる558万人もの人々がHIVに感染し、うち53%の293万人は出産年齢とされる15-49歳の女性だった。、、貧しさから売春を行う女性が多く、お金がかかる健康チェックも行わないため知らないうちにお客にHIVを感染させる。感染したお客も知らずに妻にHIVを感染させ、結果として誰も知らないうちに生まれた子どもが感染してしまっているという悲劇が多発している。

、、世界のHIV感染者数は09年の時点で3300万人。4000万人に及んでいた03―05年ごろと比べると規模は縮小してきているものの、これは亡くなる人が増えて状況が均衡してきているためで問題そのものが大きく改善したわけではない。

 世界の感染者の68%は南アフリカを含めたサブサハラ(サハラ砂漠以南)地域に集中する。感染率ではスワジランドやボツワナが2割を超える最悪の状況だが南アフリカの1割も低くない。SAIRRのレラート調査員は今回の発表に際し「(南アの)人口は世界のたった0.7%だがHIV感染者では世界の17%をも占める」と、ことの深刻さを伝えた。こうした状況を鑑み、ズマ大統領は2011年11月、「今後5年でHIV感染者と結核患者を半減させる国家計画」を打ち出して予防や検査体制の強化などに取り組む姿勢を示している。参照記事より抜粋 図は2007年 Estimated HIV infection in Africa in 2007 shows high rates of infection in Southern Africa

南アでの201年の HIV/AIDSによる死亡者は約28万人。日本では、わかっているだけでHIVとエイズ患者合わせて累計約1万8千人。日本での感染者は増加傾向にあるが、検査をする人が逆に少なくなっているという。

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