窓を開けて寝ると、朝晩は布団を掛けたいほどですが、昼間は30度超えでまだまだ暑いですね。
それでも、何もする気にならないほど猛暑ではなく、読書や模型工作に取り組む気になってきました。
昨夜は酒量を減らし早起きして、久々の朝の犬散歩に出ました。
今朝、5:45の月です。中秋の名月は金曜日でしたが、曇って見えませんでした。
日の出も遅くなりました。
彗星の日の丸は白縁付きにするつもりなのですが、付属のデカールは2枚重ねで白縁を表現する仕様で、厚くなるので塗装にしました。
下面の明灰白色を吹いてあったので、マスキングして白を吹き、テープのリングで縁だけカバーします。
手を抜きましたが、外周の境にももう1枚貼るべきでした。
剥がしたら、結構外周に赤が吹き込んで赤い輪中ができていたので。
今回、白はクレオスのクールホワイト、赤はガイアのブライトレッドです。
日の丸を6個と味方識別帯を塗って下面全体をマスキング。
彗星独特の波波S字塗り分けは、クレオスの新しいマスキングテープを使いました。
薄くて透けるのが特徴なんですって。
原寸大に塗装図を拡大して、透明フィルムを置いた上に貼りました。良く見えます。
それを切り抜くのは、このスラロームを切るためにあるようなこのナイフ。
首が自在に回るので、カクカクしないでスラロームできます。
でも計画倒れだったんだよなあ。イラストの精度が悪くて寸法がおかしいの。
少しストレッチして現物に合わせました。
水冷エンジンの調子が良くて、最後の最後まで奮闘した歴戦の勇士がテーマなので、塗装を派手(当社比)に剥がすハゲチョロ作戦発動です。
ダレがハゲじゃ。
なので、まずは剥がしたときに現れる下地のシルバーから。
タミヤラッカーのフラットアルミです。
これ、本当にアルミっぽい。
そして、「なんや、この毛の薄いジジイ。ケープなんぞ買いおって、必要ないやろ!」って目のレジを突破し入手した、ヘアスプレーをプーっとひと吹き。
これ、ケープ吹いた後の画像なんですけど、全然わからないよね。当然。
先にパネルラインに沿って、黒でプレシェードを入れます。
その上から水性アクリルの濃緑色にジャーマングレイを3割ほど足した、彩度の低いグリーンを全体に吹き重ねます。
ここは必ず彗星水性を使うのがポイント。そうしないとうまく剥がれません。
エンジンの保守や点検で、何回も開け閉めしたんでしょうね。
こんな感じにパネルラインに沿って、隈取のように剥がれています。こんな感じにしたい。
過給機のエアインテイクカバーも、結構剥がれてますね。見落としてました。
水でふやかすとブヨブヨしてくるので、簡単に剥がれます。
爪楊枝や固い筆で擦ると、細かく剥がれます。
筆で描こうとしても、私にはこんなに繊細に、且つランダムに描くウデはありません。
拡大すると、アラが見えますね。裸眼だとまあまあと思ってました。
インテイク剥がさなかったなあ。
後の工程でシルバーでタッチアップして修正できるのでこんなもんで。
パネルラインと搭乗席付近を大袈裟に剥がしました。ちょっと説明的すぎるかも。
意識的に粗密を残すのか、全体的に散らばらせた方が良いのか。まだ答えを出せてません。
その上から、油性のクリアを吹いて剥がれをストップします。
デカール前のツルツル状態も兼ねてます。
これがクリア後の全体像。
エルロンとかエレベータとか、羽布張りっぽいところも腰が引けてやんなかったのよね。
歯ブラシや筆で剥がしたところはやや面積が広くボヤっとした感じで、楊枝のところは線状なのが見て取れます。
デカール貼って、エナメルで動翼だけ墨入れして、WCで全体にフィルター掛けて、つや消しクリアでおしまいです。
選択部品は自分の好みで、史実に関係なく勝手にチョイスして使っています。
彗星12型で高い尾翼と、胴体白縁付き日の丸の組み合わせは多分ないと思います。
これに自分の好きな数字並びの、テキトーな隊の機番を貼るので、さらにタチが悪い。
これはスケールモデルではなく、コトブキ飛行隊と同じようなキャラクターモデルと思ってますから。