今年のプラモは前半随分ダッシュを掛けたのに、夏の釣りシーズンにサボったので、当初の目標であった月一完成が危ぶまれていました。
でも、夏の何もやりたくない合間に、簡単な1/48AFVをこっそり進めていたんです。
昨年の11月のタミヤフェアの雰囲気に飲まれて買ったイタリアの装甲車。
家に帰って冷静に眺めてみると、どうも欲しかったのとイメージが違う。
限定と書いてあったし、安かったので買ったものの、ずっと欲しいと思っていた装甲車よりカッコ悪いのです。
こんな車高高くないし。
調べてみたら、欲しかったのはこっちでした。サハリアーナ。1/35だけど。
砂漠をクルーズするボートのような、この装甲車がずっとカッコいいなあと思っていました。
でも定価で¥6000超えじゃちょっと買えません。
タミヤフェアで見つけて、1/48で出たんだって勝手な勘違い。
1/35なら¥6000でも1/48なら買えるじゃん、と早合点して買ったこの子。
全然違うじゃん。最初からモチベーションダウンです。
でも買ったら作らなきゃって。
いろんなキットの合間に組んでました。
組み立てが終わったのは夏のこと。
ずーっと放置してましたが、仕上げました。
なんで全然形が違うのに買っちゃったんだろ。
ホイールやタイヤは同じっぽい。
苦労したのが、ピザの国旗。
ど真ん中にこんな出っ張りがあったら、まともに貼れるわけないじゃん。ゴムじゃないんだし。
案の定、赤と緑が引きつって台形になりました。気にしないけど。
誰が考えてもこうなるのが物理的に正しいので、そのままにします。
タイヤはゴムっぽい真っ黒な軟質素材です。
それにピグメントを付けて、真っ黒からホコリっぽく。
車体はブラウンでウオッシングと、明るいダークイエローでドライブラシしました。
マフラーは、グンゼ水性のラストにウエザリングカラーの錆色と茶色の粉。
大きさの比較のため、いすゞのトラック♬を出してきました。
当時の日本のセンスでは、こんなダサい装甲車でも作れなかっただろうと、この並びを見るだけでもわかります。
俯仰自由な主砲はロックが無いので、常に元気よく上向き。
水平に固定しようか。
イタ公はどういう運用を想定していたのでしょうか。
占領地の警察用かな。
戦車相手には戦えないし、強行偵察用かな。
単にイタリア人は車が好きなだけって感じもするね。
日本のダサさとはまた違うダサさですなあ。
釣りはいまいちだったけど、模型はまあまあだったかな。
これが今年最後の12番目の完成品なのでした。
まだ陽は出ていますが、雪が舞い始めました。
今朝はマイナス7度程度まで下がったようです。本格的な冬になりました。
積もりはしないけどね。
昨日のうちに、玄関やウッドデッキまわりの掃除を済ませておいてよかった。
海自の哨戒機が隣国の艦船にロックオンされた件。
放送された映像の音声では、無線で自らのことを「Japan Navy・・」と名乗ってました。
海軍なんだ。自覚してるんだ。
じえいたいとか軍隊とか、護衛艦とか空母とか、言葉に拘った議論ってまったく不毛だと思います。
客観的に見れば、海軍機だし、軍艦だし、空母なんだからねえ。
うちの海軍機も完成したようです。付け忘れが無ければ。
駐機状態なら主翼をリフトした状態にすれば良かった。
気づいたのが遅かったのよねえ。
爆弾とかを付けないと非常にスマートでスッキリしてますが、沢山吊るすとコルセアと見まちがうほどです。
撮影台から人工芝を取りました。
水平から垂直面へのグラデが無いので、黒との境界が上手く処理できるといいんだけど。
サイドワインダーが前下がりなのは正しいんですかね。
たったこれだけの爆弾とサイドワインダーを仕上げるのに、2日くらい費やしました。
小さなミサイルのパーティングライン消しとか塗装とかデカールも、イラつく作業でした。
大戦機ではあまり経験しなかった作業ですね。
その上、このキットはランチャーとミサイルなどのはめ合いが、キッチリ付きません。
随分苦労して両側ともなんとか機体に接着したのですが、サイドワインダーASSYはどうしても角度が気に入らなくて引っ剥がしました。
バラして再組立てして、すき間に瞬着を流してから昨夜寝ました。
今朝4時からペーパー掛けして塗装しましたが、先を焦って電気ストーブで乾かしたら、ブツブツができてまたシンナードボン。
なんとか2回目の塗装でOK出しました。
