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大気汚染の頻発期に突入、10~20年継続の可能性も―中国

2013年12月08日 09時15分30秒 | ニュース
2013年12月6日、中国各地の大気汚染やスモッグについて、専門家は発生率が高くなる時期に入ったと警告。大気浄化の効果的な対策を取らなければ、こうした状況が10~20年継続する可能性もあると指摘した。中国紙・新京報が伝えた。

中国中央気象台が5日に発表した全国大気汚染気象条件予報図では、江蘇省や浙江省、河北省一帯が赤色で表示され、中でも江蘇省南部は最も深刻な汚染状態を示す赤褐色に塗られていた。

また、5日は西南地区や華北地区のスモッグは幾分弱まったものの、江蘇省や上海、浙江省北部、安徽省東部などは依然として深刻な状態が続き、大気の汚染状態は4日連続となった。

中央気象台が発表したデータによると、今年の全国のスモッグ発生の平均日数は4.7日で、例年の同時期の発生日数より2.3日も多くなっており、1961年以降最多を記録している。

中央気象台の何立富(ホー・リーフー)首席予報官は、「今回の大気汚染の分布地域は華北地区だけでなく華東地区全体にも及んでおり、この冬最大のスモッグ発生と言える。継続時間が長いことが今回の特徴だ」と話した。

ネット上では「散歩行き リード見えても 犬見えず ワンワンだけを 頼りに歩む」「手をつないでいるのに君の顔が見えない。僕らの間は世界で最も遠い距離」など、頻発する深刻な大気汚染やスモッグを嘆くコメントが多く寄せられている。(翻訳・編集/HA)
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