10日(金)は会社をサボって高原川の支流へツヨシ君と渓流釣り。前週の雨でやや増水気味ながら、曇って暑くもなく良いコンデション。
しかしいつもの駐車スペースには先行者の車。
平日のしかもあんな山奥ででも他人と小競り合いをしなければならない。
これが渓流釣りの一番嫌なところ。
車から1時間林道を上ってから渓へ降りる。先行者はもうひとつ上流の降り口から入渓したようで、すぐに1尾目。
22cm程度。この川の典型的な岩魚。サイズもこのサイズが最も多い。魚の活性はなかなか高い。
昨シーズンは海ばかりで渓流は1回も行かなかったので、キャスティングを忘れてないか心配したが普通に釣れてひと安心。
その後先行者が遡行したあとからは、竿抜けポイントしか魚が出ないようになる。
中小のポイントはほとんど無反応。エサ師が攻めそうな、おいしそうな場所をイメージして、それを外すように2級ポイントを探っていく。
それでもなんとか釣った28cm。エルクヘアカディスの#12。この川の魚はフライを選ばないので視認性と耐久性でこればっかり。インジケータを背負わせて、その上マジックで赤く塗って視認性アップ。
その後どんなポイントでも魚が出なくなったので心が折れ、ツヨシ君のギャラリーに徹する。日頃から身体を鍛えている彼は余裕で粘る。
普段運動をしないデスクワークのサラリーマンには、この川の遡行はかなりの難行です。遡行後は林道まで薮こぎ30分の直登をして、林道を2時間以上掛けて下り、車まで戻るというコースです。多少メタボになったとはいえ、若い頃から渓流釣りに親しんできたので、普通の人より山歩きは慣れてるはずですが辛い。釣れれば良いけど、釣れないと精神的にもかなり辛い。この日も後半は脚が言うことを聞かず、目の前の岩に跳んでも届かない、流れの中でも踏ん張れず流される。くたくた&ずぶ濡れです。日曜日の今日は地域の一斉清掃ですが、まだ筋肉痛が取れません。