ミサイルの取付角度とかの説明が組説にないし、実物の画像もよく見えないものばかりで、わからなくて困りました。
ネットで調べると、結構皆さん角度がバラバラでしたね。だから自分の好きにしました。
サイドワインダーの角度が歪んでるように見えるなあ。
窓下の201の0の中に目を貼ったら、存在がわからないや。
プラ板で作り直した脚庫の扉は、爆弾に隠れて全然見えないのでした。
付属のデカールは印刷と抜型の位置合わせ精度が良いので、余白がほとんどありません。
なので、窓の隈取もデカールで簡単にできました。
鼻先と一緒にアンチグレアをつや消しで塗っていたので、ウインドシールドの隈取は、黒と一体になったものではなくて、黄色い枠だけのを貼りました。デカールの黒はつや有だったので。
201の左の4つの半円の穴は、濃い目の黒をしっかり入れしたのに、拡大すると中央部が透けてるのがわかります。
ここ以外の墨入れはダークグレイを使いましたが、基本色が明るいので、かなり黒く見えます。
そういえば、本当は201番のパイロットはバート中佐ではありません。ほかの機体のデカールを貼っただけです。
この画像みたいに台の左隅が奥に見えると、興ざめです。
上側の照明はこんな感じです。球は100W相当のLED。
廃物の天井蛍光灯の白い樹脂のフードを小さく切出して、クリーニング屋の針金ハンガーをばらしたもので引っかけてZライトに吊ります。
こうするとスポットライトにならずに拡散します。
今回は、自分的には飛行機では最高レベルに汚してみました。
元々、グレイはムラムラに吹いてあったのですが、その上から墨入れの拭き残しやフィルターを2色掛けました。
上面はグレイとマルチブラック、下面はグレイとサンドイエローです。
この画像見てて、「NOSTEP」「NOPUSH」をたくさん貼ったのを思い出しました。
飛行機のクリアにつや消しを吹いたのも初めてかなあ。
SA付属のDVDで一番参考になったのは、フィルター液をドバドバかけない、ということでした。
ウエザリングカラーって何回拭き取っても、色が残ってなかなか落ちないなあ、とは思っていたのです。
DVDをみたら講師は、油絵具を点付するのと同じくらいの量を筆で点付けして、それを伸ばしながら拭き取ってました。
今まで、エナメルでのウオッシングと同じようにドバドバかけてたので、エナメルよりも顔料の強いウエザリングカラーは、拭き取り切れなかったんだと気づきました。
今回、点付にしたらコントロールし易かったです。
講師が解説してしゃべってることよりも、筆使いなど何気ない所作の方に、技術や経験の片鱗みたいなのが伺えてためになりました。
頑張ろうと思っていたノズル周りもこんな感じ。
画像にしてみると、もう少し何とかしたいなあ。
まだ展示棚に入れてないので、黒のパステルでも煤のようにポンポンしようかしら。機銃周りも一緒に。
ノズルの先端は磨くと光るメタリック塗料のアイアンを、塗ってから磨いてます。手で触らない箇所なら一番金属っぽく光ります。
デカールは硬くて馴染みにくいですが、反面よれたり破れたりしないので、ほとんどボツにするような失敗はありませんでした。
中国製でないのに離型剤が残っているので、先に洗う必要がありますね。
ビジランティは中国製だから気をつけましょう。
こいつは以前、岐阜のタムで買うた止めた音頭を踊った末に買わず、今夏大宮のタムで再会して埼玉土産にしました。
ハセガワ1/48の縮小コピーと言われるだけあって、良いキットだったな。カッコいいし。
今年最後の完成品だろうか。
(1)1/48 晴嵐 タミヤ
(2)1/35 38t 元トライスター
(3)1/12 SRX-6 タミヤ
(4)1/12 GSX750カタナ タミヤ
(5)1/25 1959キャデラック エルドラド レベル
(6)1/72 B-26 マローダー レベル
(7)1/72 四式重爆 飛龍 ハセガワ
(8)1/24 セリカ 1600GT ハセガワ
(9)1/24 2000GT ハセガワ
(10)1/25 1962インパラSS レベル
(11)1/72 F8クルセイダー アカデミー
今年は以上のラインナップ。
10年位積んだキット5個と、買って1年以内のが6個とバランスよく消化しました。
初めてバイクのプラモを作ったり、アメ車も初めてだったし、趣味が広がった感じ。
月一個を目指していたので、組み立てが済んでるあいつの仕上げをして12個にしようかな。