完成車両は買わないって言ってもさあ、これはしょうがないでしょ。
鉄コレ22弾の開封買い予約品が、日曜日に届いた。
近江と若狭を結ぶから江若なんです。
どうしても、京福のびわこ号顔の気動車が欲しかった。
エッチングやペーパーキットでも出てるが、躊躇してたら完成品でたんでね。
Nゲージは自分で手も動かさないくせに、完成品の欠点をあげつらう輩が多いので、辟易する。
気に入らないなら自分で手を入れればいいじゃん。
コレをどう料理するかは未定。
メインはこいつ、キハユニ15。
ディーゼルカー黎明期に国鉄は色んな試作を実地でやってノウハウを蓄積した。
最終的にはDMH17系エンジンと トルクコンバーター方式に落ち着いたけど、
それまでの試行錯誤が、現代と違うんだよね。
基本設計が戦前のDMH17を標準にしたのが、良いか悪いかの議論は別にしてね。
今はそんな技術的な試行錯誤の猶予を与えてくれる会社はないよね。
日本の工業技術を育成しよう、という国の後ろ盾があったからできたことじゃないのかな。
キハ17で標準化することになったので、それまでの試作車はすべて改造することになりました。
SLを使ってると後進国に見られるから、ディーゼル動車でSL淘汰して動力近代化だっ!
と進めたら、郵便や小荷物を載せる客車列車もなくなってしまうので、
試作車の多くは郵便と荷物を載せる車に改造された。
気動車/三等/郵便/荷物を略してキハユニ。
幼少の頃、国鉄宮津線でこの車輌に乗ったことがあります。
家族は別の車輌に乗ってたのに、ひとりで先頭のこの車まで行きました。
薄緑色の狭い車内、というのは鮮明に覚えています。
何のドキュメントも残してないのが、ガキなんですけどね。
調べて、宮津線のキハユニ15のナンバーは特定できました。
タラコ色はキライなので、ツートンに塗り替えます。
そうすると消えちゃう、バス窓のHゴムとかナンバーとかの再生が面倒かな。